Ludlockite
Pb2+Fe3+4As3+10O22
Tsumeb, Namibia

Tsumeb鉱山が原産地(type locality)となっている稀産鉱物のLudlockiteです。この鉱物は針状あるいは繊維状の結晶をなし、色は写真のように赤みを帯びた茶色もしくは赤色をしています。新鉱物としての分析が始まったのは1968年で、それ以前に見つかった標本は外観の類似から chalcotrichite(針銅鉱 /赤銅鉱) というラベルがついていることがあるようです。1970年にI.M.A.(International Mineralogical Association 国際鉱物学連合)で発見者二人の名前(Frederick Ludlow Smith III & Charles Locke Key)を組み合わせたその名称とともに新鉱物として認定されています。[以上情報はすべてMR, Vol.8 No.3 Tsumeb Issueより]
※ 以前のものを手放しましたので、標本を差し替えました。