9時40分ごろに自宅を出発し、いつもの小矢部市内のガソリンスタンドでハイオクを満タンにし、小矢部インターから北陸道に乗り入れる。R1100RSでは初めての高速道路であり、慣らし運転制限回転数の4000rpmだと5速で120km/hが上限となる。
マニュアルでは高速運転時の注意事項として「230km/h以上での連続走行は行わないでください」という記載がある位なので、この程度の速度では全く平和なものである。ただ、この速度ではミラーのブレがかなり大きいので後方確認が困難になる。回転数が変化すると収まるのでどうやら機械的な共振が起こっているようだ。また、カウリングのプロテクションは非常に良好だ。
金沢西インターで高速を降りて国道8号線から157号線を経て福井県勝山市、大野市を目指さす。地図で見る限りは適度なワインディングで快適そうに見えるのだが、石川県内は割と車が多く、トラックも結構走っているので、イエローラインを守って走るとかなり欲求不満になる。
ただ、ボクサーツィンエンジンは4気筒エンジンのようにアクセルを開けろ開けろと急かすことが無いので、CBXほどストレスがたまらないようだ。
大野市を過ぎて158号線を岐阜白鳥町目指して走るようになると車はだいぶ少なくなってくる。そして、追い越し禁止区間も少ないので遅い車はバンバンと抜いて行ける。ただ、まだ4000rpmを上限にしているのでそのぶん慎重に走らなくてはならず、コーナーでも立ち上がりでアクセルワークによるトラクションコントロールもままならない。途中所々で休憩しながらのんびり走ることにする。
このR1100RSには、パニアケースが付属しており一週間程度のツーリングに必要な荷物を積めるので、ツーリングの頻度が上がりそう、ということでバイクツーリング用の地図とVAIO用ハンディGPSを購入し持参したが、この滝付近の峡谷では衛星からの信号の受信がうまく行かないと見えて、座標はわからないままであった。ただ、平地に出れば問題ないので、今後VAIO-U3と組み合わせてのナビゲーションも試して見たい。 |