2005.9.25 オイルフィルター交換

7月に北海道ツーリングを終えて走行距離が8000kmを越えた。北海道から帰ってから夏の間あまりのクソ暑さでバイクに乗る気も湧かなかったが、ようやく気温も下がって秋らしくなり、そろそろ次の旅に備えるためにオイルフィルターの交換を行った。
長い間乗らなかった間にエンジンガードにオイルが漏れて貯まっているのも気になる。オイル漏れなんて国産車ではめったにお目にかからないトラブルだが、BMWの場合先代のR1100RSもオイル滲みは普通の事のようだった。
今回のオイル漏れは、右側クランクケースカバー付近からかなり漏れており、販売店で確認してもらった後カバー締めつけボルトを増し締めして今のところ収まっているようだ。

いつものようにエンジンとオイルタンクのドレンボルトを取り外し、オイルフィルター部分のオイルをなるべく減らすべく、一昼夜放っておいた。

写真赤○の部分がオイルフィルター収納部で、3本のトルクスボルトでカバーされている。

オイルフィルターはフィルターのみでも購入出来るが、今回はガスケット類も交換したかったので、交換セットというのを購入した。
値段は1600円ほどで、フイルターの他にフィルターカバーのOリング、エンジン、オイルタンクそれぞれのドレンボルトの銅ガスケットがセットになっている。

フィルターはジレラ社製で、このエンジンの素性を示している。

3本のトルクスボルトを外すと、あっさりフィルターが顔をのぞかせる。
一晩放置しておいたにもかかわらず、オイルがちょろちょろ流れ出して、クランクケースにべっちょり付いてしまった。またしてもパーツクリーナーのお世話になることに・・・。

余談だがなぜかドライブスプロケットはエンジン右側にある。ちょっと珍しいのではないだろうか。

フィルターは、手で簡単に取り外せる。
あとは新品のフィルターを押し込んで、Oリングを交換したカバーを取り付ければおしまいだ。

交換そのものはあっさりしたもので、クランクケースにまとわりついたオイル掃除の方が大変なくらいである。

 

エンジンのオイルドレンボルトは、アルミ製で真ん中に磁石がセットしてあり、鉄粉を吸着するようになっていて、オイル交換の度に鉄粉がついている。なにか削れているんじゃないかと心配。

また、このボルトがアルミ製で柔らかいので、一般的なボルトのカドに力のかかるタイプのラチェットレンチを使うと、ボルトの角を舐めやすいのでインパクト用のコマを使ったほうがいい。

オイルフィルターのビフォァーアフター。見事に真っ黒になっているが。目が詰まっているような様子は無い。今後は1万km周期で交換すればいいと思う。

オイルは今回もバルボリンのVR1RACINGを使った。結構気に入っている。

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