ミャンマーの教育事情

3日目の午前中にバガン郊外の小学校を訪問した。ミャンマーでは冬休みは
ないそうで、校庭に学年ごとに並んで座り、お祈りの最中だった。ここでも
子どもたちの授業への真剣さと、英語教育の早さに驚かされた・・・。

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タンデホテルとエヤワディー川
宿泊したホテルがエヤワディー川のほとりだったので、朝、川に下りてみた。乾季なので干上がった河原には豆類やトウモロコシを植えた畑が広がっていた。もうかなり育っている畑と、今、やっと発芽したばかりの畑と二段に分かれていたが、雨季にはすべて水底に沈んでしまう。1カ所だけ川をせき止めているところがあった。すぐそばに小さな小屋があり、魚のかかるのを待つようだ。
宿泊した部屋

ホテルからエヤワディー川

成長した河原の畑

まいたばかりの豆類の発芽

川をせきとめて簗場
バガン郊外の小学校で

朝のお祈り中

仮設教室
バガンからマンダレーへ車で移動する途中で、小学校に立ち寄った。日本から来たというので歓迎してくれ、学校の説明を受けた後、授業も見せてくれた。正式にはミャンマーの文部省の許可がないと学校を見ることはできないのだそうだ。

校長室には日本の学校と同じように時間割や教育目標、生徒数などの他に、学校に割り当てられたお金の予算や、教育の成果、学年ごとの教科の教育内容など、かなり細かに掲示されていた。この辺では優秀な小学校だそうで、近隣から学区外通学もある、とのこと。学校見学の外国人もあるようで、その時の写真が飾ってあった。

僕たちが着いたときには、ちょうど朝のお祈りの最中だった。学年ごとに一列に並んでお経を読んでいる、とのことだった。それが終わると学年ごとに自分たちの教室に戻るのだが、掲揚された国旗の前で腕を組む(敬意をあらわすのだそうだ)のが不思議だった。低学年は30分授業、高学年は35分授業と、日本よりも一単位時間は短い。

腕を組んで国旗に表敬

校長室で説明を受ける
ミャンマーの教育制度はは5・4・2制をとっており、義務教育だが、都市部と異なり、農村に行くと経済事情で学校に行けない子どももまだ多い。また、学校も少ないために小・中・高が同じ教室を使用していることも多く、午前は高校生で、午後は小・中学生のような、二部制をとっていることも多い。そのため、一概にはいえないが、観光地でPOST CARDを売っている子達の中には、学校に行っていない子も少なくない。

政府ではコンピュータ教育を奨める方針だそうだが、現場ではお金がなく、買えないのだそうで、政府がたまに視察に来るときには、その場しのぎにレンタルする、なんてこともあるそうだ。この学校も教具などは手作りに近いもので、理科室や音楽室など特別教室はなかった。教育条件は良いとは言えないが、教師の教育への情熱と、子どもたちの学ぶ意欲だけはとても強く感じさせられた。

5歳児の1年生

英語は2年生から

校長先生に英語で挨拶

大きな声をそろえて

英語を音読中

先生をしっかりと見て

教具室で

下校途中の子どもたち
ミャンマーでは小学生から大学生まで学校の制服はすべて同じで、深い緑色のロンジーと、白のシャツなのだそうだ。今回は寒い時期(寒がりなのです)のせいか、防寒に上に着こんでいたので、色とりとりだったが、本当は右側の写真(前回、マンダレーで撮影)が制服。教科書は公定価格では50チャットだが、街で買うと300チャットくらいする、とのこと。実際にヤンゴンで小学校の英語の教科書を購入してきた。
これが本来の制服
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