○● ゲーム日記帳 ●○
2004年【1】

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5月22日
 『CLANNAD』クリア!

 泣いた! あぁ、泣いたともさ!(T△T)
 もう、なんていうのかっ。
 そんな大きな事は願ってない、ほんの些細なことでしかないのに、どうしてこの人たちには、そんな小さな願いすらかなわないのかと。

 一緒に居てほしい、一緒に居たい。
 ただそれだけなのにっ。

 AfterStoryは、もう、ことあるたびに、琴線に触れまくり。
 ひと言ひと言が、優しくて、切なくて。

 TMネットワークの曲の歌詞で――
 「君に会うために生まれた 愛するために生まれた」
 ――という一節があるのですけど、この作品に登場する人たちは、みなそんなカンジでした。
 そして、そのことに加えて、「愛されるために生まれた」のですけど。

 みんな、この町に生きている人は、1人じゃないんですよね。
 それを渚は伝えてます。

『でも現実だからこそ…
 辛いことだって、たくさんあるはずです。
 でも、ひとりじゃないから、乗り越えていけるんです。
 人は…』

 ……うあぁーん。渚ぁぁ……(TдT)。

 好き嫌いは別にして、物語が伝えるところは『AIR』の先に辿り着いたような気がします。
 AfterStoryは、『AIR』のAIR編の先にあるモノを描いていると思うので。
 どちらが優れているという優劣の話はさておき、Keyの人たちはここまでの時間の中で、ちゃんと前へ進んでいた、留まっていなかったんだなぁ……という気持ちになりました。

 AfterStoryが古河ファミリー中心になってしまうので、どうしても渚への感情移入度が高くなるのですけど、それでも他のヒロインたちの関わり方が胸にくるというか。
 特に杏。
 こ、この子は……本当にイイ子やなぁ(TдT)。
 椋との三角関係じゃなくて、渚と杏と朋也の三角関係のほうが良かったんじゃないかと思うくらいにっ。
 あんな登場をされたらですよ、ホントにもー。

 智代は物語の位置が渚とは対極にあるので登場がなくて残念。
 でも、彼女の存在感は、この作品の中で忘れられないと思うのです。
 で、今は智代シナリヲを再プレイ中だったりします(笑)。
 やっぱり可愛いッ!(≧▽≦)

 音楽に関しては、ぶっちゃけ、AfterStoryのためにあったようなカンジが。
 AfterStoryでの用い方は、それまでとは違って、そらもう繊細に、そして注意深く用いられていましたよねーっ。
 「渚」とか「空に光る」が流れるシーンって、涙を堪えるのに必死になるシーンばかり……(T△T)。


 クリアした直後はただただ感動していただけなのですけど、その後、時間が経つにつれて色々と考えるようになりました。
 こう、ジンワリと胸の中に染みだしてきたカンジ。
 こういうトコロに「嗚呼、Keyの作品をプレイしたんだなぁ……」と思わされます。
 これから先、色々とまた考えていくのだと思います。
 『Kanon』や『AIR』と同じく。


 素敵な作品をありがとうございました。
 この作品に出会えたことを、感謝します。

5月18日
 最近はまたラグナロクで遊んでいたのですけど、マイグレーション期間に突入したので、しばしお休みです。
 結局、Iris のキャラは移住することにしました。
 それとは別に、新鯖が立ち上がったらどこかで新しく始めようかと。
 とりあえず Tiamet が有力でしょうか。
 今度こそモンクを作ります(苦笑)。


 『CLANNAD』 有紀寧EDと春原兄妹EDを見ました。

 うーん……。
 世間で言われているほど、悪い印象はなかったかもー。
 というか、好き。
 ボリューム不足はいなめませんけど、お話の雰囲気は良かったかと。

 特にゆきねぇは、ほんわかした雰囲気がたまらなく心地よいですねー。
 あと、ほんのり甘えてくるところとかー(≧▽≦)。
 キャラ的には風子より好きですねー。

 春原兄妹EDでは、やはり芽衣ちゃんの献身ぶりにホレました。
 サッカー部の連中に天罰がくだると、わたしの溜飲も下がり、もっと良かったのですけど、この作品は懲悪の物語ではないので、あれはあれで良かったんでしょう。
 Keyの作品にはたまにしかムカつくキャラは登場してきませんけど、たまに登場してきたかと思ったらマジでムカつくわけで――。
 で、そのムカつくキャラは、自身の行為に対してあまり因果応報的な罰を被らないんですよねー。
 まぁ、罰を受けるという要素を入れるよりも、舞台から退場させるほうが、主要キャラへ向けての物語としては良いのかもしれませんけど。

 あー、でも、こう、モヤモヤ感があるんですよーっ。
 あのサッカー部の部長、殴りたい。
 というか、あんなサッカー部、廃部にして演劇部を復活させて下さい。

5月16日
 『CLANNAD』 ことみEDと風子EDを見ました。

 いや、もう、ことみEDではボロ泣きでした。
 なによ、あれ、もうっ。
 家族って素晴らしいよね、仲間って、友達ってサイコーだよね。

 これは書き残しとかなければ……と思って、あの手紙の文章をメモメモしていたんですけど、そのメモする作業、書き残す作業というのが、作中の2人と同じことをしているんだと思うと、またそれだけで涙があふれてくるというか。
 こうして自分は書き残しているけれど、実際の本人たちはどう思いながらあの手紙を書いていたのだろうかと……。
 恐らく本当に作中で語られていたこと通りなのだと思います。
 愛しい人へ伝えたい言葉。

 あの言葉、そらんじられるくらいに覚えよう。
 忘れないで覚えていこう。
 素敵で綺麗な言葉でした。

 で、ほらまたやっぱり杏ちゃんが、すっごくカッコイイしー。
 どうしてこの子は他のヒロインの話に登場するときはこんなに……。

 わたしの中ではこのシナリオだけで、『CLANNAD』は2004年のベスト3には間違いないくランクインしそうな予感デス(^_^;)。


 風子EDのほうは……正直、微妙かなぁ。
 話の搾り方が弱いというか、見当たらないというか。
 なんとくか、こう、正直すぎる物語なので意外性に乏しいカンジ。
 先へ進んだときに驚きが少ないという。
 あと物語が進むに際しての説明不足感があったんですけど……。
 もともとKeyの作品ってそういうところがあると思いますけど、このシナリオは根幹が「いい話」であるために、どうもそういった物語を進める都合の面が気になってしまったカンジです。
 それが「いい話」に影を落としてしまっているような。


 ここまで進めて思ったんですけど、『CLANNAD』ってモノローグor地の文のシーンが多すぎやしませんか? それも立ち絵や背景が用意されないようなシーンとして。
 あと、シーンのつなげ方が音楽と合ってないカンジ。
 すぐ切り替わるシーンなのにわざわざBGMまで変えるから、A・B・Cと3つのシーンをつなぐときに、真ん中のBのシーンの曲がすごく間が悪く挿入されるとか。
 なんというか、こと音楽面に関しては首を捻ってしまいます。

 まぁ、こうした愚痴も、期待感の裏返しなんですけどねー。
 水準以上であるのは間違いないと思います。

5月13日
 『CLANNAD』 藤林姉妹と勝平EDを見ました。
 智代ちゃんの話に出てくる杏ちゃんは格好良くて素敵だったのに、自身の話の中での彼女は、どうも好きになれないというか……。
 同様のことが椋ちゃんにも言えて、杏ちゃんのお話に出てくる彼女はとても勇気ある凛々しい女の子に思えたのに、自身のお話ではその辺りが消化不足しているという……。
 なんとなくちぐはぐしてるカンジを受けてしまいました。

 杏EDでの杏ちゃんを嫌いなところは、攻めてないトコロ。
 智代ちゃんに向かっていったようなガッツを感じられないんですよねー。
 受け身過ぎというか。
 それに対し椋ちゃんはすごく頑張ってると思います。

 なーんかですね、杏は自分のほうが朋也のことを理解できている、だから朋也が最後に選ぶのは自分しかない……と思っていたように感じてしまうのです。
 朋也を巡る、椋に対しての優越感というか。
 なんか気に入らない……。

 恋愛は人それぞれですから朋也の選択が間違いであるとは言えません。
 でもですよ。
 それなら椋ちゃんのことを、あのように扱うことだけはしてほしくなかったです。
 とにかく、椋ちゃんは朋也にはもったいないとわたしは言いたく!

 ……朋也は自分があんな生活を送っているから、努力家の椋ちゃんが疎ましかった、眩しかったのかもしれないですね。

 椋ちゃんが杏ちゃんに対して誠実でない、ズルイと言う向きもあるかもしれませんけど、ズルくて何が悪い!
 好きな人に振り向いてほしいと努力することの、なにが非難されようか!
 ……あー、まぁ、ズルイ女の子って、大概、フラれちゃうんですけどね(苦笑)。

5月8日
 しばらく更新してませんでしたが、ここ最近のゲーム日記をー。

 『Fate』はスタンプ含めてクリアしました。
 終えてみた感想は、すごいなー、というとこでしょうか。
 セイバーvsライダーの戦いのシーンでの、BGMともども含めた演出には脱帽。
 実際、あそこでハマッたようなものです。
 印象に残るシーンで、印象に残る音楽。
 この組み合わせを崩さない作品は、ずっと心に残っていくと思います。

 でもストーリーに目を向けると、終盤へ進むにつれて居心地の悪さをおぼえていったのも事実です。
 ちょっと「IF」の世界に入りすぎなんじゃないかなぁ……と。
 まぁ、「Fate」編を最上と捉える者の言い分なのかもしれませんけど。
 でもしかし、その「Fate」編ラストだけでもわたしはこの作品を支持する理由に足ると思うのです。


 『Quartett!』は、シャルをクリアしたあとで中断してます。
 FFDシステムはやはり当代一の演出を誇れるシステムだと思うのですけど、残念なことにそれを活かすための細部への心配りが不十分だったような気がします。
 とにかく音楽!
 素晴らしい音楽を多数用意しておきながら、それを充分に活かしきっているとは思えないのです。
 合宿のシーン。2つのカルテットが合奏するところには、大いに不満があります。

 お話のほうは小粒な良作というカンジでした。
 深い部分までは踏み込まず、とにかく目の前のことに焦点を当てきったというか。
 描かれていない部分が残念にも思いますが、この場合にはユーザーの側の想像を期待されているのかなぁ……と。
 少なくとも描かれていない部分に対して、想像の翼を広げるだけの材料は揃えられているのですから(残念!という意味での期待感も含めて)。


 でもって現在は『CLANNAD』をプレイ中です。
 智代ED、美佐枝EDを見ましたー。
 いや、もう、智代ちゃんが素敵すぎデス!(≧▽≦)
 Keyの歴代ヒロインの中でも一番好き……かもです。

 お話のほうも、グッとくる話でしたし。
 惹かれ合う者同士なのに、離ればなれになって大人への階段を昇らなければならない、少年と少女の通過儀礼の物語――には弱いんですってば!
 それも少しだけ女の子のほうが先に大人へなっていくものだから、残される側の少年の焦燥感みたいなのが心に刺さるというか。
 幼年期の終焉を告げられる寂寥感みたいなのも、切ないというか恐いというか。
 得体の知れない何かにのみ込まれそうな感覚?
 でも、智代も朋也も、ちゃんと前に進むことが出来たのは嬉しく思います。
 1人で通過儀礼を歩むことになったけれど、その間、互いの存在がずっと支えになっていたと感じさせられる結びは本当に嬉しいです。

 智代ちゃんはさー、可愛いですよねー。
 健気というか。
 「岡崎」から「朋也」に呼び方が変化するあたりなんて、ちょっとテキスト読んでても照れちゃうというか(笑)。
 朋也は公にベタベタと甘えてきますけど、智代ちゃんもけっこう甘えたがりですよね。……夢見がちともいうかもしれませんけど(苦笑)。

 余談ですけど、智代シナリオに登場する名無しの男子生徒。生徒会役員の。
 あのオトコにはムカツクというか。
 朋也に対して真っ向勝負しないで牽制球ばかり投げてくるやり方は卑怯以外のなにものでもないような。
 「自分ならどこまでも共に見ていける」とか、朋也に言ってるんじゃないっての!
 そういうのは智代ちゃんに言いなさいよ!
 そこまで言っておきながら、「好き」という感情は示さないんですよ?
 なにそれ?ってカンジデスヨ、もーっ!(`д´)

 ……『Kanon』のときの執行部もそうでしたけど、生徒会役員には良いイメージがないなぁ、Key作品は(笑)。


 美佐枝さんのお話は、これまでのKeyっぽいお話でしたねー。
 でも、ぶっちゃけ、美佐枝さんの友達2人には感動したというか。
 「きみが何者であろうと、ずっと友達」みたいな言動にはホロリときました。
 ボリューム的にではなく、もう少し、これから先へとつながるような何かを示しておいてほしかったようには思います。


 ところで。
 芳野祐介さんの曲って……大江千里デスカ?
 卑屈に生きてないか? 素直に笑えているか?……とかって??

3月21日
※『Fate』関連の話題です。御注意下さい。


 『Fate』クリアしました!!
 まだタイガースタンプ回収が残っていますけど、ここまで40時間弱ってところです。
 面白かったデス!(≧▽≦)

 わたし的にイチバン面白かったのは「Fate」篇。
 「Heavens Feel」篇は何か違うー……というカンジが。
 「Unlimited Blade Works」は真ん中でいいので、「Fate」と「Heavens Feel」の順番が逆だったらなぁ……と思ってしまいます。

 とにかくセイバーLOVE!なので、「Heavens Feel」での扱いというか展開には不満があるわけで、せめて救いがあれば……。
 士郎が自分の名前の呼び方についてこだわりを持っていた件は嬉しかったですけど、そこでその話を持ち出すなら、終盤のあのシーンで活かすべきではなかったかと……。
 それはセイバーLOVEゆえのこだわりになってしまうのでしょうか?
 うー。まぁ「Heavens Feel」は桜の話ですしー。仕方ないのかなぁ……。

 「Unlimited Blade Works」は、もー、弓凛の方々のためにあるような物語で。
 士郎視点で感情移入していたわたしには、ちょっと馴染めなかったというか。
 いえ、物語としては良かったと思うのですけど。
 それにGood Endは、狙いすぎてて素直に喜べないっていうかー(笑)。
 士郎絡みでいえば、TrueよりGoodだと思いますけど。凛が可愛いので。
 Trueの彼女は、どうも士郎をあの人の代わりにしているのではないかと感じてしまうんですよねー。
 それでも彼女のことを好きなら構わないのですけど。
 愛とは疑わないこと!なのですし。
 でも凛のことを考えると、True Endしかないよなぁ……とか。
 うーん……。

 「Heavens Feel」もGoodのほうが好きかなー。
 Trueは大団円のように見えて、大団円ではないようなカンジ。
 ……やっぱりセイバー絡み?(苦笑)
 でも実際、Goodの桜の生き様には涙したというか、物語の奥深さを見せられたカンジがしました。


 物語の良さはもちろんですけど、やっぱりキャラクターの魅力でしょうかねー。
 ヒロイン3人だけでなく、他のサーヴァントたちも魅力的。
 ライダーかキャスターか、ランサーかアーチャーか。
 神父とか先生とかも格好いいし、凛のクラスメイトたちもキラリと光っているという。
 キャスターにくらべて、ライダーってひいきされているような気が。
 うーん……。キャスターにはいろいろヤラレちゃうから、好きになるには障害が多い?
 そうかもしれませんが、マスター込みで考えると、悪い人じゃないよねぇ……。
 ライダーも「Fate」篇と「Heavens Feel」篇での印象はまるで異なりますし。
 アーチャーはどちらかというと「Fate」篇の方が好き。
 ランサーは「Unlimited Blade Works」篇のほうがカッコイイです。

 好きな物語は「Fate」。
 好きなEDは「Fate」True。次点で「Unlimited Blade Works」Goodと「Heavens Feel」Good。
 好きな女の子キャラは間違いなくセイバー。次点は……難しいですね。
 現時点では桜と言っておきます。
 好きな男の子キャラは士郎。次点では宗一郎(オトコノコ?)
 ベストバウトはセイバーvsライダー。

 うわー。いろいろ語っちゃうよーん。
 こりゃ、まいったです。
 さーて、スタンプ回収したら、2周目いってみよー!
 ……『Remember11』は?(苦笑)

3月15日
 『Fate』セイバールート、クリア!!
 もう、すっごく面白くって、どうしようってカンジです。
 文章になれるまでは退屈にも感じてしまったのですけれど、ライダー戦あたりにはもう引き込まれっぱなしでっ!(≧▽≦)
 まあ、序盤で退屈なのは、魔術関係のレクチャーをされるからだと思うわけですけど。聖杯戦争の成り立ちとか。
 設定を教え込まされるのはツライですよね……。
 このあたりの説明をなんとかできたら良かったのになぁ……と思ったり。

 18禁なので、セイバーとそういう関係になるわけですけど、そのシーンについてはあまり良い評価を見ませんねー。
 わたしは良かったなと思うのですけど。
 肉欲としての行為はさておき、士郎とセイバーの場合、肌を重ねることに意味はあると思うので。
 よくいう不要論には賛同しかねます。

 んで、まあぁ、ラストシーンですけど……。
 泣けましたよ。ああ、もちろん。
 一言では言い表せない感情が沸き起こって、でも、そこには感動があるわけで。
 この先、セイバーと士郎が紡いだ物語を忘れないでいようと思います。
 ……世間的には凛大人気!だったりしても(苦笑)。

 サンクリに行ってウキウキ気分でFate本を探したんですけど、誰も彼もがアチャ凛本なのが鬱……。
 そんなに凛がいいのですか? いや、わかるけどもっ!
 アーチャーもわかるよ! わかるともさ!
 でも、セイバーの横顔の華麗さについて思いきり語った本があってもいいじゃないのさ!


 というわけで、次は凛を攻略するですよ。
 そんなにステキ美少女なのか、この目でたしかめてやる!(笑)

3月9日
 Littlewitchの新作『Quartett!』の体験版を遊んでみたのですけど――。
 たまらなく面白いデス!
 期待度からいえば、今年ナンバー1かもっ。
 これで本編まで面白かったら、2004年ナンバー1に輝くかもしれない魅力を秘めてますヨ!
 『白詰草話』から引き続いてのFFDシステムは演出面で当代随一かと。
 通常のテキスト系ADVが抑揚乏しく「読まされる」感をどうしても拭えないところ、FFDシステムは送り手と受け手が呼吸を合わせて「見る」カンジですね〜。
 18禁ソフトですけど、この作品はたくさんの人に触れてほしいなぁ……。
 前作のようにDCで発売とかされないかなー。

 んで、『SHUFFL!』クリアです。
 扱う題材は良かったのに、それを丁寧に調理しないで出してしまったカンジが残っちゃいました。
 楓ちゃんの話なんて、背中がゾクリとしたというか……。
 もったいないなぁ……。
 キャラクターの描きかたも、話の大枠も悪くないのに、どうしてもっと奥まで作品を構築しなかったのかなぁ……と不思議でしょうがないという。
 ここまでが限界という見方はしたくないですけども――。
 本当に残念ッ。

 キャラの中では、亜沙先輩がイチバンでした。
 しっかり者なのに、甘えん坊なとこがLOVE。
 この2つの性格のスイッチが絶妙だったという。
 楓ちゃんなどは、ちょっとしっかり者のほうに入りっぱなしだったかな〜。
 あとの順番は――
 亜沙先輩>ネリネ=楓>プリムラ>リシアンサス
 ――かな?
 プリムラは、話のオチのつけかたが強引ダヨ〜(T△T)。
 主人公は蚊帳の外で問題解決をされてもなぁ……。
 友情に乾杯!なのかもしれませんけどー。

3月2日
 PS2の『ふらせら』を始めてみたのですけれども――。
 こりゃ、アカンです。
 いろんな意味で、なってないなぁ……と思うことしきり。
 少なくとも、立ち絵切り替えでBGが揺らぐのはやめてほしいというか……。
 アクティヴ・ダイアローグという機構も、はたして機能しているとは言い難いと思うんですけどー。

 「平和」って、なにも起こらないってことじゃないと思うんです。


 で、『SHUFFLE!』のほうに戻ったりして。
 ネリネちゃんをクリアしました。
 シアとネリネ、そしてまだクリアしてませんけれど楓の体験を考えると、なるほど「SHUFFLE」の意味も、おぼろげながらに見えてきたようなカンジ。
 その中で、ネリネのSHUFFLE具合というんですか? これがまたわたしにとってストライクなお話でして……。
 いままでただの設定要素だと思っていたところを表に出されたらアナタ、もう、やっべ、不覚……ってなもんですよ(TдT)。

 シアよりネリネのほうが、設定がまとまっていたというか、スッキリしていたようなカンジがするのは気のせいかなぁ。
 それとも、ひいき目?(苦笑)
 ネリネ>シア なカンジのわたしでございますことよ。

 でも、やっぱり攻略ヒロインが決まったあとの部分でも共通台詞があったり、他のヒロインの言動は蔑ろだったり、そういうところが気になるというか、もったいないかなぁ……と思うトコロ。
 「SHUFFLE」のコンセプトとは異なる部分なのかもしれませんけれど、各ヒロインの言動が交叉してくるような展開が、物語に深みを持たせるのではないかと思う次第なり。
 ホント、もったいない。
 せめて、シアとネリネに関しては、どちらかが選ばれたときになんらかのアクションを起こしてほしいと思いました。
 ……あ。「あの子なら稟を任せられる」とかいう発言だけではアクションには数えませんので(^_^;)。

2月21日
 ちょこちょこ進めていた『SHUFFLE!』ですけど、リシアンサス・ルートをようやくクリアしました。
 表も裏も。

 自分、あまり西又葵さんの絵って好きじゃなかったんですけど、この作品で慣らされちゃったかも――(笑)。
 シア、可愛いじゃないですか!

 お話としては、これといって特徴があるわけではない学園ラブコメ?
 でも、まあ、そういう雰囲気が好きな私としては楽しめました。
 日常会話が日常っぽさを、うまく表現していると思います。
 そしてオヤジスキーには当作品をオススメします。
 あの2人のオヤジは、ヒロインたちを凌駕してしまってますよ……(笑)。

 ヒロイン個別のルートに入ったあと、他のヒロインたちとの絡みが物語の中に入っていればなぁ……とか思いました。
 ちょっと、その辺り、淡泊かな、と。

 あと、やっぱりOPムービーは好きかなぁ。
 あの矢印の躍動感がたまらなく好き。
 とくに弧を描いている矢印が入るタイミングがステキ。

1月3日
 冬コミで買った同人誌にあてられて、『サモンナイト3』を再開しております。
 アティ先生で、生徒はベルフラウという帽子コンビです。
 攻略本を見ながらプレイしているので、1周目にくらべるとらくちんですヨ〜。
 手元にはソフトバンクとebの攻略本があるのですけれど、わたしはソフトバンクのほうが使い易いかなぁ。

 EDは誰を目指すのかは、まだ考え中〜。
 ベルフラウEDでいいかなぁ……と思っていたのですけど、フレイズでもいいかな、と。
 あー、でも、ファリエルにべったりなのは面白くないから、スカーレルにしようかなぁ……。
 1周目では、中盤以降は使ってあげなかったですしー。
 正直、戦士タイプのアティとは相性が良いと思うんですよねー。
 MOV4だし横切りですし。


 昼間は久しぶりにみっちりと『Ragnarok』を遊んでいました。
 要塞西でソロ狩りしながら、猛特訓しにやってきているアコさんを助けたりして。
 ドロップも悪くないですし、最近はもっぱらここです。

 倉庫がいっぱいになってきたので、s4コンボジットボウを2つばかりチャット売りしました。約1時間ほどをかけて完売(笑)。
 1つ目はわりと早く売れたんですけどねー。窓を出して、10分くらい?
 で、そのお金でサンゴを買い集めたのですが、ハートのヘアピンを作るまでには、あと21個足りない〜(T△T)。
 こういうときに限って、売ってないもんなんですよね〜。2度ほどプロの露店を回ってみたのですけど、それ以上は見つかりませんでした。
 今日中に作りたかったのになぁ〜。

 ちなみに自分でペノ狩りに行く勇気はございません。
 プレイヤースキルを問われる狩り場なので……。
 ペア狩りしてると、ウィズさんに御迷惑をかけてしまふ……。

 仕方ないので今日はサンゴはあきらめて、透明な布とか属性本とか買ったりして〜。
 透明な布は300個集まりました〜。次は柔らかい羽毛600個!
 おしゃれな帽子、作るのだ!(≧▽≦)

 ハートのヘアピンといい、おしゃれな帽子といい、何もステータス特典が無いものばかり欲しがってます。見た目の可愛さが基準です(笑)。
 もちろんPT狩りやペア狩りのときの戦装束は、+5看護帽ですよ?
 手には神官の杖ですし。骸骨の杖、欲し〜(笑)。

 年末からこちら、買い物金額の総計は2Mを越えているような……。
 大きなリボンとか、リボンのヘアバンドとかも買いましたしー。
 ゴブリンライダーが石炭を落とすので、お金周りはホクホクなのです。

 それにしても、まだ年が明けてからギルメンに会ってないんですけど――?
 みんな、帰省してるのかな?

1月1日
 昨年末からプレイしていた『こなたよりかなたまで』をクリアしました。
 うーん……。正直、不満が残っちゃってます。
 わたしの考えでは、きちんと物語を終わらせていないので。
 生きていくこと、そして生きているからこそ必ず訪れる別れ――。
 そういったことをモチーフにしていながら、そのコトに対して物語上での決着をつけていないと思うんです。
 プレイヤーに預けているという見方もできますけど、それって……。

 コース料理ではなくで、特撰素材を使った単品料理みたいな。
 そしてその特撰素材を持ってこられたら、少なくともマズイ!とは言えないと思ってしまうんですけど……。
 あざといっていうかー。

 わたし的には各ヒロインごとのEDよりも、ちゃんと決着をつけているバッドEDのほうが良かったかなぁ……。

 結び方が唐突すぎるんでしょうか?
 ……それもありますけど、もともと急いた話なのではないかと思います。
 周囲をゆっくりと巻き込んでいって、感情の変遷を描いているところが少ないと思うんです。
 もう、生と死をモチーフに扱った時点で、送り手と受け手の間で共通認識が構築されている状況……というか。その共通認識(→別れ)を前提に描かれているので、少なくとも物語を理解するには難くないというカンジでしょうか?

 表現方法が異なるので適当ではないかもしれませんけれど、TVドラマの『僕の生きる道』のほうが、同等のモチーフを扱いながら誠意ある結び方だと思います。


 正直、EDの次の展開が欲しかったと思いました。
 なんとな〜く、『AIR』のDream編だけで終わってしまった感覚です(^_^;)。