機動戦士ガンダム0083 パワード・ジムのページ
No.1 バンダイ製 1/100 MG ジム改+AKO HOBBY製パワード・ジム改造パーツ
OVAの第1話でコウや、キースのザクF2を
翻弄しまくった、ディック・アレン中尉の
乗機、パワード・ジムです。
まだMGシリーズではラインナップされて
いませんので、今回はヤフー・オークションで
入手した、香港製のAKO HOBBY製の
改造パーツをMG ジム改に装着して
作成しました。
プラモデルの改造パーツと言えば一般的に
レジン製だと思われがちですが、このキットは
驚いた事に、インジェクション成型なのです。
材質はバンダイのプラより柔らかめで
加工は楽でした。
プロポーションは御覧の通りで、ベースの
ジム改の完成度もあり、良い感じですが、
インジェクション成型ならではの省略箇所も
所々に見受けられました。
途中写真でも分かるようにジム改に
追加装甲を被せて行くような感じです。
香港のメーカーなのでパーツの合いが
悪いのではないか心配していましたが、
さほど問題ないレベルでした。
パワード・ジム言えば、ハイパーバズーカが
印象的ですが、ジム改にも、改造パーツにも
付属していなかったので今回は第1話仕様の
90ミリマシンガン装備です。しかし!!
ジム改に付いている90ミリマシンガンは
無理にジム・カスタムのライフルと
組換出来る様にアレンジされて平べったく
なってしまっているので、こだわって
MG ジム・カスタムに付属していた物を
持たせています。
行く行くはMGジム改のバリエーションとして
発売される事が予想されますが、
その時には、是非劇中イメージの90ミリマシンガンと、
ハイパーバズーカを付けて欲しいものです。
1/20アレン&カークスのフイギュア付なら
もっと良いですが?
No.2 バンダイ製 1/144 HGUC パワード・ジム
やっと、0083系のGMがHGUCにラインナップされました。
このパワードGMは初のプラキット化で、
プラモデルとしての完成度や、作り易さ、色分け具合などは
ほぼ完璧だと思われ、かなり良く動く関節部分も良好です。
塗装をして仕上げようと思う場合、合わせ目をパネルライン風に加工
する事が多いのですが、あまりあちこちするとおかしくなるので、
数箇所工夫して、後ハメ出来る様に加工しました。
ホビージャパン等の記事を参考に、足首アーマーと、下腕部、それに
両肩アーマーです。特に肩アーマーはスラスターの途中に合わせ目が
来るので、スラスター部分を切り取って、片側に接着、整形しました。
プロポーション的にはHGUC風と言えば、それで済むのでしょうが、
俺的には、かなり不満があります。
上から順に言うと、インテーク内の黄色いプレートの面取りがおかしい上、
面積も狭い。
肩アーマーのフックの生えている場所や、中央部の本来太い所が
逆に細くなっている。
ひじの2重関節は可動範囲こそ良好なのですが、関節ブロックはもっと、
下腕部に、めり込んでいる方が良く、腕がかなり長い感じがする。
左手首は手首関節の可動範囲は素晴らしいのですが、
素立ちの時は変な感じがする平手しか付属していない。
股間ブロックは前後の張り出しが無さ過ぎる。
MGのGM改は後部ブロックにバズーカがマウント出来る位長かったのに。
サイドのアーマーももっと大型化して欲しかった。
足首の関節も、スネから足首が急角度で曲がっている様に見えるので、
足首と靴の間にもう一つ横に動く関節が欲しかった。
武装については、バズーカが細い&短い。
マシンガンも妙に前後に長すぎる感じがしました。
最初に作ったB-CLUB製ガレージキットのイメージが
強いので、パワードGMに関してはちょっと期待外れでした。