皆々様方の日頃の御愛顧に感謝いたしまして、この場をかりてメールフォームにて送られてきた感想の返信をさせて頂きます。一言で言いかえるならば、「手抜き」とも申します。
Iさん
御返事遅れました。IさんはIさんで正しいです。違っておりませぬ。
清貧というには程遠い汚貧生活を送っております。最近はゴキブリとの死闘にあけくれる毎日です。応援どうもです。
Pさん
失礼な。小生の近隣地域はオバケ屋敷ではありませぬ。ごくたまに人魂が出ますが無害です。近所で事故死する人間が多いのも偶然だといえましょう。拙宅には消防車が突っ込んできたこともあります。
ところで小生が生まれるずっと以前、霊能力者が当町を訪問したことがありました。曰く「恐ろしい。こんな凶悪な場所は知らんわ」と、職務を放棄して逃げ出したとのこと。僕が住んでいるのはそんなステキな所です。
Mさん
そうですか。オッサンやヤクザからしかナンパされない小生でありますが、一度だけ異性よりナンパを受けたことがあります。
「タダで良いから、寝ようよ」
実に直接的なナンパでありまして、20歳当時の小生はドキマギしました。ナンパの主は、あたし22歳よと名乗る50代の淑女でした。あれはバツゲームだったのでしょうか。
Uさん
クソくらえ。ありがとう。じゃ、また来てくれ。よろしくお願いします。
Hさん
中国拳法は信じたい。幻想混じりですが、信じたく思います。しかしながら小生は不勉強より宗道臣、李書文の名は知りませんでした。
そこで身近な中国拳法話しをひとつ。知人が大阪のとある中国拳法道場を見学がてら訪れました。道場から出てきたのは、体の小さい初老のジイちゃん。ジイちゃんは知人が中国拳法を舐めていることを見抜き、このように言ったそうです。
「ちょっと組み手でもしてみんか。思いっきりかかってきなさい」
知人は大丈夫だろうかと思いつつ、やや手加減してジイちゃんに飛びかかりました。次の瞬間、体が吹っ飛びました。知人の体が、です。
ジイちゃん曰く、腕力や体に頼れるのは若いうちだけだ。それでは武道とは言えない。私は力を使わない武道を追求している、と。
武道の極意は「立禅」にあるそうです。気功法の一種ですな。
ちなみに知人は空手二段の腕前。世界一強いと思っていた頃の自分を叩きのめした当人で、空手部の先輩でもあります。
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