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2004.9.14 クランクシャフト右側オイルシール取替え&クラッチ手入れ | |
前回点火不良修理と合わせてクランクシャフト左側オイルシールの取替えを行ったが、今回は右側のオイルシールを取替える事にした。右側のオイルシールはミッションオイルを抜き取る必要があり、結構大事になってしまうのでこの際に切れの悪いクラッチも手入れしてみる事にした。 |
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オイルポンプ、クランクケースカバー、クラッチAssyと取り外しクランクシャフト右側のオイルシールを取り外したところ。ベアリングは左側と異なりカーボンのようなもので真っ黒になっていた。ただしミッションオイルを吸い込んでいるような形跡は無く、オイルシールそのものは問題がなかったようだ。 |
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上の写真と同じ状態のエンジン右側。 オイルの中に浸っていたのでとてもキレイな状態。2stの場合エンジンオイルは使い捨てで、クランクケース内のオイルはミッションなどのギア類を潤滑するだけなので、当然汚れは少ない。1万キロ位は交換しなくても平気である。
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オイルシールを打ち込んだところ。左側と同様80φ程度のVPで打ち込んだが、斜めになってしまったので、鋼棒で周りをなぞるようにして何とか完了。 オイルシールの金属部分が少し凹んでしまったが、まぁ問題はないだろう(^^ゞ。 |
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クラッチのプライマリー側の爪がギザギザになっている。これが切れの悪い原因になっている可能性がある。 |
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細めのヤスリで、根気よく削って平滑にして行く。写真右下が修正の終わった部分。 爪はアルミ製なので簡単に削る事が出来るが、調子に乗って削りすぎないようにしないとクラッチプレートとのすき間が大きくなって、遊びが大きくなり過ぎたり、クラッチプレートの当たり方のばらつきが大きくなる。 |
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クラッチなどを組み込んだ状態。 クラッチAssyや、クランクシャフトのドライブギアは電動インパクトレンチを使って取り外し、取り付けを行った。本来は締めつけトルクを管理するべきだが、なにせ回転部分なので共周りをしないようにするには専用工具が必要になるので、無精をかましている。 この後は、クラッチプレッシャープレート、クランクケースカバー、オイルポンプなどを取り付ければ完了である。 作業の結果は・・・ほとんど効果なし。残念!! |
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