2009.2.7 iPhoneをナビに!

もうすぐ春。今年は高速道路の料金も激安になるとかで遠出の機会が増えそうだということで、かねてから計画していたiPhoneカーナビ?化計画を実行した。
といっても、アタッチメントを買ってきて、ちょいちょいと取付ければOKなのだ。

iPhoneをバイクに取付けるためのアタッチメントは、いろんな種類が売られているが、これは井上ボーリングの井上社長に教えていただいたもので、上海問屋という通販ショップで売られていたものだ。
商品名は「自転車用 ハンドル固定式 モバイルアーム Donyaダイレクト DN-PH06B [★]」で、価格は税込み2909円だった。
右側の部品がハンドルバーに締め付けて固定する部分で、左側がiPhone などを挟み込むホルダー部分である。
自転車用ということで、バイクに付けた場合は振動で緩まないか少し心配ではある。

F650GSのハンドルバーには直線部分がほとんどなく、管理人の場合ナックルガードを付けている事もあって、取り付けできる場所は左側のグリップ付近か、中央左側に限られる。
もともと水に弱い機械なので雨の日は使わないと割り切っているものの、なるべくスクリーンの内側の方が安心だということで、中央側に取付ける事にした。
しかし、ハンドルバーが微妙に曲がっていて締め付けがうまく出来ず、写真のように取付けバンドの左側に隙間が出来てしまった。
この状態では、少しひねると回ってしまうし、ゆるみ止めのラッチもうまくかみ合わない。

そこで、近所のDIYショップで売っていた3ミリ厚のゴムシートを加工して、ハンドルバーの太さを稼ぐとともに、クッションにして締め付けバンドが均一に当たるようにする。
ゴムシートは、ハンドルバーの下半分に瞬間接着剤で貼付けた。
幅は締め付けバンドより少し広めが良いと思うが、ちょうどハンドルバーの曲がった部分にかかるので、二つに分割して貼付けた。
ゴムシートを取付けた場合は、締め付けバンドのほぼ全体で締め付けており、少しくらい捻っても回る事はなくなった。

ホルダーを取付けて、ステアリングを左へ一杯に切った状態でもタンクに当たらない位置で、ホルダーの固定ナットを締めて位置決めを行う。


心配性の管理人は、締め付けバンドのプルリングを、ステアリングトップブリッジにインシュロックで引っ張って、ラッチが緩みにくいようにしておいた。

一方iPhone本体には、モバイルアームに付いてきたストラップを取付けて、万が一の場合でも落下する事の無いようにする。


iPhone用のケースはいろんなものがあるので、ストラップを取付けられないものがあるかも知れないが、このような使い方をする場合には適さないだろう。アドレス帳などは同期先のパソコンに残るから普通の携帯よりはある意味安心だが、何せ7万円もするのだから壊したら当分立ち直れない。

完成状態。
ナビゲーション機能は、普通のカーナビに比べると大した事は無いが、今自分がどこにいるのかを確認しながらツーリングできるのはとても安心で、ツーリングマップルと合わせて使えば、旅の楽しさが大きく広がる事間違いなしであろう。
春が待ち遠しい。


残る問題はバッテリーの持ち時間が短い事とSoftbankのエリアが狭い事だ。
バッテリーについてはいろんな外部バッテリーが売られているので何とかなると思うが、エリアの狭さだけはSoftbankに頑張ってもらうしか無い。

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