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2004.11.12 キャブレター交換 | |
アイドリング不調の原因かと思われたクランクシャフトのオイルシール交換は、苦労の割にほとんど効果がなかった。ここまでくれば後はキャブレターを交換してみるしかない。幸いヤフオクで比較的程度の良いものが入手出来たので、交換してみたが症状はほとんど変わらなかった。ただ、外見はとてもキレイだったので、こちらをオーバーホールして使う事にした。 また、アイドリング不調と同じ原因かどうかよく判らないが、スロットルを閉じた時の回転の落ち方が2ストではパンパンというサウンドを伴ってすっと落ちるはずなのだが、妙に回転の落ち方がとろく、おまけに落ち方が一様でないためにとても乗りにくいのだった。F650がお世話になっているBMW正規代理店のホリタオートパークの社長に言わせると、2ストの場合キャブレター以外の部分からエアーを吸い込むとこのような状態になると言う事で、DTの場合キャブレターのシリンダー取り付け部フランジがボルトの締め過ぎなどによって歪んでしまう事が多いらしい。 今回その対策も合わせて実施し、この懸案にケリをつけることにした。 |
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キャブレターを分解したところ。内部までとてもキレイなもので、まさに掘り出し物だった。 現在取り付けていたものと同様、オーバーホールキットを組み込んで、こちらを現用にする事にする。 |
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フランジ部分を砥石で軽く水研ぎした状態。写真では分かりにくいが、ネジ穴の外側が光っている事から、やはり歪んでいる事が判る。
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フランジの平面を出すべく、水研ぎをする。下手にやると斜めになったりするとまずいので慎重にゆっくりと進める。結構根気の必要な作業である。 |
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面の出たフランジ部分。 |
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後はキャブレターを洗浄し、オーバーホールキットを組み込めば完了である。写真はキャブクリーナーをぶっ掛けたところ。 キャブレターとシリンダーの間には、樹脂製のインシュレーターが入っていて、その両端にはガスケットが入っているのだが、今回このガスケットを0.8mmのガスケットシートから切り出して、さらに液体パッキンを塗り付けて取り付けを行った。 結果は・・・効果絶大であった。うれしい(^○^)。 |
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