赤松菊夫氏の「プロ野球16球団構想に疑問」に反論

酢谷琢磨

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2014.6.4『貴紙みんなの広場』に掲載された、赤松菊夫氏の「プロ野球16球団構想に疑問」 に反論する。氏は「候補地に毎日野球を見に来る人がどれだけいるだろうか。球団経営すら 危うい」、「地方ひいては日本の活性化は大都市圏から人口の大胆な大移動が必要」との意 見。安部総理の提言は確かに唐突の感もある。しかし、候補地、例えば金沢市には現在独立 リーグ日本一の「石川ミリオンスターズ」が存在し、レベルアップさえすれば集客は可能で ある。但し、積雪地域にはドーム球場、ミニ地下鉄等インフラ整備、南海トラフ巨大地震到 来が予想される地域では、耐地震、耐津波対策、更に、球団経営にも国の補助が肝要だ。即 ち、氏の言うような抜本的改革「人口の大移動」は法律上不可能で、これではいつまでたっ ても大都市偏重主義は変わらない。この悪弊からのパラダイムシフトとしてのプロ野球16 球団構想は、一つの起爆剤になるのではないだろうか。  
Last updated on Jun. 04, 2014.
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