彼方の花


 

 自分は一体何を望んでどこへ行くのか…。
 

空を仰ぐ。
星を見ては思い出すこと。
珍しく夜更かしをした友人と見た星座。
いつのまにか友人は自分の肩に頭を預けて寝入ってしまったこと、その寝息。
風を感じれば思い出す。
遠乗りにいったこと、その風の優しさ。
 

事ある毎に繰り返し繰り返し浮かんで消えるは小さな小さな思い出。
思い出そうと思って思い出すわけでもない、くだらない時の欠片。
そして隣にぽっかり空いた空間。
消えぬ現実を肌寒く思う。
 

ずっと自由になるのだと心のどこかで思っていた。
どこにいても、ここは自分の本当の居場所ではない。
自分は一つところに留まっているようなことは出来ないと…。
友といても、誰といても心のどこかに巣くう願望。
窓から空を見るたびに、地平線に線を描く山の尾根を見るたびに
心はその向こうへと行くものだと…。
ほとんど執着することはなく、行き交う人は自分にはあまり対した感慨を与えず
ずっとあの高い城壁の中で遠くばかりを見てきた。
あまりにも先の見えない自由の中こそ自分の居場所はあるのだと…。
しかし今は空を見るたびに、山の尾根を見るたびに
心に浮かぶは残酷に切り捨てたものばかり…
 

痛いほどに望むは寂寥の大地。
花もなく、星もなく…
 

◇  ◇  ◇

若葉萌える春。
木々は新しい葉を伸ばし、花はいっせいに開く。
 

「あの…カミュー様…これを…」
人通りの少ない廊下でうつむいた少女。
見ればいつもこの執務室を掃除してくれていた明るい小鳥のような少女だと気が付いただろう。
今は泣きそうな表情で手の中の鉢植えの花を目の前の青年に差し出している。
「これを私に…よろしいのですか?」
おどおどした少女とは対象に向かいに立つ青年はあくまでおだやかな笑顔。
「はい…ぜひ受け取って欲しくて…でその…」
「ありがとうございます。大切にさせてもらいますね」
にっこり笑ってその騎士はその鉢を受け取りそして続ける
「足を痛めてしまった母上も早くご容体が良くなるようにお祈りしています。そしてあなたの道行きも
幸福で光り溢れるものでありますように…」
「は…い…あのカミュー様…」
必死で言葉をつなぐ少女…ここにいられるのも後わずかだと言うことが無け無しの勇気を絞り出しているのだろう…けれども。
「あ、そうそう、早く素敵な人が見つかるといいですね?」
あまりにもやさしい笑顔でこう言われてしまっては少女にはもう言える言葉はなかった。
 

「何を持っているかと思えば…」
「ああ、今日辞めるメイドのプリスティン嬢からもらったんだ」
窓から差し込む日の光が踊る廊下を歩きながら、
カミューは鉢植えの花を無造作に上に投げるような仕種でふってみせる。
鉢に植えられているのは淡い青とピンクの小さい花。
「忘れな草って言うんだっけ?」
事も無げにいつもの笑顔。
こんな話は珍しいことではない。
「しかし身の回りの世話をする女性からカミューに忘れな草の花をな…」
ふーん、へー、ほーーーという言い方。
何があったか分かるという物だな、そうつぶやかれてカミューは慌ててしまう。
「あ、あのねいっておくけどその子とはなんにも無ないよ?」
「どうだかな」
妙にいいわけがましい物言いに、くだらないとばかりに肩をすくめて早足に廊下を進む。
「信じてよ、おまえがいるのにそういう事をするわけはないでしょう?」
その後を追うようにカミューが並んでくる。
別にマイクロトフも怒っているわけではない。
むしろあきれていると言ったほうがいいのか…
向こうは必死だったろうに、分かっていてにっこり笑って受け流して…
何も無かったように笑うこの男の薄情なこと。
実際この男にとってはどうでもいいことなのだろうが…。
「その女性のほうはどうだかな」
歩をとめて、くるりと向きを変えて相手の方に向き直る。
俺がその花の意味を知らないとでも思うなよ?と付け加えてねめつけるように言ってやる。

忘れな草。
ドント・フォァゲット・ミ・ーノット。
私を忘れないで。
その鉢植え。繰り返し毎年咲かせるその花。
ずっとあなたを思っています。その事を忘れないで。
この花を見るたびに思い出してください。
古い歌にすらなっている古風なメッセージ。別れの花。
 

「本当にこちらから何かしたことはないんだって!この花差し出されて内心びっくりしたくらいなんだから…」
「まぁいいけれどもな。それを素知らぬ顔して受け取ってくるのもたいした神経だな」
そのうち背中から刺されるぞ…この男は、とため息一つ。
なまじっか女性に優しく近寄りやすい雰囲気を漂わせているだけに
期待してよってくる女は素人玄人後を絶たない。
肩すかしを食わされた女性の数は数えるのも馬鹿馬鹿しくてかわいそうである。
にっこり笑って仲良くして、にっこり笑ってさようならである。
本当にこの男は誰かに心を残すというか…執着に関する色を見せない。
何かあった時に別れたくない相手なんているのだろうか?

「最後なのに断るのも悪いでしょう?」
「まったくこの男は…、でどうするんだ?その花は…」
「このまま枯らすのもかわいそうだし、その辺の花壇の空きにでもこっそり植えてこようかと…」
そういってひょいっと廊下の窓から庭を覗く。
庭の花壇には庭師が丹精した木々や花々が奇麗に咲き誇っている。
「あのへん…空いてそうだね」
「おい…勝手に植えたりしていいのか?」
お行儀悪くそのまま庭にでて花壇の隅っこを物色する。
「こんな小さな花だもの。別に邪魔にはならないんじゃない?」
邪魔にはならない、あっても無くても困らない。
そんな小さな花ばかり…。
そんな赤騎士団長を見かけて妙に慌てて庭師がすっ飛んできた。
「そうはいきませんよ!カミュー様」
「あ、丁度良かった、この花を植えたいのだが端を使わせてもらっていいかな?」
「またそれですか…」
「またとは?前にもこの花が?」
庭師のげんなりとした言い方にマイクロトフが疑問をなげると疲れたように庭師は2つばかりとなりの
花壇を指差す。
「やぁ、今年も奇麗に咲いたね」
「そういう問題ですか?全体的な美観の問題ですよ?これは!」
指さした二つとなりは綺麗な白い薔薇の花壇で…
みてくださいよこの花壇は他と違うでしょう?
庭師のその言葉に花壇全体をよく見ると、どうやら問題は薔薇ではなく、花壇をはみ出して地面を覆うように咲いている
ちいさな花の群れのことらしい。
この鉢植えの花と同じ小さな花、しかし見事なまでに増え、群れをなす花。
あざやかな濃い緑と大輪のバラの花を咲かせる通りの花壇に一部だけ能天気なピンクとくすんだ青の
絨毯が引かれているようで変といえば変である。
「これ?カミューが持ち込んだのか?」
「覚えが無いなぁ…」
「忘れたとは言わせませんよ?昨年の今ごろ鉢植えで持ち込んでそこの端に無造作に植えていきましたでしょう?」
「ああ、思い出した!いなかに帰るって言っていた酒場のシャーリーがくれた鉢植えだ。」
枯らすのもかわいそうだから端を借りただけのつもりだったんだけど。
「忘れるな、ばか」
去年も同じ事をしたのか…とこめかみを押さえる青騎士団長と対照的に能天気に赤騎士団長の態度はあっけらかんとしたものだ。
どんな思いでこの花を渡したのだろうか…
憶えていてももらえないとは他人事ながら同情してしまう。
記憶力のいいカミューのことだ、もしかしたらこれはワザとかもしれないと思うとなおさらである。
「増えたね」
「当たり前ですよ!忘れな草って言うのは野山に生える野草なんですから、繁殖力が強くて
タフなんです。こんな条件のいいところに植えたら闇雲に増えるに決まっています」
「抜いてくれても良かったんだけど?」
「仮にも騎士団長が持ち込んだ花ですし、これでもれっきとした鑑賞用の花ですので枯らしたくはありません。
とにかく調度いい機会です!全部植え替えますので手伝ってくださいね!」
要するに庭師としては自分が植えたものでなくても枯らしたくはないので責任とって手伝えということらしい。
「ばかだなぁカミュー、変な物を持ち込むからだぞ、がんばれよ」
巻き添えはくいたくないとばかりに背を向けたマイクロトフの制服のすそを逃がすかとばかりに捕まえる。
「え!?手伝ってくれないの?」
冷たくない?
「この手の繊細な作業はちょっと…」
冷たくない!おまえの責任!
大体この件に関してはマイクロトフは女性の味方に付きたかった。
ちょうどいい機会だ。
この花をくれた女性の気持ちでも考えながら作業をして欲しいものである。
「もちろん手伝っていただきますよマイクロトフ様、昨年の夏に好きだからって人の花壇にミントの種を撒いて
ニゲラの花を枯らしたのはどなたでしたっけ…」
言外で交わされる目線の会話に庭師の青年がやぶ蛇の判決を下す。
いわれて思い当たる節があるのかマイクロトフは、あ、という顔をする。
ミントは凶悪なまでの繁殖力と土の中の養分を奪う性質がある。
ミントを植えた花壇にはものによっては雑草すら近寄らない。
「…あれは…別にああなるとは…」
がっくりと肩を落とした青騎士団長にわざとらしく慰めるように赤騎士団長が肩をたたく。
「ま、がんばろうねマイク」
この優しげな笑顔がはり倒したいくらい憎たらしいかもしれない…。
 

◇  ◇  ◇

「もっと可憐ではかないはなだというイメージがあったのだが…」
予想外の労働の後、二人はどっかりと執務室を私室化してお茶の時間と決め込む。
「花一つだけとってみれば小さくてはかなげで可憐」
「それはそうなんだが…」
一つ一つは小さくかわいらしくても茎の先に丸くぼんぼんになるように固まって咲き、
また絨毯のように一面に群生するさまはかわいいなどという字をはるかかなたに追いやって
ひたすらにたくましい。

「しかしマイクロトフもこの花の意味だけはさすがに知っていたのか」
丁寧に入れたお茶を渡してカミューが笑う。
「まぁさすがにな」
ドントフォァゲットミーノット私を忘れないで…。
名前そのままの意味。
お前みたいにもらったことはないけれどもな、とマイクロトフは少しだけ嫌みっぽく舌を出して笑う。
「じゃぁお別れの日には私からその花を贈ろうかな?」
さらりと言われた言葉に口に付けたお茶を吹き出しそうになって、マイクロトフはいやーな表情を浮かべる。
「そんな予定でもあるのか?」
「今のところはないよ?」
でも、別れの無い出会いって言うのも無いし…。
「それで忘れな草か?」
マイクロトフは嫌そうな顔のまま不味そうに紅茶をすする。
「その花を見れば思い出すなんて…さ」
それなりにロマンティックでしょう?
そういってカミューはあいまいに笑う。
いずれ出ていくであろう自分。
でも忘れて欲しくない。どうか心の端にいつまでも自分を置いて。
そんなセンチメンタリズムをマイクロトフはくだらないとばかりにあっさりと断ち切る。
「ばかばかしい。それならば忘れるための花でもよこすんだな」
あえないのにいつまでも囚われていたくないのだろう。
きっぱりというマイクロトフの口調がらしくて腹立たしい。
「忘れるための…ねぇ」
「おまえは忘れな草なんか欲しいのか?別れる時に、もう会えなくなるかもしれないのに」
「おまえこそ会えなくなったら忘れるのか?」
いままで過ごしてきた時間ごと?そっちの方が冷たくない?
食い下がるようなカミューの物言いにマイクロトフは意外そうな目をむける。
「お前がそんなことを気にするとは思わなかった」
「どうして?」
「どうして…って、お前こそ今までもらった忘れな草の意味でも考えたらどうだ?
にっこり笑ってはいさようなら、後はろくすっぽ思い出しもしないんじゃ渡された花の意味なんか無いがな」
「私はお前のことを聞いているんだけれども?」
「同じ事だ、お前は思い出しもしないのに、俺に憶えていろだと?」
ばかばかしい!、吐き捨てるように言う。
「どうして私が思い出しもしないと決め付けるんだ?」
大体、すれ違って少し言葉を交わす程度の女の子とずっと傍に生きてきた大事な人間と同じだと?
「だってお前は……」
少し険のある言い方になってしまった、マイクロトフはそれに気が付いて少し黙り込み
やがて大きくため息を吐く。

「まったく…」
何でこんな話に…。
「マイク?」
「下らん…」
マイクロトフは何かをあきらめたように椅子の背に身体を投げ出して遠くを眺め、
まるで違う口調…何かを思い出すようにゆっくりしゃべり出す。

「カミューの好きな紅茶の銘柄がディンブラ」
「うん?」
「ストレートかブランデーを少し、
ハーブ入りの紅茶の時だけヒースかリコリスの蜂蜜
何にも入れなくてもスプーンで右回りに3回かき回すくせがある…」
ここで一息ついてカップに残った紅茶に目を落とす。
「…どうしたのいきなり」
いきなり変わってしまった話と雰囲気についていけないといいたげにカミューはマイクロトフの目を覗き込む。
「何でこんな事を憶えてしまったんだろうな…」
マイクロトフは覗き込もうとするカミューから目をそらして独り言のように続ける。
「カップのお気に入りは青い下地の色がのった白磁の薄いカップ。
戦場に持ち込む茶はストレートでも少し甘くて元気の出る香りだというオレンジ…」
「………」
「こんなことばかりだ…」
うつむいて紅茶の色を見つめたままマイクロトフは続ける。
「俺はおまえが紅茶を入れてくれなければ紅茶なんかわざわざ飲まないんだ」
「知っているよ」
「だから紅茶の缶を見るとおまえを思い出す。
しかもこんなくだらないことばっかり、些細なことばかり当たり前みたいにな」
その場にいなくてもいるかのように鮮やかに。
何もかもを思い出す。
「紅茶だけじゃない…、布団、剣、それから琥珀色に…赤」
起こすたびにごねた朝。
そして忘れ様も無いあざやかな太刀筋。
瞳の色。
「そんなものを見るたびにそれをおまえがいないのに…何かあるたびに繰り返し繰り返し…」
呼吸をするよりも自然に傍にいたから考えるよりも先に目に浮かぶ光景。
「そんな事ばかり思い出して苦しくなれと言うのか?ばかばかしい。花なんかいらない」
花なんか無くたって事あるごとに思い出すに決まっている。
思い出したいとか忘れたいとか…そんな思いの前に…。
 

忘れようも無い。好きな紅茶、砂糖の数、カップをまわすくせ、笑い方、
小さな悪戯、他愛も無い会話、どれも小さなものばかりがかけらのように入り込み毒のように染め上げて
心の大地を埋め尽くす。

「いなくなってしまったそんな思い出ばかりかかえて辛くないわけがないのに…
お前は本当に時折下らんことを言う…。
忘れるだと…?そんな事は俺に出来るわけもないのに…
出来るとしたらいないことに慣れていくことだけ…それすらもいなくなるのがお前なら…」
俺はお前じゃない…そうあっさりと向けられた感情を笑って無いことに出来るお前じゃないんだ…
ごめんね…続けられる言葉にそういってカミューは話を止める。
「ごめん、つまらないことを言ったね…そうだね私も忘れるための花が欲しい」
お前が…お前が傍にいた人間のことを忘れるわけも無かったね?
「当たり前だ…おまえと一緒にするな」
「さっきから聞き捨てなら無いなぁ…私だってお前のことはそう簡単には忘れられないよ」
「お前はさっきから嘘ばっかりだ…
でもそれでいい…とっとと忘れてくれたほうがいいに決まっている」
辛い思いを相手に残すのなら…。
「そうかもね…」

ごめんね…
小さく呟いた言葉は誰にも聞こえないように…。
 

◇  ◇  ◇
 

      いない人間のそんな些細なことばかり繰り返し思い出して苦しくなる…。
 
 

「私はね…、まさにそれをおまえにやって欲しかったっていったらすごく怒るだろうね…」

でも苦しくて苦しくて窒息するのは自分が先。
はじめは一つの小さな花のようなものだった…。
笑い掛ける笑顔、その時みせるはにかむようなしぐさ。
気に入っている、でもなくしてもかまわないほど些細なことだった。
それがいつのまにか…
もういなかったころの自分なんて思い出せない。
空気にも近く、彼がいなければ眠ることすらもできない。
心を埋めて行く小さな花。
すべて枯れてしまえば自分には荒れ果てた大地が残るだけなのだろうか?
でもその大地の色すらも思い出せない

「私が何にも執着しないだって?笑わせてくれるよ…」
でもお前は私がそうだと信じていたようだね…
実はわたしも自分がそうあれると信じていたんだよ…?
実際に離れてみるまでは…。

自由を望み自由に焦がれ、
そうして今、その心のままに生きているのに。
目を伏せて浮かぶもの
目を開けて思い出すもの…
逃れるように遠く遠く離れても…。
 

「本当は私はあの花壇の傍の土手すらも超えていないのかもしれないね…」
小さなポットでお茶を沸かして思い出す表情に苦笑する。
お茶を入れてあげる時の嬉しそうな顔。
味を見る時のスプーンをかじるくせ。
砂糖はひとつで少しぬるめのほうが好き。
一口飲んでその味にまた嬉しそうに笑って必ず言うのだ…おいしいなこれ…と。
馬鹿みたいにはっきりと思い出せる。
ああ、、あれが見たくて私はお前にお茶を入れていたんだっけ?
一つ一つは小さなもの。
忘れてもかまわない些細なことばかり。
でも自分を捕らえて離さない小さな鎖。
今もまるですぐ正面に現れるかのように鮮やかな…。
彼が良くそうしたようにスプーンをかじって口の中に広がる金属の味に顔をしかめる。
涙は出ることが無くても、息が詰まる。
 

"そんな事ばかり思い出して苦しくなれと言うのか!"
 

そう…、忘れないで、その記憶に埋もれて死んで欲しい。
自分がそうであるように…。
 
 
 
 

どれも小さなことばかり…
それでもただ心を覆うは青い小さな花。
その花の幻影から逃れるように遠い空を見てただ目を細める…。
 

もう…、自分は自由になることはありえないのだ…。
 

 

痛いほどに望むは寂寥の大地。
頚木なき大空。
それは手に入れることもできなくなってしまった遠い風景。
夢にまで見る薫り高き幻影の花。
 
 

心にあるは花。
小さな花。
うちはらっても決して絶えること無く、離れてなお一層
心を埋め尽くす、それは忘れじの花…。
 
 

夢よりもなお強い…それは忘れじの花…
 
 

〜終〜


月末にお話を書いては行けないと言うことが痛いほど分かりますね。
会社の修羅場のおかげで脳内麻薬出っぱなし…バッドドリーム見っぱなしでございます(爆)。
私の頭の中には二人の別れなる選択肢は全くと言っていいほどないはずなのですが
何故書けるのでしょうねぇ…(苦笑)
珍しく女性の味方なマイクロトフ様(笑)。

(2000.5.31 リオりー)