たかはし小児科クリニック


  *「ワクチンデビューは、2か月のお誕生日から」
  大切なお子様を「ワクチンで防げる病気」から守りましょう

*生まれて間もないお子様から 体に直接入れるワクチン・・・だから。
  特に小さいお子様ほどワクチンを接種する回数が多くなります。
  どんな管理をしているのか?お話ししていきます。


・ワクチンは、基本冷蔵庫保存。
ロタ・ヒブ・プレべナー・ロタリックス
2 度〜8度
水痘・おたふく・麻疹風疹
5 度以下で凍結しないこと
日脳・B型肝炎ワクチン・4種混合ワクチン・ビームゲン・狂犬病ワクチン
10 度以下で凍結しないこと

と、ワクチンに一緒に添付されている書面に、記載されています。


・冷蔵庫保存と言うことで、家庭用冷蔵庫を利用しているところもありますが
 当クリニックでは、大学病院でも使用している医療用冷蔵庫で、ワクチンを保管。


 家庭用冷蔵庫と 医療用冷蔵庫の違いは
 
家庭用冷蔵庫
・弱〜強のレベルで庫内の温度を調節。

・庫内内容量などにより、温度が変わってくる。、

・庫内の温度は、表示されていないため、現在の温度が分からない。冷えすぎていたり、温度が高すぎていても確認ができない。

・開け閉めをした時、温度が上がった際、温度を急激に下げることができない。

医療用冷蔵庫
・温度管理ができる
 庫内の温度は、表示されていて、一定の温度で管理ができる。

扉周りの密閉性が高く、熱漏洩や熱侵入を大幅に削減。

高精度(温度分布、変動幅)な温度制御

開け閉めした時、庫内温度が上がった時、
急速に温度を下げ、設定温度になるようになっている。



など、 ワクチン管理には、医療用の冷蔵庫が最適であると考え、使用することにしました。


・ワクチン以外に冷蔵庫を使用しなくてはいけないものとしては、

  
 坐薬・インフルエンザなどの検査キット・血液などの採取した検体などなど。いろいろありますが、
 ワクチン以外のものと一緒に保管していると、その都度 扉の開閉があることにより、庫内の温度が上がるため、
 
 ワクチン専用に、医療用冷蔵庫。

 他のものに関しては、家庭用の冷蔵庫。
 
と、2台の冷蔵庫を置くことによって、ワクチンの管理の徹底を図っています。




ワクチンは生もの。
 ワクチンは、不活化ワクチン・生ワクチンがありますが、どちらも生もの。

 ワクチンは、当クリニックでは、
 予約本数のみ 納入して医療用の冷蔵庫 に保管しております。

 ですから、 ワクチン接種をご希望の方は、必ずお電話で予約の方をお願いします

  当日 接種希望の場合は、午前中10時までに受付(0333002401)にご連絡ください
 午後4時30分に納入できますので、それ以降にお越しください。
 詳しくはご連絡の際、お話しさせていただきます。

坐薬・検査キット・検体など
保管している冷蔵庫
ワクチン専用
医療用冷蔵庫
   
 当クリニックで使用している医療用冷蔵庫 


  

 上部には、現在の温度が示されています
 上部の拡大写真

         


薬の納入業者は、通常の薬に関しては、納入後すぐでしたら、返品可能なのですが 
ワクチンに関しては、 保管・管理状況が各医療機関によって異なるため、
一度受け取ると、返品難しくなります。 

そのような状況があるため、
他の医療機関の保管状況に関しましては、その医療機関で確認してください。