記憶によれば、
・黒のパンツと黒のブーツを着用しているだけで上半身はハダカ
・緑色のベルトをしていた(確信あり)
・頭に二本のツノが生えていたよな気がする
・小さいだんご鼻もついていたような気がする
・頭はテカテカと輝いていたと思う
以上の特徴を元にイメージ図を書いてみたら、次のようになった。どうも本物とはかけ離れすぎているような気がしてならないが、かといってどこが間違っているのかさっぱり見当がつかないので(強いて言えばマッチョ過ぎる、口元が違うような気がするが)、これ以上の言及は避けたいと思います。さらに言えばこれは何であるか? との質問に対しては訪問者各位諸兄諸姉の聡明な判断に任せます。
そんなわけで。
あのマンガがリメイクされてアニメ放送されているみたいなのですね。何でも2003年はアレが生れた年だとのことだそうで。
スタンリー・キューブリックはこのマンガを見て絶賛し、「ぜひともアナタに美術監督を務めて欲しい」と原作者に迫ったという。彼の思いは果たされなかったのだが、後に彼が完成させた映画が『2001年宇宙の旅』だった、というのは意外と有名な話し。
しかし、原作者はアニメ化されたこの作品を見て、かなりの怒りを覚えていたとの事実もある。
それというのは、元々あれは「正義のヒーロー」何かじゃなくて、「ダークヒーロー」なのである。アメコミ王道路線と累同するのである。『スポーン』とか『ブレイド』とか『ダークマン』と一緒なのである。
「正義のヒーロー路線」で突き詰めると、要はアレは「核技術万歳ヒーロー」になってしまう。このことについて原作者は相当困惑していたとの由。そもそもこの作品の主題は「科学至上主義への警鐘」だったらしいのですな。
ええと、オチがまとまりませんが、わしの言いたいことは「僕は大変ひねくれているので、流行りものをみるとどうしても難癖つけたくなってしまう」ということです。成る程、そうだったのか。
|