2005.1.15〜20 車軸周りベアリング取替え

2004年12月。以前勤務していた会社の連中が、飲み会を開催するから姫路まで出てこいと言う。姫路に行くのならバイクショップ「ミドルウェスト」に立ち寄らぬ手は無いと、過去から気になっていたフロントフォークの段つき修正や、ボルト類のメッキをお願いしようと、フロント周りの分解を行った。

そして、前輪のベアリングの状態を確認するとどうもゴリゴリする。これは交換するしかなさそうだ。

バイクの車輪を取り外す場合、スタンドなどが必要だがわが家ではガレージの鉄骨から荷締め用のロープで吊り下げている。ぶらぶらしてしまうのが欠点だが、実用上なんの問題もない。

買ってきたベアリングを冷凍庫で保存?ではなく、冷凍しておく。こうすることで、温度差によりベアリングが収縮し打ち込みが楽になるからだ。

それにしても、冷凍庫にベアリングが入れてある家庭も珍しいのでは?。

 

ベアリングを専用のプーラーで引き抜いた後、リュータでベアリングホールを清掃し、グリースを薄く塗布しておく。

スピードメータギアはパーツクリーナーで清掃し、傷などを確認しておく。

ギアには特に問題なくこのまま使えそうだが、オイルシールは左右とも交換したほうが良さそうだ。

冷凍庫から取り出したベアリングを、不要になったフロントフォークインナーチューブで打ち込む。あっさりと打ち込む事が出来た。

ベアリングは近所の疋田産業(株)で購入したもので、フロントがNSKの6202と6202DDが各1個づつ。リアが同じくNSKの6202DDが2個、6204Zが1個である。

ベアリングのように汎用品の場合は、純正部品として注文するより、このような機械器具販売店の方が安く手に入るのではないだろうか?。今回のベアリングは1個200〜300円程度だった。

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