韓国 京釜線国電ソウル〜富谷間の旅
鉄道博物館を訪れるが…
1997年2月
 タイからの帰り、飛行機のストップオーバー(乗り換え)を利用して、ソウルに滞在。
今日は、旧暦の正月が明けて、3日目。韓国では、西暦ではなく、旧暦で新年を祝う。
 正月休みは、3日間。つまり今日が休みの最後の日だが、行った時は、そんなこと知らなかったので、「今日ぐらいは、鉄道博物館も開いているだろう」と、向かってみることにした。
正月休みで人気が少ない、ソウルの街。けど、車は、結構走ってる。
汝矣島(ヨイド)にある、韓国国会議事堂。さすがに、周辺には人気が無い。
同じ汝矣島にある、汝矣島広場。
元々は、軍用飛行場だったところ。いまは、広場として使われており、休日とあって、ローラースケートや自転車に乗って楽しむ市民で溢れていた。
ひとつ、驚いたのは、韓国では、自転車に乗れる人は、少なく。韓国人からいえば、自転車というと、日本でスケートを楽しむのと同じような感覚らしい。
韓国鉄道の中心駅、ソウル駅。
日本時代そのままの駅舎が、今でも使われている。
水色車庫への回送列車。
ソウル駅の北側で撮影。(前日撮影)
すぐそばに、南大門(ナンデムン)がある。
トンイル号用客車を牽く、回送列車。
この日の朝は、霧に包まれてた。
地下鉄公社の1号線用1000系。国鉄も色違いの同型を所有している。(九老〔クロウ〕にて)
国鉄は、新型車を続々導入中。(九老にて)
この後、地下鉄1号線・国電に乗って、鉄道博物館のある富谷(プコク)へ。
韓国の電車は、日本の電車と雰囲気はよく似ている。
違うところは、
車両の幅が広い(向かいに座っている人が、遠くに見える)
速度が遅い(気のせいかも)
車内に物売りがいる
の3点?
こんな違いを見つけながら、電車は富谷へ到着。
駅周辺は、閑散としていた。(旧正月のせい?)
博物館は、富谷の駅から歩いて、約15分ぐらいのところにある。
ご覧のとおり、休館。考えが甘かった。(反省)
せっかく、ここまで来たので、この向かいの線路で列車の撮影をすることに。
水原(スウォン)行き電車。
セマウル号からの転用客車を牽く、ムングファ号
韓国国鉄一の看板列車、セマウル号
ソウルへ向う、ムングファ号
線路のさらに向こう側には、凍った湖が。
 「今日は暖かいけど、湖が凍るとは、普段のソウルは、寒いんだなぁ〜」と驚いていると、自転車に乗ったおっちゃん(この人は、乗れるんみたい)が、えっちら、おっちら、やって来たかと思うと、そのまま湖面へと走り去っていった。
 凍ることだけで驚いてたが、まさか人が渡れるまでに、分厚い氷だとは、思ってもいなかった。ビックリ!
湖脇を、地下鉄公社1000系が走り抜けていく。
韓国国鉄公式ホームページ(日本語)http://foreign.korail.go.kr/japan/index.html