Pyromorphite
Pb5(PO4)3Cl
Daoping Lead-Zinc Mine, Guangxi, China

中国産の緑鉛鉱が初めてnew findとして登場したのは2000年のツーソン・ショーの頃でした。中でも当時有名なオンライン・ディーラーのTrinity Mineralsからその色を"neon fluorescent"と形容されて提供されていた標本は素晴らしく、私の知るかぎり最高品質の緑鉛鉱だと今でも思っています。以下がその標本の写真です。





Daopin Lead-Zinc Mine, Guangxi Province, China
5.5 x 4.5 cm specimen of neon fluorescent green pyromorphite.
(Photo Courtesy of  John Veevaert of T.M.C.)

 今回ご紹介する標本はおそらく同じソースからのものではないかと推測しています。写真では少々くすんで見えますが、蛍光灯の光をまともにあてるとネオン・カラーが浮かび上がってきます。