イギリス ロンドン発ブルーベル鉄道への旅
2003年4月
今日は、イースター・ホリデー4連休。せっかくの連休だから何処にも行かないのはもったいないという事で、今までイギリスに居ながら行ったことの無い保存鉄道へ行くことにしたのだ。そして、何処がいいかと考えたところ、最初はやはりブルーベル鉄道かな?っていうことになった。
最寄駅クラッパム・ジャンクション(ヴィクトリアから約5分の駅)で、ブルーベル鉄道とそれに連絡するバスもセットになっている往復切符を購入(16.50ポンド)。この列車(サウス・セントラルのドアがいっぱい付いた列車)に乗って、ブルーベル鉄道への連絡駅イースト・グリンステッドへと向かう。
次の停車駅イースト・クロイドンまでは、住宅地の中を走るが、そこから先は急にローカルムードが漂い始める。イースト・クロイドンから先は支線に入り、各駅に停車していく。
約1時間で終着駅イースト・グリンステッドに到着。ここからバスに乗り換えだが、あんまり連絡は良くない。
473番のバスで、約20分。ブルーベル鉄道キングスコット駅に到着。このバスは、ブルーベル鉄道連絡専用バス。しかし最近はマイカー組みが増えたらしく、そんなに混んでいなかった。時刻表は、ブルーベル鉄道のホームページに載っている。
駅に着くちょうど列車が到着。機関車は、75027号機。画像は、機関車の付け替え作業中。このブルーベル鉄道は、ターンテーブルを持たないため、片道は機関車がバックでの運転となる。
この列車で、シェフィールド・パークに向かう。
ブルーベル鉄道Bluebell Railway
 この鉄道は標準軌保存鉄道としては、イギリス発の鉄道で、1960年に廃線後を利用して開通。区間は、3駅2区間のみだが、ゆっくりと約30分かけて走はしる。
 また驚くべきことに、イギリスの保存鉄道に携わる人たちは、このブルーベル鉄道も含めて、殆どボランティア。
 この鉄道は、他の保存鉄道に比べて運転日が多いが、訪れる前にホームページで確認したほうが良い。やはり、休日のほうが運転本数も多い。また沿線での撮影の場合、沿線撮影用パスを駅で購入必要がある。駅での撮影は可能。
ブルーベル鉄道ホームページ
http://www.rhbnc.ac.uk/~zhaa009/bb/bluebell.html
終着駅シェフィールド・パーク駅。上は駅舎、右は構内。この駅構内には屋根に覆われた機関車展示庫があるが、残念ながら場所が狭く、撮影には向かない。
豪華プルマン車両も所有しており、ディナー・トレインなどで活躍する。
80151号機牽引の列車が到着。今日は、3本の列車が運行されている。
着々と機関車の付け替え作業が進む。
列車に乗って再びキングスコットへ。車窓は、のどかな風景が続く。野キジの姿も時々見られる。この列車には、展望車が連結されており、一番最後尾の席に座ることが出来た。
中間駅ホーステッド・カインズ駅にてもう一本の列車と交換。
ホーステッド・カインズ駅を後にする。
再びキングスコット駅。この駅には芝生の広場が設けてあり、折り返しまでの30分間、乗客はこの広場でくつろぐ。やはりSLは子供に人気者で、小さな子供を連れた家族連れが目立つ。
今日はイースター・ホリデーということで、特別列車が運行されている。機関車はブルーベル鉄道最古の機関車フェンチャーチ号(前)と65号機(後)。それがこの列車で、重連運転。他の2本の定期列車の合間を縫って運行されている。
機回し中。客車も他の2本の列車より古いもの。

これで今回の撮影は終了。

サウス・セントラル・トレインズhttp://www.southcentraltrains.co.uk/southcentral/index.html
ブルーベル鉄道http://www.bluebell-railway.co.uk/bluebell/blueleaf.html







この後、行きと同じ経路でロンドンへと戻った。