2004/3/27 DT1初ツーリング
DT1は一応公道を走れる程度まで仕上がってきているが、アイドリングが安定しないためキャブレターのOHを行った。その結果、少し症状は良くなったものの、交差点の一旦停止が怖い状態が続いている。アイドリング状態からアクセルを開けた時に失火してしまうことがあるのだ。オートショップ堀の社長いわく「クランクケースのオイルシールがいっとる」ということなので、パーツが手に入るまでこの状態で我慢しなくてはならない。2サイクルエンジンの場合クランクケースを混合気の一時圧縮に使っているわけだが、気密が破れているとこのような症状が出るということだ。そんなわけで、走りながら現状のベストセッティングを探りながらのツーリングとなった。

あわれ冬季間通行止め

10時過ぎに自宅を出て、五位ダム経由で羽咋に出て調子がよければ能登猿山岬まで行ってみたいと思ったが、五位ダムを過ぎた途中で哀れにも冬期通行止めとなっていた。看板によれば3月31日まで通行止めということだ。

ここまでの途中でキャブレターのセッティングを変更した。DT1ハンドブックによればエアスクリューは、最も締め込んだ状態から1.5回戻すということになっていて、実際そのようにしていたのだが、スロットルを開けた時のモタツキが大きいのでいろいろ探って結局0.5回転戻しという濃いめのセッティングの方が良いようだ。

今日はこのセッティングで頑張ってみることにする。

五位ダムの周遊道にて

五位ダムまで引き返して、ダムの周遊自転車道へ行ってみる。自転車道とはいっても一車線の道でバイク立ち入り禁止とはなっていないので、どんどん進んで行くとダートになっている。自転車道にしてはなかなかハードな道で、マウンテンバイクでなければ行けそうにもない。

オフロード車なのに汚したくない管理人は水たまりを避けながら、久々のオフロードをビビリながら走行する。

途中からは雪が残っていて進むことが出来ず引き返す羽目になる。春とはいっても今日の気温は10度以下のようだし、まだまだ春は遠いのか。

千里浜海岸にて

五位ダムから小矢部を経て千里浜海岸へとやって来た。

千里浜海岸は砂の目が細かく海岸を走れることで有名なドライブコースだ。今日は天気は良いものの気温は低く風が冷たい。にもかかわらず観光客は結構多くて、観光バスの列がわざと波打ち際へ車を寄せて盛大に水しぶきを上げてお客を楽しませている。洗車が大変そうだ。

CBXやR1100ではここへ乗り込む時に足を取られやしないかとおっかなびっくりなのだが、DTだと水を得た魚のように走り回ることが出来る。もちろん塩水をかけないように注意しながらだが・・・。

海岸にいると体が芯まで冷え込んでくる。猿山岬へはまた今度ということにしてここで引き返すことにする。

宝達山への登山道で

羽咋市を後にして押水町で末森城趾へ寄ってみる。ここは前田利家が加賀百万石を築くにあたり越中のライバルであった佐々成政を打ち破る時に使った城だったという。駐車場で出会った近所の方にそのいわれを教えていただいたが、城跡へは行かなかった。そこで、宝達山の山頂へ行けると聞き込んで向かってみる。

途中になんと!モーゼの墓があるというので、そこにも立ち寄ってみる。確かにモーゼの墓と書いてあるがなぜモーゼが日本にきていたのか??。全くの謎だ。そういえば秋田にはキリストの墓があるという。う〜む不思議じゃ。

宝達山の山頂へ向かって進んで行くと途中から道は細くなって、日陰には道路でも30cm程の残雪があり、おまけに標高の影響なのか、アイドリングが不安定で今にも止まりそうな感じだ。それでも四輪車のわだちの中を進んで行くがとうとう途中で断念!。またしても引き返す羽目になる。

そんなわけで春にはまだ早いことを実感したツーリングとなった。

本日の走行距離約140km

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