三等親の葬式にモヒカン頭で出席するハメになりかけた。先日、弁髪・カンフー服(黒)で葬儀に参列したという道化師隊員を尊敬致します。
* 〜以下、興味あらば読んでくだされ。〜
三人の日本人が誘拐されたことで、イラク問題がどうも良くない流れになっているような気がする。アメリカにとってこの風潮は喜ばしいことだろう。アメリカが目論む「悪の枢軸に下す鉄拳制裁」的効果がより一層印象つけられる。
イラク問題に関してマスコミ情報操作を疑う声は強い。キナ臭さがぷんぷんしている。例えば、邦人外交官が殺害された事件もそうだ。事件発生間もなくして、各国のフリージャーナリストは「米軍による誤射説」を唱えたけれど、今では週刊誌はおろか東京新聞でもその内容が扱われている。
四人のアメリカ"民間人"(傭兵会社の社員で元米軍特殊部隊)が殺された事件も不可解な点が多い。騒動が起こっていた数時間の間、近くにいた米軍駐屯部隊はそれを黙殺し続けていたという事実がある。これではアメリカ軍はわざと四人を見殺しにしたという説が出るのもうなずける。イラク攻撃の正統化を世論に訴えることができる上に、兵士の増派も行ないやすくなるからだ。アメリカ国内で強まる和平案を圧迫することもできる。
報復活動では600人以上のイラク人が殺された。邦人誘拐の時期と重なっている為に詳しく報道がなされていないのだけど、犠牲者の大半は女性や子供たちばかりだ。報復の内容は殺害騒動に荷担したファルージャ市民の住所を割り出して彼らの自宅を攻撃するというもので、虐殺行為となんら変わりがない。当然、事件とは無関係な市民も多数いた。その市民の証言によると、米兵は家宅捜索と偽り現金や貴金属を奪っていったとも言われている。
邦人誘拐事件で犯行グループが出した声明文の一文が興味深い。
「米軍は我々の土地に侵略したり、子どもを殺したり、いろいろとひどいことをしているのにあなたたちはその米軍に協力した」
米軍の"虐殺"直後、ファルージャ市近辺では外国人の誘拐事件が多発しているという。見方を変えれば、誘拐行為は情報発信できる唯一の手段だ。米軍の"虐殺"行為を広く知らしめるにはその手段しかないのである。
さてさて、真実は何処や。
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