訳詩 AKI
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和訳 |
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カバンを手に持って 朝早く学校に行った さよならと手を振り かすかな笑顔をくれた 見送りながら 心に湧き上がるいつもの不安 しばらく立っていられなくなる あの子がもう帰ってこないような 本当のあの子を知らぬまま あの子が笑うのを見るのはとても嬉しい 可愛い楽しい女の子 砂が指のあいだをすり抜けるように 一瞬一瞬の思いを残しておきたい 砂が指のあいだをすり抜けるように あの子の気持ちをほんとうに知りたいのかしら ほとんどわかっていると思っている あの子はどんどん大人になっていく 砂が指のあいだをすり抜けるように あの子が出ていくと 淋しさがこみ上げる 朝食の時楽しく過ごすけど 二人の眼には淋しさのかげりがよぎる 罪の意識 あのすばらしい冒険の結果 私たちが目指した未来 そう いくつかは実現したけど ほとんどはダメ どうしてかしら 砂が指のあいだをすり抜けるように 一瞬一瞬の思いを残しておきたい 砂が指のあいだをすり抜けるように あの子の気持ちをほんとうに知りたいのかしら ほとんどわかっていると思っている あの子はどんどん大人になっていく 砂が指のあいだをすり抜けるように ときどき私は思う 時間を止めて このシーンを残したいと 一瞬一瞬の思いを残しておきたい 砂が指のあいだをすり抜けるように カバンを手に持って 朝早く学校に行った さよならと手を振り かすかな笑顔をくれた |
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