HyperJOYに入ったようでなにより


 (=゚ω゚)ノおっふぇ


2004年8月17日
 巨人のモモーイがどうやら走り回っているようで。



 こっち書かないで裏ヌの方の記事書いちゃってたんでそのまま載せときます

 間の悪いヤツ、間の悪いときなんてのがある。そういうときに限って物事が悪い方向へ連鎖したりする様は、犬に驚いて飛びのいた瞬間ウンコ踏んでしまいおまけにしりもちまでつき、空を見上げた瞬間セミの小便が顔に掛かったりするくらい切ないものがある。なんていうか怒りのやり場とか無い。

 今年はあまり金を使わず、溜め込んで少しでも車の頭金にしたいと思っていたから。
 そもそもどうしても行きたいというところが無いのもあったが。
 調べてしまうとやっぱり行きたいところが出てくるのがわかっていたから。

 というわけで俺は今回いかねーぜと吹聴していたような気がしなくも無い。そんな夏コミが週末に迫ったある日、Takaさんが企業ブースにて今までのものをまとめた本を出すとの情報をキャッチ。初夏に吹いた風が牛の糞の臭いを運んできたように、一瞬欲しくない情報を運んできたようなそんなある日の午後(オフィス内)。だが牛の臭いもかぎなれればどうという事もなく、そういや兆次でキチガイなサワーを飲んだ仲でもある(味噌サワー:吉野さん、Takaさん コンポタサワー:俺、山木さん)。その本、ちょっと欲しいぞ。

 知名度はある。が、内容によってはコミケに来襲する者達にマッチしない可能性もあり、そしてわざわざ買いに行く人間もいるかどうかは定かではない。けれども甘く見る事なかれ企業ブース。人気作家、人気作品を抱える大手ブースとは越えられない壁が何枚あるかわからないほど人手が違うが、近場であり、同人ブースとの違いは「財布の紐の緩み方」が多少違うというのもある。1日ほど悩んだ挙句、2日目に並んでいってみることに。ついでにあげてなかったTシャツをおしつけプレゼントしておこう。

 酒飲んで汗かいてそのままコミケ会場に駆けつける(汗臭くなるわけ)というのは俺のわずかに残されたプライドが許さないので、ダンダル来襲時のしゃおちーでの飲み会をあきらめ、友人宅にてROやりながら待機し、朝送ってもらうことに。前日のチャットで吉野さんに「Takaさんに連絡して取りおきPLZ」と言っておいたので大丈夫だとは思うが、出発時友人S君の車のバッテリーがあがってしまっており、早朝でどこも店が開いておらず、周りのガソリンスタンドがどこもバッテリー繋ぐケーブル貸してくれないという事態というか間の悪さに、さっきやっていたROでも嫌なことがあり、この追撃もあってか俺の心の底をちくちくと攻撃する。毛細血管が少しは切れているだろう。幸い血涙には至っていない。ブスなコスプレイヤーが居たら蹴ってしまうかも位のささやかなものである。蹴った後が怖いのでチキンな俺は当然蹴らないが。
 しょうがないから俺の車で送迎を頼む。急いで並ぶもそこそこ列が形成されているという、後手にまわりすぎてちょっとピンチですよバキさん。僕は主人公じゃないんだから特殊な方法での逆転は不可能ッス。まぁTakaさんの所以外買うものが無いのが救いか。ねこねこソフトに行きたい気もしたがこの時点から並ぼうなどというのは地獄を見るのは明らかであるから、俺はそんなにマゾではないことに気づきやめておくことにする。

 日が完全に昇る前は問題なかった。気温は暑く、汗がにじむがその程度である。車を降り、列について団扇を忘れたことに気づいてもそのときはそれほど気にはならなかったくらい。日が昇ってから、容赦ないダメ押しが俺を苛むことになるわけで。前日、風呂に入ったときに垢すりよろしく普段の3倍増しでナイロンタオルで腕や手を擦り角質落としまくってさっぱりしたのはいいが、照りつける太陽とにじむ汗によりその微妙に弱くなった皮膚がしみるっていうか痛いぞおい。汗というタレをつけられ、太陽によってじりじりと焼かれる感じ。殴られるなどの打撃のほうがダメージは大きいが、永きにわたって体力、気力を蝕むこの手の痛みもなんとかしてほしい。しかし1時間ほどすると、痛みには慣れてくる。あー肌がじりじり焼けてるなぁというくらい。人間慣れというのは怖い。あ、やっぱりマゾなのかも。
 痛みは引いたが暑さは一向にひかずむしろだんだんと照り返しがつらくなっている。近くのビルの硝子に反射する太陽光がプラスされてさらに倍でドン。そうか、このビルの太陽拳のおかげで普段の1.5倍増し位で焼かれている気がするのか。UVカット付きの眼鏡のレンズのおかげでパンダ焼けしないかどうか気になる。気温が上がるごとに汗の量も増えるわけで、コンビニで買った冷えていないライフガード(500ml)を15秒ほどで飲み干してしまったり、周りの制汗スプレー臭にも悩まされる。日は照ってすがすがしそうなのに空気がよどんでいる気がしてならない。風もあまりない所為か、まさに汗の祭典汗の饗宴。微妙に生物学上女性が居たかもしれないがあくまで生物学上だったりするのでカウントせず。よって男臭い。「いかにも」的な人が近くに居なかったのが救いかもしれない。あのかほりに比べれば滴る汗もなんのその。近くにいる微妙にかわいくない女子にも我慢できる。
 開場が迫り、企業ブースへの待機列が動いていったところで自分の体調が限界近くになり体力が落ちていることを実感する。普段このくらいなら乗り切ることができるのにどうもおかしい。よくよく考えてみたら、今回の目的はTakaさんの本を買い、TシャツをTakaさん+クワイアの人におしつけ差し入れするというだけなわけで、他にどうしても欲しいというオタクアイテムがないわけだ。。そうか。足りないのはオタクパワーか。
 甘いものは別腹というように、オタクパワーも別腹というか別タンクというか火事場の馬鹿力的に瞬発力や持久力を向上させてくれる。昔台風が近づいていたときにこのオタクどもは持ち前の念やら電波でコミケ会場から台風をそらせてしまったというのは有名なエピソードである。今回の俺にはそれが不足している。だからだろう。口の中が渇き、呼吸も荒くなってくる。

 気力だけで持たせ、羊を数える代わりに「やべービール飲みてー」を心の中で連呼していたときに開場の放送が。拍手とともに列が微妙に動き出す。
 調べてあったスペースの場所、知名度などから開始当時はそれほど混んでいないだろうからたずねても問題ないだろうということで歩き出す。が、気づいたらオーガストの列に並んでいた。そういや「べっかんこう氏」がブレイクする前にだしていたミントちゃん物語が懐かしい。無かったことにされていなければいいが。夏コミセット(3000円)なるものを買う。事前にここがナニを出すかなど当然調べていなかったので、正直助かる。だが夏コミセットの内容も当然しらない。やっぱり財布の紐がゆるい。売り子のコスプレねーちゃんが妙に愛想が良かったのが印象的だった気がする。売り子という仕事していなければもっと突っ込んだ話を振っていたかもしれない。
 買い物を終えTakaさんのところへ。ブース手前で呼び込みしてました。顔を覚えていてくれたらしく、さっそく挨拶かまして本を手渡してくださった。そしてうちに余りまくっているTシャツをおしつけプレゼント。ついでにクワイアの人達にも渡してくれってことで数枚わたす。なんかクワイアの取締の方から名詞をもらった。これも何かの縁です。なんかスタジオ使いたくなったとか必要になったときはまずここに問い合わせしてみることにします。そういや話を聞くと、前日のしゃおちーにTakaさんもきていたそうで。。つーかそっちに行ってれば本も手に入りこの暑さのなか並ぶとか変なことにならずに済んだんじゃないかと。ついでにダンダルにも会えただろうに。裏ヌメンバーのなかで比較的まともなナイスガイで有る自分のキャラを覚えてもらうには絶好の機会でもあったのに。
 おまけとばかりにとびでばいんのサントラを買い企業ブースを後に。用件済ませて他を覗くと購買意欲とともに体力まで回復しちゃったりする不思議な身体だけれども、不思議なことに財布の中身の方は回復してくれないので涙をのんでブースを後に。

 どこで歯車が狂ったんだろう。飲みに行っていればROで余計なストレスも感じず、炎天下に並ばず、ダンダルをからかって遊ぶことも出来たのに。
 いや、歯車は狂っていないのかもしれない。
 意欲に関わらずコミケに吸い寄せられる者の運命なのかも。



2004年8月11日
 自分でもヤバイと思うくらい、すげーノンビリと堕落した夏休みを過ごして体はなんか不健康になりつつも心は比較的健康っぽいので総じてまぁいい感じです。
 たいしたところに出かけてもいないのに夜ラーメンくいに行って夜食買いこんで友人宅で太陽が黄色くというかもうすでに10時のおやつですよってくらいまでゲームしてたりというのもあったわけですから不健康になるわけだ。ついでに財布にも。
 そういった、ネタにもならない夏休みを過ごしていたわけですからコレの更新もないわけで。いやネタが無くても書きたいと思えばしょうもないことつらつら書くわけですがね。なんか今書くよりも他の人のレポートや日記読んでるほうが楽しかったりするので更新微妙です。吸収したくとも、その人が積み上げてきたものや感性は簡単に見につく訳ではないので、劣化コピーでなく自分のものとして活かしたいと思うなら地道に歩んでいくしかなさそうです。

 よーしここで気分切り替えて、パパ絵なんか描いちゃうぞーとか思い立ってもなんか気が付いたらネトゲ繋いでそうです。なんかオナニー覚えた猿のように気づいたらやってそうで。でも落描き用にPPC用紙かなにか買って来て置けば良い構図が浮かんだり、見たりしたときにペンも進みそうな気がするので買ってきて準備だけでもしときます。
 とりあえず買っておいたタブレットが報われるのはいつの日か。