イギリス ヨーク国立鉄道博物館
2003年1月
国立鉄道博物館
 1975年に開館した世界最大の鉄道博物館。主にステーション・ホールとグレート・ホールの巨大な体育館のような建物からなっている。それぞれのホールにはイギリスを走った名車両がずらり!全てをじっくり見ようと思うと、少なくとも半日がかりになる。グレート・ホールには、日本の0系新幹線が特別展示してある。
 この建物以外にも、野外には動態保存車の展示運転線トレイン・ライドや子供向けのミニ列車などもある。
場所:ヨーク駅の裏側。
開館日:12月24〜26日を除く毎日
開館時間:10〜18時。開館日
入場料:無料(受付ではまず最初に有料のガイドブックがいるかどうか聞かれるが、断ると館内マップだけをくれるのでそれを受け取って入場する。)
鉄道博物館正面入口。元々機関区、操車場跡を利用して開館されただけあって、日本の運転所や機関区と同じ雰囲気が漂う。
ステーション・ホール
Staison Hall
ここは、ロイヤル・トレインを初め、蒸気機関車に牽かれた客車がホームに停車する形で展示してある。
豪華列車オリエント急行の車両もある。
初期のロイヤル・トレインを牽引した蒸気機関車。
イギリス国王、女王が乗車した歴代ロイヤル・トレインがずらり!
グレート・ホール
Great Hall

転車台を中心にして機関車などを展示。
日本の0系新幹線が特別扱いで展示されている。車内にも入れ、入った途端、あの新幹線独特の臭いが…。車内では新幹線を紹介するビデオが放映されている。
時速126マイル(約200キロ)の世界記録を出した蒸気機関車マラード号。
年が明けたが、まだクリスマス使用の飾り付けがされていた。イギリスではどこでもそう。クリスマス・ツリーは年明けまで残っているところが多い。
転車台を囲んで機関車がずらり!
ちょっと暗くて見にくいが、いちばん左が中国の前進型蒸気機関車。
蒸気機関車を下から見たところ。
ザ・ワークス
The Works

修繕庫と展示室からなる。またヨーク駅を発着する列車を眺められるバルコニーもある。
ウェアーハウスという展示室。ここは、プレート、サボ、機器類といった小物類が所狭しと展示?展示といういうよりは、倉庫をそのまま開放しているといった感じ。ちなみに上の画像の両脇の旗は、日本の交通科学博物館・梅小路蒸気機関車館との姉妹提携をした時のものが無造作に掛けられていた。
こちらは修繕庫。
サウス・ヤード
South Yard

展示運転線トレイン・ライドと併設して小さな展示庫がある。
トレイン・ライド。名前の通り、乗車可能(たぶん有料)。残念ながら今日は運転なし。気動車が留置してあった。
展示庫にも機関車が所狭しと展示してあった。

国立鉄道博物館(National Railway Museum)http://www.nrm.org.uk








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