2007.4.8 ソフトウェアバージョンダウン

昨年の車検時に低温時の始動性を良くするために、オートデコンプユニットの交換とエンジンマネジメントシステムのプログラムをバージョンアップしてもらった。その結果確かに始動性は良くなって、低速からの立ち上がりも良くなった。
しかし、何かが失われていた。それが高速時のピークパワーだと言う事は承知していたが、北海道や付近のサンデーツーリングではあまり気にならなかった。
しかし、昨年秋の和歌山で少し速めの車を抜こうとした時に、どうにもエンジンのフケが悪く次のコーナー迄の間に抜こうにも抜けず、イライラさせられたのだ。そこで、春に合わせてバージョンダウンする事にした。
ホリタオートパークで作業をお願いしたのだけれど、こんなことを言う客は初めてとの事。みんな大人しく乗っているのかなぁ?

プログラムは2004年型の場合3種類あると言う。
一つは管理人が購入した当時の物、二つ目は低速トルクを厚くしたもの、そして現在管理人のバイクにインストールされている低温始動性を向上させたものだ。
ソフトウェア自体はCD-ROMで各販売店に配布され、テスターも兼ねたコンピュータに保存されているようだ。

インストールは約20分掛かり、しかもどのバージョンに書き換えられたかはコンピュータの表示では確認出来ず、走ってみる迄判らないという有様で、世界のBMWとしてはチト淋しいんじゃないだろうか?

テスターと、バイクは専用のコネクタで接続される。
整備している時に、こりゃなんだろう?と思っていたものはこのコネクタであった。

インストール後、国道360号線で旧宮川村(現在は飛騨市)まで試験走行を行う。
結果7000rpmまでは割とスキッと回り、エンジンのパルス振動も ビートが利いた感じになっている。そして低速も最初よりは増しなようだ。
ショップに戻りその感想を伝えると、どうやらバージョン2に書き変わっているらしい。
これで不満を感じるかどうかは、当分判らないと思う。今年はこのバージョンで行きます。

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