『映画監督の未映像化プロジェクト』
編集:遠山純生
発売:エスクァイア マガジン ジャパン
2001年12月10日 初版第1刷発行
定価:1600円(税別)
映画化が企画されながら、資金不足や俳優の降板といった様々な理由で実現しなかった映画の数々を、脚本やシノプシスをふんだんに使って、監督ごとに章を分けて解説した本。映画化された作品でも、映画化の途中の脚本の変更やカットされた場面、監督・俳優の交代、完成したものの封印された作品など、数々のオルタナティブな場面や作品も紹介。マニアから研究者、ファンまで幅広く楽しめる本。掲載されている主な監督は、タランティーノ、リドリー・スコット、スピルバーグ、ヴィム・ヴェンダース、カサヴェテス、ポランスキー、コッポラ、トリュフォー、ブニュエル、オーソン・ウェルズ、シュトロハイムなど総勢57人。
都筑は以下の8人の監督について執筆。( )内は取り上げた主な作品。
・キューブリック(『ナポレオン』『アーリアン・ペーパーズ』)
・ヒッチコック(『短い夜』『判事に保釈はない』)
・ウディ・アレン(『SEXのすべて』)
・黒澤明(『暴走機関車』『トラ・トラ・トラ!』)
・フェリーニ(『都会のモラルド』『アニタとの旅』)
・デビッド・リーン(『ノストローモ』『ガンジー』)
・ビリー・ワイルダー(『マルクスの国連騒動』)
・エイゼンシュタイン(『ガラスの家』『イワン雷帝 第三部』)
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2001年12月20日改訂