実 施 場 所…田島養護学校

主 催…田島養護学校子どもとOBを支える親の会

    「いなほの会」代表 渡辺 勝栄

 関東大震災・東海沖地震・富士山噴火など、20世紀末までに起こらなかった大災害も21世紀中には必ず起こることが予想されています。

 1995年1月17日未明に起きた阪神・淡路大震災は、まだ記憶に新しい災害です。当時、障害を持つ人たちや障害のある子どもを持つ人たちからの被災状況などが生々しく報告されています。そんな中で障害を持つ子どもたちは一般の小中学校への避難ではなく養護学校への避難の必要性が訴えられています。幸いにも田島養護学校も広域避難場所として備蓄食料や災害用毛布などが配置されています。しかし、子どもたちは学校に集団で寝泊りしたことは一度もありません。そこで今回、自主的に集団で寝泊りすることを目的とした避難訓練を実施することになりました。

 また、災害時は自動車の使用は出来ません。そこで自主避難訓練の第1歩として、障害のある子どもを持つ各家庭を起点として、地域にある広域避難場所をチェックポイントに田島養護学校を目指すウォークラリーを実施してみたいと思い、多くのボランティアの方達を求めました。

 御自分の町内や近隣の町内に住む障害児・者を迎えに行くことによって、御自分の地域に住む障害児・者への理解と交流にもつながっていけたらと思います。また、小・中・高校生たちがボランティアとしてかかわることによって、実際の災害時に「田島福祉ゾーン」自主避難訓練の経験を生かして、弱者救済ボランティアとして育ってくれることに大きな意義を感じています。 

<協 力

川崎市立田島養護学校 川崎市消防局 川崎市立臨港中学校 川崎田島ライオンズクラブ
川崎市建設局 市民防災研究所 川崎市教育委員会 川崎中央ロータリークラブ
川崎区地域教育会議 田島中央まちづくりクラブ 川崎地域福祉協議会婦人部 川崎市教職員組合
県立川崎高校 県立川崎南高校 川崎朝鮮学園初中級学校 川崎南部地域療育センター
町づくりアートワークス エチュード ボランティアグループあそぼう会 地域バンド音吉会
ハートフル 25会 川崎災害ボランティアネットワーク会議 連合町内会
姥が森町内会 追分町内会 田島町内会 東鋼親和会

※以上の方々以外にも多くの個人・グループの方の協力を頂きました。


8/25・26日タイムテーブル

8/25・26日タイムテーブル
9:00 ボランティア集合

各地域(5ヶ所)に分かれて障害児(者)の自宅まで迎えに行き避難場所の学校まで徒歩で目指しました。


10:00 ウォークラリー
 
12:00 学校到着
  昼食
1:00 防災フェア-開始
 
  防災
4:30 夏祭り開始
 
  バーベキュー
6:30 花火大会
 
7:30 コンサート開始
  コンサート
10:00 消灯
 
      8/26
7:00 起床
  洗面・着替え
8:00
  朝食準備
  朝食
9:30 学校出発
10:00 現地到着
  川崎港クルージング
入江崎プール
 
12:30 学校到着
1:00 解散