春の日の

古今和歌集8:二条后の、東宮の御息所と聞こえるとき、正月三日ん御前に召して、仰せ言ある間に、
日は照りながら、雪の頭に降り掛かりけるをよませ給ける、文屋康秀
春の日のひかりにあたる我なれど頭に雪なるぞわびしき

訳:酢谷琢磨

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春の日の
光にあたる
我なれど
頭の雪と
なるぞわびしき
Although the sun
in my face
on a spring day,
it is comfortless that
my head is covered with snow.

Last updated on Apr. 22, 2014.
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