イラク中部の近郊の町で、米軍のブルドーザーが果樹園の木々をすべて根こそぎにする作業が行われた。付近は旧フセイン政権の支持者が多いスンニ派の地域で、米軍に対するゲリラ攻撃が頻発。米軍は付近の村人たちを尋問したものの誰もゲリラの居場所を教えなかったため、その「懲罰」として村人たちが所有するナツメヤシやオレンジ、レモンなどの果樹を、根こそぎ切り倒した。
伐採しないでくれと泣いて頼み込む村人たちを振り切り、ブルドーザーを運転する米軍兵士はジャズの音楽をボリューム一杯に流しながら伐採作業を続けた。ナツメヤシは樹齢70年のものもあり、村人たちが先祖代々育ててきた果樹園だった。伐採を止めようとブルドーザーの前に身を投げ出した女性の村人もいたが、米兵たちに排除された。
伐採を担当した米軍部隊の中には、村人たちの悲痛な叫びを聞き、自分に与えられた伐採の任務と「なぜ村人たちにこんな辛い思いをさせねばならないのか」という不合理感の板挟みに耐え切れず、突然大声で泣き崩れてしまう兵士もいたという。
http://news.independent.co.uk/world/middle_east/story.jsp?story=452375
ついに小泉がやっちまいました。
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