■ 鈴森日記 ■
2010 弥生

日記目録へ

◆◇◆  鈴森的予定メモ ◆◇◆

■■ 3月30日 ■■
TALK:BOOK更新しました。

 予約したチケットの引き取り期限が過ぎていたーっ!!!
 ああ、もう最近のわたしはなんて……。

 はぁ、まぁ、正直「すっげ行きたい!」ってほど熱くなっていたワケではないのでガッカリもそこそこなのですけれど、それはさておきこんな単純ミスを犯す自分に愛想が尽きます。
 なにしてんの、マジで(T△T)。


 こりゃ早急に生活をあらためる必要がありますね!
 生きることに真面目になれ!(`Д´)
 
■■ 3月29日 ■■

 遅延日記〜(笑)。

 昨日は米軍横須賀基地で催された「日米親善よこすかスプリングフェスタ」へ行ってきたのですがー。
 冬が戻ったかのような寒さ!
 想像以上の人の入り!
 アバウトすぎる出店の応対!
 ……の三重苦で早々に退散する憂き目に。

 天候はまぁ仕方がないですよ?
 でも、どれだけの入場者が見込まれて、それをさばく出店配置とか、もっと考えられたように感じたのです。
 まぁ、もともと三笠公園という立地を活かす形でしか開催できないという制限があったので、こちらもまた仕方のないことだったのかもですけれど……。


 いや、でもしかし。
 13時頃着いたら、7割方の飲食系出店が売り切れというのはどうにもやるせない……。
 たしかに早い時間というよりも遅い時間とも言うべき時刻ですけれど、もう少し売り切れのタイミングを後ろに持っていけなかったものかと。
 まぁ、それだけ盛況だったってことでもありますし、これはこれで!(≧△≦)

 実際、売り切れ店続出で諦めて退場しようとしたわたしも、帰途においてまだ販売中の出店に遭遇できまして見事食事にありつけましたし!
 ステーキ美味!
 チーズソースがべったりのチリドックうまーっ!
 スペアリブさいこー!(≧▽≦ノシ

 昨年の横田基地の反省からソースは付けずに焼いた状態ままの塩胡椒のみで食しましたけど、これがまたホントに美味しくて!
 なんでしょうね、あの肉の美味しさは!


 しかし、ここでも天候は容赦なく襲いかかってきて。
 温かかったはずのステーキが、端から冷たくなっていくんです!!!
 ぎゃーす!(><)


 来年は天候と相談して参加を決めようと誓ったイベントとなりましたとさー(T▽T)。



 で、帰りは秋葉原に寄って予約したソフトを引き取ってきたのですけれどもー。
 わたしにしては久しぶりの3本買い。
 とはいえ『WHITE ALBUM2』と『素晴らしき日々』はハーフプライスなので3本とはいえ実質2本分の値段で済んだのは幸いでした、がー。
 帰宅して袋の中を確認してみると、予約していた『恋色空模様』が無くて代わりに『夏に奏でる僕らの詩』が入っているという!!!
 なんぞ!!!


 今日になってショップへ連絡したところ交換対応してくれるっていうので2日連続で秋葉原詣でですよ。
 これもまた久しぶりな経験でしたー(笑)。
 めんどくさいから『夏に奏でる〜』でも良かったかもなのですが、しかしいまはPurpleの作品をプレイする気力が無くて……。
 なーんか、ですね、いまの自分が求めているところとPurpleのそれって違う方向へ進んでいっているような気がしてならないのデスヨ。
 プレイしていないのでそれも見当違いなのかもですがー。

 もっとも、その結果すたじお緑茶を選んでいるというものどうなのよ?って気はします(笑)。
 正直に言えばソフトに関心があったのではなくて、初回版同梱のCDに絶大なる興味があっただけなのでー。
 主題歌がDucaさんで劇中歌がnaoさんでEDが霜月はるかさん、さらにはRemixされた主題歌にUR@Nさんだっていうんですからもーっ!



 そのあとはゆっくりと秋葉原を見て回ろうと思ったのですけれど、しかし昨日巡ってもいたので見るところもなく。
 ソフマップでサイバーショットHX5Vの感触確かめたかったのですけれど試機がなくて。
 それどころかモックすら無かったのですけれど……。
 FINEPIX  Z700EXRの評判が少しよろしくないので、比較されていたサイバーショットを検討してみたかったのですけどねー。

 あ、昨日の横須賀基地で食べ足りなかったので、トゥッカーノ・グリルでランプ肉食べてきました。
 うまうま!
 熱した鉄板に肉を乗せられて渡されるので加熱の具合は自分で調整する(調理する?)するのですが、気を抜くと熱しすぎてウェルダンになるので注意が。
 今日は熱が通ったなーって思ったところで付け合わせの野菜の上へと避難させたので、無事にミディアムまで止めることができました(笑)。
 フェイジョアーダもライスに合いましたし、満足満足。
 次はお腹ペコペコにしてガレットもいきたいわー。合わせて買いたい(笑)。




 先日の件でブログにコメントいただいたのですが、返信はあちらでしますー。
 
■■ 3月24日 ■■

 拍手でのコメは表に出ないんですよね、そういえば。
 うーん……。
 22日の水戸コミケ&それのTLについての日記に対してコメントをブログのほうで頂いたのですが、どうしたものか悩んだり。


 そんな書き出しで始める拍手れす〜。


>TLを本当にちゃんと読んでそう感じられたのならば最初からあなたの悪意によるフィルターがかかっているとしか思えない記事ですね。結論ありき見え見えです

 ぶっちゃけて言うと、ゴメン、ちょっとコメント内容を受け取れなかったデス。
 あのときのTLをわたしが眺めて、先の日記に書いたようにわたしが感じたのであれば、そこにわたしというフィルターが介在していて当然だと思うのですよね。
 それを批判されても、わたしが感じたこと以上にわたしにおける正しさって無いのではないかと。


 で、「結論ありき見え見え」って指摘された部分は、まあその通りだと思います。
 わたしは日記を書くとき、ある程度まで結論を用意して書いています。
 その意見に対して、どこに落としどころを計っていくのか……という意味で。
 でないと散漫な文章になりやすいでしょう?

 あー、ちと違うか。
 意見というのは答えがあるべきだと思うのです、かな。


 だものでご指摘に対しては「見え見え」って部分だけ受け取ります。
 それはあまり面白い文章ではないなー、と感じるところなので。
 見え見えでない結論ありの意見を文章化していきたいです。


 そしてなにか勘違いされているようで申し訳ないのですが、わたしは悪意のない善人のつもりなんて毛頭ありません。
 もちろん悪意をことさらに周囲へまき散らすようなことは意識的には行いませんが、結果としてそのような形になってしまうことはあるでしょうし(それはあなたも含めた他人様の受け取りかたですし)、また自分の意見を曲げてでも「聞こえの良い意見」を 並べていこうなんてさらさら思っていません。


 うん、先日の日記にはたしかに悪意を感じられても仕方のない文章だと思います。
 でもそれって、わたしが感じた「イヤだなぁ」から発したものなんです。
 あのイベントを楽しまれた人にとって、楽しんでいない批判的なわたしの意見は悪意認定間違いないでしょう。
 そうした人たちの幸福感へケチをつけるような形になったことは残念ですけれど、そこで偽りを述べてもどうにもなりませんし。


 ネガティブな意見を言う必要などどこにもない!という意見は、まあ、あるかも。
 でも、無いかも。
 ひとつ言えることは、ネガティブな意見を言うな、ちうのは危ないですよねってことで。
 多分きっと、そうは言ってないのでしょうけれど。


 あなたが気に入らない文章がここにあったことは不幸な出会いでした。
 でも、WEBって、そういう予想もしない出会いが待っているものですよ。


 と、いうことで先のわたしの日記は「TLを本当にちゃんと読んであのように感じられて、その結果に生じたわたしの悪意によるフィルターが少なからずかかっている記事です。そこから導かれた結論を述べるために書かれたものです。しかし見え見えで拙い文章だったのは反省しないと」となりますか。



 あとはまぁ、TwitterのTLって個々人によって差が生じているものですし、なにがどう違ってくるのかはわからないので、そこを判断基準に含めると危ういのではないかなぁ……とか思ったりします。

 そしてコメントは比較的短い文章になりがちなので仕方の無いところなのかもしれませんがー。
 「あなたの意見は○○ですね」って投げっぱなし打ちっ放しなスタイルになってしまうのもいかがなものかとかとか。
 なんか、こう、世界を望む方向へ変えていこうっていうパワーに欠ける、ような。
 あれは悪いものだから切り捨てる……というスタイルに思えます。

 もっとも、そこまで相手に付き合う義理もないのですが。


 良い意見ばかりではなく、悪い意見もある。
 それは、あなたにとってもそうですし、わたしにとってもそうなんです。


 もひとつ最後に思ったのは、こうした意見は「拍手」ではなく記事のコメントで出したほうが良いと思います。
 コメント欄でも管理者のみに閲覧できる機能があったと思います。
 「拍手」は、その言葉が持つ意味からして肯定的に受け止める方向であると考えますので。

 もし、もしもですよ?
 コメント欄で公開されるのを嫌って拍手でコメントしたというのであれば、その意見から価値が減じられるとわたしは考えます。
 正しい意見だと思うなら、正しいやりかた、間違いの少ないやりかたで伝えるほうが良いですよ、ってことで。



 ――って、これもアレな文章かなーっ!(><)
 
■■ 3月22日 ■■
TALK:BOOK更新しました。

 休みのあいだに図書館へ!
 よし、借りてこれました!
 これで新たに予約ができるるるるる〜♪

 しかしそのせいか、購入したラノベが積んでいかれてしまっているのです。
 読書する習慣を取り戻さなければ!(><)




 あー、水戸コミケだったんですよねー。
 TwitterのTLを見ていると楽しそうだなーとは思いつつも、多くの「買えた!」とか「列形成が……」とかのつぶやきを見るに、うーん、と考えてしまいます。
 場所を変えただけでの即売会かーって。

 さらに考えてしまうのは、少しだけ場所を変えたせいで参加する人が限られ(そこへ行く意志を試され)、今回でしか手に入らない発行物とかがそれなりに多く、その結果、今回のイベントでの発行物は価値をプレミアを自然と生じてしまうのだよなぁ……ってことでした。


 欲しければ行動しろ!とは、わたしが常に言う心構えなので今更それを言うか……という部分はあります。
 んでも。
 それは即売会というスタンスが前提にあってこそで、今回の水戸コミケって、もっとこう、即売会というより記念イベントという主旨を持っていたのではないかなあ……という想いがあって、買うことばかりが話題になっていたTLに違和感を持ってしまったのです。

 買う行為は否定しませんが、もっと、こう、メモリアル的ななにかが生まれていてほしいなぁ……とか思ったのです。


 あ、念のため言いますと、そういう「水戸コミケ」らしいイベントについての言及もありましたよ!
 なんですか、地元のお肉屋さんの焼きモモ肉とか、地元ヒーローの対決とか……etc。


 ん、まぁ、あれかな。
 行ってもいない人間がどうこういうのはフェアでは無いですか、やぱし。
 ちょっと同人誌をとりまく環境について、「昔とは違う」ことを認識しないといけない事柄が頻発してきているので過敏になってるのかも。

 んでも、反省……はしますけれど、止めはしないよ!
 考えることが人間だから!(`・ω・´)




 めるふぉレス〜♪

●アステリオン さま

 お返しの言葉、ありがとうございます。
 頂いた文面から、なんだか朧気ながらにも状況が浮かんできて苦笑してしまいました。
 そのときはアステリオンさんももしかしたら少し面倒な状況にハマッておられたのかもしれないと思うと、お疲れ様でしたと涙と汗が(^_^;)。

 とまれ、あまり引きずっても仕方ないですし、楽しく同人をやっていけたら良いですね!

 今回のメール、とくに困ったワケでもないのでお気になさらずに〜。
 顔も知らないヒトと結ばれるコトがあるのも、ネットでの得難い経験のひとつだと思いますし。
 こちらこそ、ありがとうございました♪
 
■■ 3月15日 ■■
TALK:BOOK更新しました。

 図書館が休館日だったー……(T▽T)。
 むぅ……。
 予約した本が入っていると連絡があって、そのうちの1冊の引き取り期限がギリギリなんですよねー。
 ――って、そうは言っても実は今日気が付いたのですが!

 引き取りしてないから冊数上限にかかって新たに予約も出来ない状況。
 ううー(;ω;)。
 
■■ 3月14日 ■■
TALK:BOOK更新しました。

 昨日軽い気持ちでPOSTしたのですけれど、ipad、同人即売会で活用できそうなカンジ?
 本の内容と価格表とスペースナンバーを、こう、切り替えて表示していったりとか。




 さてさて。
 今日は「ふるさとの食 にっぽんの食 全国フェスティバル」へ行ってきたんよ。
 んもー、これが素敵なイベントで!
 全国各地の名産が一堂に会してウマウマの連続でしたよ!
 はぅー。
 どれも美味しかった〜♪


 会場へ到着したころすでに広島の牡蛎が売り切れとかいう話を耳にしたのでガッカリしていたのですがー。
 石川は能登の牡蛎はまだ販売中ということを耳にして慌ててゲット!
 ここは最後まで販売されていたようですねー。

 1年物ということで小振りな牡蛎ですが、それが4個ともなれば十分でしょう。
 そしてわたしの場合、なぜか5個あったりして。
 いちおう販売されているオバチャンに尋ねたのですけれど、「いいよいいよ」って言われちゃったのでじゃあってカンジで(笑)。
 ありがとうー!!!
 このご恩はそのうち石川に旅行することで返します(≧△≦)。


 麺類はラーメンが安定した美味しさでしたが、しかしチャンピオンは伊勢うどん!
 モチモチしたうどんにダシのきいた濃厚つゆが絡むと、もう、なんとも言えぬ美味しさが!
 むぅ……。
 あのつゆ、販売しているようだったら買ってくれば良かったかしら……。
 それくらい美味しかったー。

 もちろんラーメンも美味しかったですよー。
 尾道ラーメンがいちばん好みだったかな?
 まっすぐな細麺好きー。


 ほかにも富山のおでんとかカワハギのテンプラとか福島の目光の唐揚げとか広島の牛焼きとか、美味しい物がたくさんで食べ過ぎたー。
 げぷぅ。

 ナショナルイベントですとその国の名品中心で、それを各店舗が競って出しているという形になりがちでメニューの傾向が固まりやすいんですよね。
 たとえば仮に「日本」というナショナルイベントが催されたら、各店舗がこぞって「寿司」「テンプラ」「刺身」しか出さないような状況っちうか。
 それが今回、全国津々浦々の特産物をアピールしに来られていることで味覚にも多様性が表れていたのですね。
 海の物から山の物まで。
 東京都なんてウドを展示販売してましたよー(^_^;)。


 参加したひとりから言わせてもらうと、都内のアンテナショップからの出張店舗といった趣きで商品を展示販売するばかりでなく、その展示品を簡単に味わえるようなサービスを提供したほうがお客さんの足を止める効果があるんじゃないかなーって思います。
 で、美味しかったら商品もいかがですかー、みたいな販売方法。
 軒先に商品陳列だけしている店舗が少なくなくて、そういうところは鳥が鳴いている状況なんですもん。
 そういう姿はちと寂しい……。


 ま、本音を言えばアルコールの試飲出来るトコが増えてほしい!というだけかもしれませんが!(笑)
 高知の、宇宙から還ってきた酵母で作ったというお酒を飲みたかった……。
 ボトルで買うのはさすがに躊躇ってしまったのですけれど、あれは買うべきだったか……。


 とまれ、「ふるさとの食」という看板に偽り無しの素敵なイベントでした。
 これは来年も行くしかないわー(笑)。




 めるふぉレス。

●アステリオン さん

 ごめんなさい。
 「モメた」ということがなにを指しているのか分からず返答できません。

 ただ「詳細が伺えなかった」ということは先方からすでにお話を簡単にはお聞きである思われますので、その上でわたしのほうから敢えて言うことも無いのではないかと推察します。
 当事者の一方が語らないことを選んでいるのに、こちらが主観に基づいて勝手な見解を述べるのはあまり見栄えがよろしいことではないと思うからです。

 現状、モメてるようなことは無いので、であるのであれば過去のアレやコレやかなぁ……とは思うのですが、それはもう終わったこと、過ぎたことでありますので、いまの時点で蒸し返すのも道義に反するのではないかと……。

 と、いうことで。
 「もし、差し支えなければメールでご返信の程、よろしくお願いいたします。」とのことでしたが、どうも多方面に差し支えるように考えますので、返信は辞退させていただきます。
 どうか御理解頂けましたらと思います。
 
■■ 3月13日 ■■

 ちょいと電車に揺られて、どぶろく祭りへ行ってきた〜。
 そしたらうっかり寝過ごしてしまって先の駅まで行ってしまう有様。
 目が覚めたらどこの山の中かと思ってしまいましたよ!(笑)

 ま、目的の駅も相当な山間ではありましたが(^_^;)。


 お祭りと言っても地元の有志が集まって催したこぢんまりとしたモノでした。
 これはちょっとイメージ違ったー(笑)。

 しかし今日わたしが参加したのは言うところの振舞酒みたいなもので、先週?行われた神社への奉納の儀のような祭典ではそれなりに賑わったとかなんとか……。
 そちらの日取りも知っていたのですけれど都合がつかなかったのですよねー。
 残念!(><)


 で、どぶろく。
 見た目、甘酒みたいなものだったので気安く考えていたのですけれど、口にすると意外とクセがあるというか個性を主張するお酒だったカンジ。
 清酒に慣れているとキツさを感じるかもー。

 でも、昔の人はこういうお酒のほうが一般的だったんだよなぁ……って考えてみると感慨深し。
 数杯、おかわりしちゃいました(^-^)。


 どぶろくのほかには有志の方が出店されている出店っちうか炊き出しっちうか。
 焼きそば150円! お蕎麦100円! 焼き鳥3本で200円!
 なんて良心価格!(笑)
 嬉しかったのは杵と臼で作ったお餅を食べられたことでしょうか。
 小豆あん100円! からみ餅も100円!
 柔らかくて美味しー!(≧▽≦)


 予想外に小さなイベントでしたけれど、こういう地元色あふれる手作り感いっぱいなお祭りも悪くないなぁ……と思ったりしたのでした。
 
■■ 3月8日 ■■
TALK:BOOK更新しました。

 昨日はいよいよ『イブの時間 劇場版』を見てきたのですよ〜。
 WEB試写会で見ていたとはいえ、スクリーンで見る映像は衝撃的でしたー。
 一昔前の映画アニメって、なんか、こう、大味な映りだったと思うのですけれど、ここまで精緻に映し出されるようになったのだなぁ……と感慨深かったデス。
 デジタル時代、すごい!

 今回もBDをPS3で出力なのかしら……?


 公開されているact01〜06をまとめて、そこへ新規カットを挟んで物語のバッググラウンドをかいま見えるようにしたものが今作劇場版。
 そうすることは予定されていたことですし、差し込まれる新規カットがあるとはいえ大きな進展を見せるのは難しいだろうなーと納得ずくの上で見たのですがー。
 うーん……。
 高い映像美に比べて物語構成については文句なく花丸を付けるトコロまでには達していなかったかなーって印象が。
 もちろん及第点は越えているのですけれど、深い満足感を得るところまでは届いていないっちう。
 もっともそれはWEB公開時から感じていたところでもあるので、そこも込みで納得しなければならないのでしょう、わたしの場合。


 なんちうか、アンドロイドと人との関係を描いた……とはひと言で言えるのですが、そこになにか「次に繋がる答え」があるようには感じられないのです。
 あるのは「現状の肯定」であって。
 もちろん新規カットで「答え」に類推するものが差し込まれていましたし、それを描くのは今後の作品においてである……という考えもあるのですがー。


 こと構成においては「リクオ」を主眼にした物語が進められている中で、彼の思想についてはact05でひとつ決着がつけられているのですよね。
 シリーズ中、おそらくもっとも評価が高いact06ではすでにリクオは中心視点では無いという感があって、劇場版としてまとめたとき、どうにもこの最後は蛇足感をおぼえてしまうのです。

 act06が悪い話であったと指摘するつもりはありません。
 ただ、ここでマサキの信条を主に据えて描くのであれば、もっと序盤からリクオとマサキの対比を描いておくべきだったのではないかなー……ってことで。


 私見ですけれど、劇場版以前にWEB公開はact05でひとまず終えていれば良かったのではないかと。
 まず1期、リクオの物語として。


 先日見てきた、吉浦監督の初期作品と併せて考えると、監督は物語の大枠を意識するあまり細部のつながりや描写について大味になるところがあるように感じられて、そこが少なからず残念であります。
 どちらからいうと、作品が収まるハコを作ってその中で物語を動かす「微分」型の制作スタイルなのかなーって。



 ちょいと批判めいた感想になってしまいましたが、面白かったというのは事実です。
 見るべき価値のある作品であるのは間違いなし!
 ただ、あまりにも「スクリーン映え」(笑)してしまう作品なので、この魅力が仮にBDなどで発売されて自宅視聴することでは魅力半減になってしまうのではないかという不安がー。
 池袋のテアトルダイヤでわたしは観賞したのですけれど、あそこ、音響もわたし好みなのですよねー。
 あれだけの音を自宅で創り出すことは無理だわ……(^_^;)。


 吉浦監督の作品観については、やはり過去作品を見てもらって感じてもらうのがイチバンかと。
 公開終了まで時間無いですけれど、「吉浦康裕監督WORKS」も是非。
 『ペイル・コクーン』と『水ノコトバ』については『イブの時間』でも登場してますし、そういうチェックする楽しみも発生しますしね!
 ……そんな脇見ばかりしているのもアレですけれど(苦笑)。
 
■■ 3月4日 ■■

 『イヴの時間』の吉浦監督の過去作品を集めた「吉浦康裕監督WORKS」見てきました〜。
 レイトでしたけれど21時からの1時間なので、仕事帰りでも十分見られるカンジ。

 で、感想なのですけれど――。
 うん、すごかった、けど……内容を微分するような行為をしてはいけないかなーって。
 考えるより、感じるほうが大切!っちうか。


 「我ハ機ナリ」や「キクマナ」などの習作群においてはストーリーは皆無で、映像としての技術を試しているって部分が大きいカンジで。
 で、そこで描かれている方向性っていうのが、どうにもホラーなのですよねぇ……。
 視野外から突然現れるとか、突然切り離される感覚とか。

 続く短編「水ノコトバ」でもそういう部分はありますよねー。
 特にラストで衝撃を与えるって、短編ホラーとしては定番っちうか王道っちうか(笑)。
 しかしそれ以上にこの作品の意義は、『イヴの時間』のプロトタイプ的な雰囲気を漂わせているところですかー。
 喫茶店内で起こる出来事に焦点を絞ったグランドホテル方式であるところとか、もう。

 このあたりでようやくストーリーめいたものが現れだして、初の長編?「ペイル・コクーン」で形となるわけで。

 しかし「我ハ機ナリ」や「キクマナ」というストーリーではなく着想の作品と、「水ノコトバ」「ペイル・コクーン」で開花したストーリーを合わせてみると、吉浦監督の意識の中にはメタ視するような感覚がまずあるのかなーって気がします。
 作品の根底に据えるガジェットに、見えている世界、そのひとつ外側に概念を打ち破る視点がある……というような描き方をしているように思えるのです。
 ホラーとして感じた部分も、じつはそのような部分なのかも、とか。
 信じていた世界の崩壊……みたいなー。


 とまぁ、吉浦監督という人を感じるにしても、『イヴの時間』の予習としても、見て損はないものでした。
 ますます『イヴの時間』が楽しみになったー!
 WORKSでは「イヴの時間 act01:AKIKO(オリジナルバージョン)」も上映されましたけれど、すでにここでもういろいろと修正入っていたカンジ。
 ま、WEBで見てますけれど、スクリーンでみないとね!
 テアトルダイヤ、好きになれた劇場ですしー。
 音が良いような気がします、あそこ。


 WORKS見に行ったとき前売り券をチケットと交換してきたのですが、そのとき「初日の舞台挨拶の回もまだ残ってますよー」って窓口のお姉さんに言われて……。
 ――行けるものなら行きたかったわ!!!
 世間の人間が、すべて土日がいつもお休みになっていると思うなよーっ!!!(T△T)
 うわああああんっっっ!



 ……劇場版『イヴの時間』のラストも、考えてみると「驚愕の真実が!」的な仕掛けだったかな。
 少しだけNTR感覚味わってしまったのは、にんともかんとも(笑)。
 
■■ 3月1日 ■■
TALK:BOOK更新しました。

 今年初めて桜餅と草餅を食べました。
 甘さ控えめでウマー!(≧▽≦)
 デパートの催事で買ったものなので、期間中、もう1度買ってみたいなっと。



 元fripsideのnaoさんが新たに活動始めたDystopiaGround。
 冬コミ新譜を先日ようやく手にしたのですが、これ、すごく好きだわ!
 fripsideの頃のようにひとりの方の手による作曲ではないにしても、しかしどれもがnaoさんの曲になっているあたりがオドロキ。
 だもので作品としても統一感があって聞きやすいわ〜。


 ……下手な合作だとアルバムのなかでバラバラな方向に向かっていってしまっているのってあるんですよねぇ(^_^;)。


 「ユークリッド」と「フェルミオン」の2枚ありますけれど、わたしは「ユークリッド」のほうが好きかな。
 「ヒロイズムな愛ゆえに!」なんて、ちょっとnao Projectを彷彿とさせますよね。
 こういう楽曲をまたnaoさんの歌で聞けるとは思いませんでしたヨ!(≧▽≦)



 一昨日、南米チリで発生した地震の影響で、昨日は日本へ到達する津波警報でTVが一色でしたけれどもー。
 その警報について「過剰だった」と不快感を示す人が少なくないのでオドロキ。
 大事なくて良かったね……と前向きに済ませられないのかなぁ。
 これで発表する情報が少なかったりすると怠慢を指摘されるんですから、めんどくさい……。


 正確性を欠いたという向きもありますけれど、ことは自然を相手の問題でしょう?
 どれだけ「正確性」とやらが期待されるものでしょうか。


 どこぞの大学教授だかは「高速バスも動いているのに、どうしてJRは運転再開しないのか」って憤ってらっしゃいましたけれど、なんちうかそこは各業種で安全係数が違うからじゃないの?
 あと、こちらの県では海に面しているルートは無いのだから、その部分だけでも再開すれば……というような主旨もありましたけれど、線路はそこだけにあるものではなし、各車両自体は常に移動していくものですからそこだけ再開という考えが成り立たないのはわかるでしょうに。

 結局のところ「自分に見える範囲」でしか物事を判断していないのかなぁ……って感じてしまったわー。


 というか、この手の論議ではまず想像力を働かせる!
 次いでその想像力から導き出された答えを併記する!
 この2点って大事じゃないかなー。
 「どうして再開しないのか」って疑問で終わるのではなくて。



 とまれ、日本では津波による大きな被害が無かったようで良かったですね。
 沿岸漁業の被害額算出はこれからでしょうが……。
 牡蛎養殖、大丈夫かなぁ……。




 聞こえますか、春の足音。目覚めろ、寒さに眠っていた感覚たちよ!……な今月もよしなに願います。

 

 

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