最近はテレビのコマーシャルを見ていても http;//www〜.htm などと最後に書かれていて、詳しくはここを見てねと言わんばかりですね。じゃ、そのウェブサイトを見てみよう、と思い立っても、まず手元に見るための機械がなければいけませんね。で、一念発起していざ買おうと思っても、一体何をかっていいやらよくわからない、なんて今や日常茶飯事の出来事です。
そこで、このページでは今までPCなんて触ったことの無い人や、はじめて買う人のための簡単なアドバイスを主に取り扱っていきます。値段的なことは二の次で、取り扱い易さを中心に揃えていきますので、値段重視の方は「私家版アウトレットPC」をご参照ください。
自宅でやるインターネットの基本
iMAC (Tips)
500ドルパソコン
NEC 98NX
インターネットにつなぐ、ということは今では特に珍しいことでも変わったことでもないことです。ただ、プロバイダもしくは電話会社との契約が必要だ、という点は変わりありません。
どんなプロバイダが理想的なのでしょうか?よく言われるのが
などですが、果たして初めてインターネットに触れる人にすべて必要な条件かどうか?疑問があります。
むしろ
といったことを前面に考えた方がよいでしょう。
それから小さなプロバイダは、その経営状態をよく調べた方がいいでしょう。いつの間にかなくなっている中小プロバイダが後を絶ちません。例えば経営的には問題がなくとも、社屋の火事によって行方不明になったケースも過去にありました。こうした話題はユーザー同士の口コミでしか伝えられないモノです。データは古いですが、こういうサイトも是非チェックした上で決めるようにしましょう。
ここでは以下のプロバイダを推薦しておきます。(URLはプロバイダ名のところをクリックして下さい)
プロバイダ名 | 特 徴 |
朝日ネット | 月額1700円/15時間ながら、ホームページは50Mまで保有可。しかも好きなURLをwww.ne.jp/asahi 以下に作成することが出来る。メールも好きな名前を付けることが出来る。ドメインはxxx.email.ne.jpとなり、xxxは所定の100あるグループ名から選択することが出来る。入会金は2000円だが、知人紹介を利用すると入会金は無料となる。元々がパソコン通信業者であるため、全国にアクセスポイントが用意されている。海外にもアクセスポイントを熱心に増やしているので、海外でも使う予定の人は便利だろう。もちろんTCP/IPをサポートしているので、WEBも利用できる。 |
ニフティサーブ | 月額2000円/15時間で、価格的には他のプロバイダより割安感は一切ないが、そこは「Theパソコン通信」。各種各様のフォーラムが用意されており、そこの会議室及びライブラリは宝の山でもある。ホームページは10Mまで保有可で、好きなURLを member.nifty.ne.jp/以下に作成することが出来る。ホームページ作成用のユーティリティを無料提供しており、各種のCGI(カウンターや掲示板)なども用意してくれているので、初心者でもそれなりの画面を作ることが出来る。メールID用に好きな名前を使えるが、自分のLASTNAMEを混ぜる必要があるので注意のこと。(1ヶ月200円コースの人はインターネットオプション1000円を設定しないとこのメールIDやホームページの作成サービスは使えない) 全国にアクセスポイントがあるのは朝日ネットと同じだが、インターネット用のハイパーロードとパソコン通信用のロード7の2種類があるので、注意。尚、海外はコンピュサーブのアクセスポイントがそのまま利用できるので、便利だがこちらは若干手数料が通信の度にかかるし、TCP/IPではなく無手順なので、WEBを見ることは出来ない。 |
246ネット | 東京(03)と横浜(045)だけにアクセスポイントがある地域密着型の定額制プロバイダ。年間1万円で使い放題のコースがあるが、応募者多数に付きIDが付与されるのが遅れる可能性がある。(1回線に付き28人にしかIDを付与しないため) もしテレホーダイにこだわらないのであれば、朝7時から夜9時30分までの日中だけアクセスできるコースがオトクで年間5000円(土日除く、1回の接続は30分以内等、制限各種あり)。ただしこのコースでもメール(SMTP/POP3)だけは24時間受発信可能なので、初心者(特に専業主婦)であれば特に支障はないだろう。ホームページは5Mまで無料で使える。スポンサーは東急グループなので、倒産の心配はしなくていいだろう。ケーブルテレビでのサービスを開始するにあたってのコンテンツ充実のために開いているようなプロバイダである。 |
さて、プロバイダへの申し込みも終わったものとします。Windows98などでは、MSNやAOLはオンライン受付のアイコンを用意しているので設定は自動ですが、大手以外は自分で設定しなければいけません。MACでも同様です。
プロバイダから渡された資料をよく見てみましょう。
以下のような項目があるはずです。
項目名 | 内 容 |
IP | TCP/IPで使用するIPアドレスのこと。プロバイダから見て各自のパソコンに固有のIDを振る必要がある。ただし、プロバイダから見て固有であればいいだけなので、通常はプロバイダ側から接続するときに自動採番されたアドレスを各自のPC側で自動的に取り込むようにできている。固有のIPアドレスを振るか?と問われたら、まず間違いなく「NO」でいいはずである。(ただしケーブルテレビを使ったインターネットサービスでは、逆に固有のアドレスを振るように指定されているケースがあるので、プロバイダからの設定資料をよく参照のこと) |
DNS | DNSというのはドメインネームサーバーの略。このサーバーが置かれているアドレスを指定することで、プロバイダが指定したドメインを使用することが出来る。例えばDNSを設定していなければ、http://192.9.168.1/xxxxx〜 となるところが、DNSを設定しておけば http://www.nanika.ne.jp/xxxx〜 となる。ただし、アクセスポイント自身そのプロバイダのホストに直接繋がっているため、この設定がなくともうまく繋がる時もあります。しかし、きちんと設定値を入れた方がいいでしょう。プライマリとセカンダリの2つを設定するのが一般的。いずれもxxx.xxx.xxx.xxxという形をとります。 |
TCP/IP | インターネットで使用する通信手順。それ以外にIPXとか、NETBEUIやNETBIOS等があっても、それはOFFにする、もしくはチェックを外してください。通信が安定する可能性があります。 |
PAP | 自動認証のこと。あらかじめプロバイダから渡されたID及びパスワード(これは自分で好きなように変更可能)が設定されていれば、自動的にプロバイダへ繋がる仕組み、あるいはその仕組みを行うかどうかのチェックボックス。もしこのPAPをOFFにすると、自分でログインスクリプトと言って、ログインする手順を自分で設定する必要が出てくる。この言葉が出てこない場合は、最初からPAPに対応していると考えること。 |
電子メール アドレス |
例えばプロバイダからのIDがAAAAであれば、大抵の場合、AAAA@xxxxxx.ne.jpというのが、電子メールアドレスとなる。それ以外に定めることも可能で、あらかじめプロバイダとの間でmyname@xxxx.ne.jpなどと決めていればそのIDを記入する。スペルミスがあってもメール自身は大丈夫だが、自分の出したメールに付ける返信用アドレスに使用されることがあるので、出来れば正しく記入しよう。 |
SMTP | 送信メール用のサーバーのアドレスを入れるところ。smtp.xxxx.ne.jpなどと入れるところが多い。スペルミスがあるとメールの使用が出来ないので注意しよう。 |
POP3 | 受信メール用のサーバーのアドレスを入れるところ。pop3.xxxx.ne.jpなどと入れるところが多い。スペルミスがあるとメールの使用が出来ないので注意しよう。 |
これらの項目をウィザード等の指示に従って埋めていくだけで、PC内の設定は終了です。機種毎に注意すべきポイントについては、それぞれの機種のところを見て下さい。
尚、最初からISDNがいいのか?通常の電話のままでいいのか?ということで悩む人も多いかもしれませんが、とりあえず最初は通常の電話線のままで十分です。最近のPCは56Kモデムというのが付属していて、最大56Kbpsの速さでデータを取り込むことが出来ます。ISDNでも64Kbpsですので(バルク通信時除く)、どうしても56Kで思った通りの速さが出ない場合(特に半分以下の19.2Kbps以下でしか繋がらないようなら)、電話線の影響も考えられるので、ISDNを考えた方がいいかもしれません。
また既存の電話線との共存についても、ちょっとした注意が必要です。例えば、通常のモデムであれば、LINEとPHONEという2つのモジュラー口が用意されていますが、今まで電話機についていた線を外して、LINEへ繋ぎ、新しいモデム等に付属していた電話線をPHONEへ繋ぎ、その先を電話機に繋ぎます。もし2つの口がない場合は、二股にモジュラーを分ける分配プラグを用意します。通常に電話販売をしている店なら1つ700円〜1200円ぐらいで手に入れることが出来ます。今まで電話機についていた線を二股側ではなくて一股側へ接続します。電話線を2本用意して、二股側にモデムと電話機をそれぞれつなぎます。
それから電話契約にプッシュホン(トーン信号)は必要ありませんので、今までダイヤル契約(パルス信号)をしていた人でも契約はそのままで大丈夫です。またモジュラーがないローゼット方式を使っている人でもNTTにわざわざ工事をお願いする必要はありません。(ただしローゼットタイプのレンタルをしている人は、モジュラーに買い替えたければ換えても結構ですが(^-^;)有料ですけどね)同じくローゼットからモジュラーを引き出すための道具が700円〜1200円程度で出ていますので、簡単な工事を自分でするだけで結構です。ただ、NTTに工事をお願いしていない代償として、「ともなり」現象があります。PCからのCALLにダイヤル式のローゼット電話機が反応してしまう現象ですが、故障ではありません。これが気持ち悪いと思う人は思いきってモジュラータイプの電話機にしてしまいましょう。
大きな家でホームテレホン等を使っている家庭では、トーン音がモデムに伝わらない可能性があるので、「トーン音を検出する」のチェックを外す、あるいは、追加するATコマンドに「X3」を追加してあげればいいでしょう。内線を使用している事務所などでも同様にこの対処をすれば、普通と変わりなくモデムを使うことが出来るようになります。 → 但し、デジタル交換機(PBX
Interface)を導入している事務所でアナログモデムを無理に使用すると、交換機に悪影響を与える場合がありますので、十分に注意して下さい。またそのような場合には、デジタル交換機用の変換アダプタ(1〜2万円程度)もしくはアダプタ内蔵の専用モデム(オムロンから発売されているME3314シリーズはこうしたデジタル交換機のアダプタを内蔵したPCMCIAモデムです)などを用意すると良いでしょう。
キャッチホンを使用している人の場合、通常のキャッチホン(これをキャッチホン1とします)では、インターネットに接続しているときに電話がかかってきたらインターネットを切ってキャッチホン1が割り込みます。これは故障ではなく、仕様です。そこでNTTでは「キャッチホン2」というサービスを用意しています。すなわちインターネットに接続していても、NTT側で代理応答してくれるサービスなんですが、案外知られていません。一度、最寄りのNTTに相談してみると良いでしょう。
1998年8月、夏の通り雨と共に一斉販売されたボンダイブルーのiMACは久々に秋葉原に行列を作りました。あれから6ヶ月、今度は5色のiMACが発売されました。ブルーベリー、グレープ、ダンジェリン、ライム、ストロベリーの5色にアイスカラーという配色が揃った、PCの歴史上珍しいラインナップとなりました。
ハードウェア仕様 | マイクロプロセッサ | PowerPC G3/266MHz |
二次キャッシュメモリ | 512KB バックサイド2次キャッシュ | |
システムバスクロック | 66MHz | |
キャッシュバスクロック | 133MHz | |
内蔵ハードディスクドライブ | 約6G IDE | |
内蔵CD-ROMドライブ | 24倍速(最大)CD-ROMドライブ | |
メモリ | 標準実装メモリ | 32M(SDRAM DIMM) |
最大拡張可能メモリ | 256M | |
メモリ拡張スロット(空きスロット) | 2(1) | |
ビデオRAM(VRAM) | VRAM | 標準6M(増設不可) |
グラフィックコントローラ | ATI RAGE Pro Turboグラフィックコントローラ | |
ディスプレイ | 内蔵ディスプレイ | 15インチ(表示可能領域 対角13.8インチ)マルチスキャン |
表示解像度/表示色数 | 640x480ピクセル 最大約1670万色 | |
800x600ピクセル 最大約1670万色 | ||
1024x768ピクセル 最大約1670万色 | ||
水平操作周波数 | 75〜117Hz | |
インターフェース | 内蔵モデム | 1(56Kbpsモデム、K56flex/V.90対応) |
USBポート | 2 | |
サウンド入力/出力ポート | 各1(16ビットステレオ) | |
ヘッドフォンジャック | 2 | |
Ethernetポート(10/100Base-T) | 1(RJ-45コネクタ) | |
サウンド機能 | 内蔵スピーカ | 2(SRSサラウンドサウンド対応) |
内蔵マイクロフォン | 1 | |
キーボードとマウス | キーボード | Apple USBキーボード(JIS配列準拠) |
マウス | Apple USBマウス | |
電力条件 | 電源電圧・電源周波数 | AC100〜240V(自動切替)・50/60Hz |
最大消費電力 | 最大200W/連続使用時220VA | |
サイズ/重量 | サイズ(HxWxD) | 395x380x440 mm |
重量 | 17.3Kg(本体のみ) | |
システムソフトウェア | MacOS8.5.1インストール済み(iMAC専用) MacOS拡張フォーマット(HFS+) | |
付属品 | Apple USBキーボード、Apple USBマウス、電源コード 電話コード、セットアップポスター、CD-ROM (ソフトウェアインストールCD、PhotshopCD、 ソフトウェアリストアCD、PageMillCD) マニュアル一式、サービス保証書 | |
付属ソフトウェア | Microsoft Internet Explorer 4.01 Microsoft Outlook Express 4.01 Netscape Navigator 4.04[ja] クラリスワークス4.0 Nanosaur FAXstf5.0、PostPet1.1 for Macintosh Kai's Photoshop SE日本語版 Adobe PageMill3.0 | |
価格 | ¥158,000(メーカー希望小売価格) |
ちなみに5色の内、人気があるのはブルーベリーのようです。やはり「iMACは青い」とイメージしている人が多いのでしょう。
只今工事中です
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