2005.2.27〜3.7 エンジン組立 その2

クランクケースの合体を終えて、クラッチやキックギアなどを組み込んだところ。
組み立ては、奥側から手前に向かって部品を組み付けて行けば良いのだけれど、キックギアは軸にスプリングを巻き付けた状態で組み立てねばならずちょっとややこしい。

クラッチプレートやフリクションプレートは今回取替えたかったが、高いので見送り。

エンジン左側

クラッチプッシュロッド、シフト軸、ドライブアクスルのオイルシールはすべて新品に交換し、ドライブギアはヤフオクで程度の良い中古品があったので、これを組んだ。

他にも、メクラ蓋が大小二個あり、これも交換したかったけれどネット上では見当たらず、清掃し液体パッキンを塗って組み込んだ。

エンジン右側

こちらはカバーとクランクケースのガスケット、キック軸、シフト軸のオイルシールを新品に交換し、オイルレベルゲージにOリングを追加した。このOリングは特に油が漏れていたというわけではなかったけれど、パーツリストにあるので念のためである。

 

次に点火コイルやポイント類を組み込む。
管理人は点火位置を探る時に、普通の電気用テスターを使っているけれど、このとき点火コイルなどがポイントと並列になっているから、非常に変化が微妙で判りにくい。

そこで、ポイント単独で測定出来るように、圧着端子を追加した。

これが使用状態。ポイントの接触切断がはっきりと判る。

マグネットは汚かったので、シルバーに塗装した。

0.75オーバーサイズのピストンを組み込んだところ。
これからシリンダーをかぶせるので、ピストンにはオートルーブオイルをしっかり塗っておく。

コンロッドならびに大小端ベアリング、ピストンピン、クリップ類など全部新品だ!。
パワー出してくれよー。

シリンダーのセンタリングは、シリンダーをおいた状態でクランクを回してピストンを何度か動かしてやり、シリンダーが落ち着いたところをセンターにした。

これで良いのかどうかは判らないが、他に方法が無いような気もする。まぁいいか。

この状態で、ピストンをシリンダー天端から-3.2mmの位置にセットして、点火位置を決める。


ヘッドを取り付けた状態。

ようやくここ迄たどり着きました。

エンジンをフレームに搭載する。
一人でやるとなかなか大変だ。せっかくタッチアップしておいたフレームのペンキを何カ所か剥がしてしまったのが残念。

そして、エンジン取り付けボルトと、フレームとのスペーサーにメッキ漏れがそれぞれ一組ずつ・・・。このいい加減な性格を恨んでみても仕方なし。次回の宿題である。

DT-1のマフラーは差し込み式で、いくらしっかりセットしても排気ポート回りがドロドロになる。そこで、ガスケットを新調する事にした。

オートショップ堀で、部品表にある品番でヤマハの部品リストを検索してもらったら、こんな紐のようなものが来てしまった。
部品表ではリング状の絵になっていたが、現在はこの形のものが互換部品となっているらしい。まぁ漏れなければ良いのだ。

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