台湾・台北站(駅)発着の列車
2000年12月
12月31日仕事で台北に滞在。20世紀最後日、台北の大晦日を見ようと夜の街へと出た。そのついでに、台北站で列車の駅撮り。 台北の街は、深夜だというのに新世紀を祝おうと出てきた人たちで、大混雑だった。 |
雙連站
ホテルの最寄り駅「雙連」からMRT淡水線2駅乗車。
MRT
1996年に開通した台北市内・郊外を結ぶ都市鉄道。@木柵線A淡水線B中和線C新店線D板南線E内湖線F南港線G維護軌線の路線が計画されている。2000年現在開通しているのは、@〜Eまで(部分開通もあり)。@とGは、ゴムタイヤ式の高架式新交通システム。残る路線は、1435mmの第3条集電式電車、市街地は地下を走る。
淡水線
中正紀念堂から台北駅を経て、北の淡水まで延びる路線。
台北站
台北站(駅)
台北駅は、西部幹線こと縦貫線の途中駅である。現在の台北駅は、地下線となっており、今ではこの駅を始発、終着とする列車は、ほとんど無い。この地下駅が開通したのは、1989年のことで、地上6階の巨大な駅舎と地下4階からなる台湾最大のターミナル。ホームがあるのは地下2階。
この駅には、気動車・ディーゼル機関車が入線してくるが、強力な排気によりホームにまで煙がまわりにくくなっている。
自強号
日本の特急にあたるのが、この「自強号」。オール1等の編成。
前後に機関車を連結したプッシュプル式E1000系。20分遅れの「自強1040号」高雄発、松山行き。
最高時速130kmの台湾最高速列車。
台東発、樹林行きの「自強1060号」。車両はDR3000系の気動車。
東部幹線は、まだ非電化区間が大半のため、気動車。
蘇澳発、樹林行きの「自強1094号」。こちらも気動車、DR2800系。
莒光号
急行列車にあたる、「莒光号」。この列車もオール1等(下半分オレンジ色の客車)。
「莒光26号」高雄発、松山行き。東部幹線の電気機関車E400型牽引莒光号。
復興号
停車駅は、「莒光号」とほぼ一緒だが、オール2等(下半分ブルーの客車)。
高雄へ夜行で向かう松山発「復興123号」。機関車は、E200型。
遅れて到着、花蓮発、樹林行き「復興148号」。非電化を走るため、ディーゼル機関車R100型牽引。
通勤電車
いわゆる近郊電車っていたところ。
韓国製の500系電車。
普通車
日本では全滅間じかの客車普通列車。
東部幹線の普通車。台湾でもこのような列車が消えるのは、そうと遠くではないはず。
回送中の普通車用の客車。
台湾鐡路管理局公式ホームページ(英語・中国語)http://www.railway.gov.tw/