Arsentsumebite ps. Mimetire and Azurite
Pb2Cu(AsO4)(SO4)(OH)
Tsumeb Mine, Tsumeb, Namibia
ex. Marshall Sussman Collection
Arsentsumebiteは1935年にフランスの鉱物学者ルイ・ベジニエによって記述がなされた、その名が表すようにTsumeb鉱山を原産地とする鉱物です。藍銅鉱や白鉛鉱とよく共産しますが、もっともよく見られる産状は上の標本のようにミメット鉱を覆って生成しているものです。全体が仮晶となっていて、周辺部分はArsetsubemite、中心部分はBayldoniteとDuftiteに変わっているのだそうです。(Georg Gebhard, Tsumeb, p140-41.)