■ 鈴森日記 ■
2010 水無月

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◆◇◆  鈴森的予定メモ ◆◇◆

■■ 6月19日 ■■

 サッカー ワールドカップ グループリーグ E組 日本VSオランダ!
 最近よく行くビアバーで観戦してきました〜。
 やっぱり大勢の人となにかを共有するのは良い昂ぶりを感じます。


 試合開始直後はオランダに押し込まれ、前半通してもボールポゼッションは3:7で支配されていた状況でしたが、そのなかでもシュート数は5:3とオランダを上回って、かなり予想通りの展開に落とし込むことが出来ていたのではないでしょうか。
 あわよくばこの時間帯、少ないチャンスをモノにしておきたかったところですが……。


 選手で言えば大久保選手と長友選手が!
 とくに大久保選手がキレキレで見事でしたね〜。
 ライン際でのドリブル突破など芸術的でしたよ!

 長友選手も自陣最終ラインから敵陣ゴール前まで、コートを縦横無尽に走り回っておりました。
 対決が目されていたオランダのカイト選手は抑え込んだと言ってよいでしょう。

 後半になると長友選手との対決を避けて反対サイドから攻め込むことが大半になっていたように思います。
 で、実際にそれで失点まで流れてしまったワケですがー。


 しかしオランダはそうして前半での試合展開を分析してアジャストしてきたのに、一方日本はと言えば……という。
 途中交代もINが中村(俊)、玉田、岡崎。
 OUTが大久保、長谷部、松井ということでFWふたりを投入して攻撃姿勢を示したように見えて、実は中村と松井の交代がそれを曖昧にしているというか。
 今日の試合展開で「走れない」中村選手は分不相応な登場だと思うー。

 攻撃のオプションを増やすならポストプレーが出来る矢野選手という手もあったと思うので、ちょっとFW選択でも疑問かなー。
 まぁ、ポストプレーの手間を惜しんで、クロス一本で決められる岡崎選手というのは、まぁ、ありですか……?

 で、そうなると終盤、フリーでボールをもらったのに不正確なロングクロスを上げてチャンスをつぶした駒野選手の存在が……。
 なんだか、できないことを無理してやっているような印象。
 そこは稲本選手でしょー!とか思ったー。


 例えば松井選手についてはスタミナ不安ゆえの交代だと岡田監督言ってましたし、ほかに前半戦から走り回っていた大久保選手とか交代させる選手の選択については妥当だと思うのですが、代わって投入する選手の選択が雑というか意味不明というか……。
 うーん……。


 
 しかしこれで全てが終わったワケではありません!
 あと数時間後に行われるカメルーン×デンマーク戦の結果如何ではまだまだ十分にチャンスがあるのです。
 次の一戦、今日以上の応援をせねば!



 ところで。

 先に入店していた人と待ち合わせていた人が試合終盤に入店してきたのですけれど、これがまたサッカーに興味ない人で「あ、まだやってたんだ」とか言い放って空気凍らせたり。
 空気を読むとかよく分からないけど、この「感覚を共有できない部外者の闖入」ってのはなんとも苛立つものですなー。
 
■■ 6月12日 ■■

 半月過ぎる頃に更新とか……。
 イベント行っても更新しないなら、ここの有り様も考えた方が良いかな……。


 まぁ、日記……ちうか、日々のあれこれなどは Twilog でカバーできますしそちらで、かなぁ。
 問題なのはこのサービスが終了したら無くなってしまうことですよねー。
 それが完全に依存移行できないしたくない理由なワケです。

 blogのほうは完全にここの補完場所でしかないのでー。
 検索とかもあちらのほうがヒットしますし。
 そういう時代ということで。



 しかし思うのですが、やはりTwitterは思いつきを「つぶやく」ところで、まとまった考えや思考体系を披露するには適していないのではないかと。
 簡単に言えば、主張する場所ではない、ような。

 未成熟な思考をつぶやいて、つぶやきながら、あるいはフォロワーのかたから意見をもらいつつ練り上げていく使い方のほうが(わたしには)合っているような気が。
 すでにまとめられた思考なら、ブログなりほかの場所のほうが……と思うのですが。
 どうよ?


 まぁ、誰が見に来てくれるか不確実なブログより、少なくともフォロワーの人の目にはとまるTwitterのほうが、ただ書き散らしているワケではないという免罪が自分へ与えられるのかもしれません。
 無駄なことをしているわけではない。
 誰ひとり足を踏み入れない森の奥で叫んでいるわけではない。
 そいういう免罪が。

 ……って、これは言い過ぎですかね(^_^;)。




 んと、最近は邦画を見てましたか。
 先月末は『武士道シックスティーン』を見ましたけれど、成海璃子さんつながりというわけではないですが『書道ガールズ』を。
 でもって先日は『告白』を見てきました。


 『書道ガールズ』は期待値それほど高くなかったのですが、いやいやいや、これ良い作品でしたよ!
 二次オタ的には『とめはね!』のパクリなんじゃないのとか前評判で言われてまして、実際、まぁ、そういう部分もあるかもですが、どちらかというと『ばらかもん』のほうが物語としては近かったように思います。

 しかーし!
 パクリとか模倣とか、そういうレベルを感じることはあまりなくて、物語の軸がしっかりとしているのですよ、意外と。
 これが驚き。
 序盤の不和、小さな目標、失敗、友との別れ、託された夢、再起動……。
 物語としての約束事がしっかりと詰め込まれているんです。

 でもってクライマックスがすごい……というか、えらいというか。
 一筋縄では持っていかないラストに、矜持っちうかセンスっちうか、クリエイターとしての仕事を見た気がします。



 『告白』は、原作をお気に入りにしていただけに不安もあったのですけれどー。
 うん、これは良い映画化をしてくれたなーってカンジ。
 
 原作1話のお話は叙述的な部分で恐ろしさをジワジワと描いていましたけれど、さすがにそれを映像で描くのは困難なワケで。
 映画ではその恐怖心理を「見せ方」で描いていましたねー。
 映像としての力量を信じて、表現を変えた、というか。

 実際、そこから続くお話も原作に沿うカタチでありながら、ただ文章を映像化するのではなく意味を抽出したうえで映像へと変換するというカンジで続けられていて。
 ありきたりな言葉ですけれど、原作を知っていても楽しめる映画、になっていると思います。

 まー、見せ方変えるので、原作の推理ミステリな部分はごっそり変換されているので、そこをミステリファンとしての既読者が楽しめるかは別ですけど。
 技術としてのトリックはほとんど無いですしねー。

 ……それを言うなら、トリックを知っている推理ミステリを別の媒体で楽しむって本質的に可能なのか、わたしは首をかしげますがー(^_^;)。


 ただ、そうした映像を信じて描いたことが、終盤、クライマックスにおいてはやや冗長気味になっていたかなーって。
 ちうか、もはや伝えることが無くなったのに尺を取るため、派手な効果で間を持たした感が。
 切れ味鋭い日本刀が、最後はなまくらになってしまったかのようで残念。



 で、そんな作品本質をのぞいて今作の魅力を語るなら、女子中学生の生態だよね!(笑)
 水たまりではしゃいで翻るスカートとか!(変態!)


 一時期はアニメ映画ばかり見ていましたけれど、邦画も良いものですね。
 わたしには洋画の描き方は少々肌に合わないところを感じますので、この傾向はこれからも続くでしょうねー。




 気が付けば梅雨入り間近! マジか!? うっとおしい季節を乗り越えれば、すぐそこには……な今月も「あまり更新できないかもですが」よしなに願います。
 

 

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