下図はマンガや映像系などの課題がどんな構成要素で成り立っているかを概略、図化した物です。

授業で配布するプリントを簡略化したものですが、3種類の大きな観点と、物語を組み立てる・視覚的に表現する事に大別されていることはうかがえると思います。様々な要素、項目があります。どの観点・言葉に着目しても構いません。自分なりに発展できるトッカカリを見つけていきましょう。

課題制作では「何を表現したいのか」「何を打ち出して人を楽しませたいのか」というテーマを目指して全ての項目がつながっていくことになります。

課題制作時の主な形式   

キャラクター設定表 :絵と文章で登場人物を表現した物。外見・表情を重視する作画表現と物語構成での文章表現がある。

イメージボード :物語のイメージを表した一枚の絵。ラフスケッチ。コンセプトボード。 彩色する場合もある。

シーンボード :紙芝居的な一枚又は数枚の絵。 ストーリー性・出来事、シーンの舞台となる場・空間の表現も含む。   

プロット :概略・構想 人間関係や出来事との因果関係を概括した物。物語の展開を面白く工夫できるように文や図式でまとめる。

絵コンテ・ラフネーム :ト書き・セリフ・SE等の記述と画面を使い、話を時系列に表した作品の設計図的な物。

マンガ原稿 :B4サイズケント紙枠あり。入試に合わせた1~8ページ程度のマンガ作品。

他、彩色イラスト 着彩クロッキー 想定デッサン アイディア創出のための発想トレーニング 等。

*授業で配布する課題プリント類は必ずファイルし、保存・持参すること。数回に渡る制作、既課題からのリメイクを行う場合がある。

必要道具・画材

鉛筆6B・3B~2H クロッキー帳B4サイズ 消しゴム ねりゴム カッター 定規60CM・20CM 三角定規30CM

コンパス大(直径30cmの円がかける物) 水性絵具彩色道具一式(透明水彩・不透明水彩・アクリル系等 いずれか1種類でよい)

B4ファイルケース(B4サイズ作品が入る物)  資料写真・雑誌(必要時)   市販のマンガ原稿B4サイズ(必要時)

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