■ 鈴森日記 ■
2008 神無月

日記目録へ

◆◇◆  鈴森的予定メモ ◆◇◆   『ライトノベル指数策定計画』
 

■■ 10月29日 ■■

 『今日の5の2』のEDって「secret base〜君がくれたもの〜」なの!?
 放送はスルーしていたから気が付かなかった!(><)
 ……いえ、事実を話せば、1話を見て「これはちょっと……」と感じてしまいEDまで見ていなかったという次第なのですがー(^_^;)。

 それはさておき「secret base〜君がくれたもの〜」は本当に名曲だと思うわさ。



 ここのところ中途半端な時間に昼食をとっていたので夕飯を抜いていたのですよ。
 したら案の定、日付が変わったあたりでおなかがグーグー。
 そんな次第で今日は夜食を買ってきましたです。

 

 「うれしいプリン 480」をねっ!(≧▽≦)
 珍しく寄ったファミリーマートで売られていたのですけれど、滅多に利用しないコンビニのデザートコーナーは楽しいですね!
 最近は「女の欲望番外地」が流行ってる(?)ので、みょーにプリン熱が高まっていたのですよ〜。
 これはバケツプリンには及びませんけれど、480gは結構なボリュームでした。

 ……んー、でも味のほうはなぁ。
 タマゴのコクは効いているのですけれども、わたしにはむしろ効き過ぎというカンジ。
 その味の強さもあってか、プリンというより甘めの茶碗蒸しを食べているような気になってしまいましたコトヨ。
 おなか減っていたので茶碗蒸しでもべつに問題なかったですけれどね!(笑)

 コンビニのデザートといったら、小さなスプーンをいただけたりするじゃないですか。
 でもこのプリンの場合、そんなスプーンでは半分もすくえないからか、カレーとかピラフとかを食べるのに使われるであろう、本気のスプーンを渡されました。
 やっぱりこのプリン、デザートではなくてメインディッシュなんじゃ……(^_^;)。
 
■■ 10月28日 ■■
TALK:BOOK更新しました。

 『Volume7』でデビューを果たしたRococoWorksが、そのデビュー作を自主回収とな。
 やってしまわれたなぁ……と思うところで、ん? ちょっと待てよ……という思いも。
 私の脳裏に浮かんだのは、DreamPartyでのRococoWorksの対応だったり。

 無料配布物に100部という限定をかけて、それを目当てとした来場者がブースに殺到してあわやという事態を引き起こした春のドリパ。
 その告知の仕方も杜撰でしたが、その後に形成した列の処理の仕方も、そして配布そのものまでもが稚拙としかいいようのないものでした。

 そんなRococoWorksが再び秋のドリパへ参加となったのですが、ここでもまた配布に関して問題視される状況を引き起こしたそうで。
 春の経験が教訓として活かされていないの……と。


 そこへきて今回の自主回収。
 原因は「通常の使用では見ることはないがディスクの中には記録されているのでしかるべき手順を踏めば抜き出すことが出来るデータの中に、審査機構の基準違反をした画像があった」というもの。
 業界では過去幾度かあった事例です。
 そして意地悪い言い方をすれば、それらの作品は自主回収で市場から姿を消すことで、一過性かも知れませんが「市場価値」が高まったという付帯事実があります。


 わたしの疑問はここです。
 会場を混乱させた配布方法も、基準違反をしたデータの混入も、はたして本当にミスだったのでしょうか……?
 RococoWorksは新規ブランドですけれど、スタッフのみなさんは決して業界における新人ではありません。
 酸いも甘いも噛み分けた……とまではいかないでしょうけれど、この業界の空気は知っているハズです。
 そんな人たちがDreamPartyであれほど不器用な仕事をするでしょうか。
 それも2度も。
 そして再出発する新しいブランドでのデビュー作について、不要な――それも倫理基準に触れるような「危ない」データを混入させたままということに気付かないということがあり得るのでしょうか。
 どちらももっと慎重に慎重を期すことが当然ではないでしょうか?


  ドリパのようなイベントに不慣れで、マスターチェックも内容を見逃すほどの天然さ加減。
 なるほど、そうなのかもしれません。
 不器用さを熱心さで補い、デビュー作に賭ける意気込みが空回りした……と。


 でもなぁ……。
 今回の自主回収を発表するにしたって、もう少し早く動くことが出来たのでは?という思いが。
 週末の土曜にはすでにこの件が噂されていて、週明けにはいよいよ確定されていたような流れの中で、火曜の朝には公式通販がSTOPして、そして発表ですか……。
 決して遅くは無いと思いますけれど……。


 実際にはどうであれ、わたしのなかの印象がかなり悪くなったのは事実。
 創作へのセンスについては好き嫌いでしょうけれど、ここまでの流れはそれとは別の角度の「信頼」という部分に疑問を突きつけられたワケで。
 せっかくの新規ブランドですけれど、いきなりグレーなイメージを持ってしまったわー。
 
■■ 10月26日 ■■
TALK:BOOK更新しました。

 前の日記がイベントレポで埋まってしまったので本日二度目の日記。
 BLOGのほうはカテゴリ別に振り分けられるからいいのですけれど(長文になったら収納すればいいし)、こちらではいろいろと不都合がありますねぇ。
 ま、そういうアナログさも好きで続けているのですけれどー。


 予定していた仕込みがなんとかギリギリで間に合ったカンジ。
 金曜は送別会、昨日はイベント……ってスケジュールだったので間に合うかどうか不安でしたが、朝6時起きとかで作業を始めてなんとかしました。
 あとはもう向こうでがんばってもらうしか。
 仕上がりが楽しみだわ〜。


 そんな作業をしながらサッカーJ1のFC東京 VS 鹿島戦を流し観たり。
 結果は3−2でFC東京の勝利!
 いえーっ……え? うぇぇぇぇっ!?
 勝っちゃった、勝っちゃったですよ!!!(≧△≦)

 両チームとも攻め込みながら点を取れなかった前半とはうってかわって、点の取り合いになった後半。
 取っては取られる展開はFC東京の十八番ですけれど(笑)、それでも今日はちょっと雰囲気が違ったように思えました。
 攻められても攻められても諦めない気迫というかしぶとさを感じられて
 だもので攻める姿勢にも揺らぎがような。

 あれかなぁ。
 29節を終えたところで首位とは勝ち点8差に広がってしまって吹っ切れたのでしょうか。
 でもって今日はその首位鹿島との対戦ですもんねぇ。
 軽くキレなければやってられないって心情はわかります(^_^;)。
 で、そんな気持ちが功を奏してかの勝利で、勝ち点が5差に縮まって6位浮上!
 残り4節では現実的には難しいことはわかってますけれど、まだまだ混戦にしてやったぜ!感があって妙に興奮してます(笑)。



 拍手&めるふぉレス〜♪

>いつも、楽しく拝見させていただいてまーす。先日ガガガ文庫、中里十の「どろぼうの名人」というのを読みました。お暇があれば読んでみるのをお勧めします…。

 ご訪問、ありがとうございますですよー。
 中里十センセといえばWebで見ている限りでは百合?な印象を持ったのですが、良かったですかー(……って書くと「百合」が「良かった」みたいに読めますが、もちろんそういう意味ではなくて!)。
 派手さは無さそうなので、そういう作品を求める気分になったときに手を出してみます。
 とりあえずbk1の「あとで買う本リスト」に置いておこっと(笑)。
 オススメ、ありがとうございます。


●うべ さま

 お世話になってます! はい!
 裏話、ありがとうございます!(笑)
 中村航センセは寡作なかたですけれど、作品の重みを考えるとこれくらいの刊行ペースがちょうど良いのかなーと感じました。
 何度も噛みしめるように読むスタイルが似合う……ような?(笑)
 そのあたり、ラノベとは違うスタンスかなーと思います。

 別件についても了解しました。
 ご指名、ありがとうございます(笑)。
 実はうべさんのサイト拝見して、これは名乗り挙げてもいいものかどうか躊躇いました(^_^;)。
 お返しするのは少し遅くなるかもしれませんが、こちらはいつでもOKですので〜。
 
■■ 10月26日 ■■

 ユーザー記者抽選に当選したので、『夢想灯籠』の紹介イベントへ行ってきました。
 うまくまとめられずに長い文章になってしまいますが、当選したからには詳細を伝えなければという使命感ゆえにということでご容赦をー。

 プレス以外はイベント中の写真撮影は不可だったので、画像はこれだけ(笑)。
 まぁ、撮影可にするといろいろトラブル起こしそうですしそれはそれで構わないのですが、それならイベント中にプレス向けの囲み撮影を行うのはヤメてほしかったです。
 主題歌を歌う榊原ゆいさんで2パターン、プロデューサーなども一緒になっての撮影も2パターン、計4パターンの撮影を行うあいだ、一般参加者は放置状態。
 冷房が効きすぎた会場でこの仕打ちは、体調崩せと言われてるのかとおもたー。

 プレス用の撮影時間はのちほど用意しているって冒頭で告げていたのですけれど、それがコレ?
 プレス向けの会見場がこのあとにあって当然だと思うのですが、こういう撮影はそちらでやってほしいなぁ……。
 気が利かないというか。
 ……それともこういうプレス撮影をユーザーに「見せる」ことで、なにか、こう、「業界の一場面を見ることが出来た満足感」でも与えようとした演出?
 もしくは「憧れ」とかー。


 ……って、ネガティブから入ってしまいました(^_^;)。

 イベントへいらっしゃった方は企画の日本一ソフトウェアから開発部長の新川さん、プロデューサーのイリエ?イノウエ?さん、開発のFOGからムネキヨさん、キャラデザインをされたイイヌマさん、そしてイベント後半で主題歌を歌われる榊原さんが登場という陣容。
 司会はブロッコリーのナカタさんで進行されていきました。


 紹介内容ですけれど、とくに目新しい情報はなかったかなーという印象。
 一般的なAVGと違って立ち絵を使用しないでイベント絵とカットインで進行していくシステムのことは既報のことですし、披露されたそのイベント絵にしても公式サイトに上げられているものばかりですしー。
 舞台となる栄重村は温泉街なので、「そーゆー」イベントも期待してください……って煽るなら、それなりの新規絵を用意しておいて欲しいなーというトコロ。
 これに限らず、せっかくのイベントに「隠し球」が全く用意されていなかったのはなぁ……。
 Webで見られるような既報のものを、この手のイベントに来る人が知らないということも無いのではないかと思うのですが。


 既報では無いっぽいもののなかで、わたしが気になった点は次のようなカンジ。

 発売時期について『2009年の寒い時期が終わるまでには発売したい』と言われた点。
 ということとなれば3月あたり?
 うわー、決算期〜(´Д`)。
 大丈夫なのか、ブロッコリー!!!
 んでもFOGのムネキヨさんは「5月くらいまでは寒い時期」と個人的感想を言われていたので、多少はずれ込むかも?

 よし、それまでにPSPを買おう(笑)。

 『攻略できる4人のヒロイン』と紹介された点。
 27才の真琴さんも攻略できるのか、へーほー……とwktk(笑)。
 てっきり彼女って助演女優なスタンスかと思っていたのでー。
 でも「灯は双子のひとり」って発言もあったので、そちらで「4人」になるのかも(いや、それはどうか)。

 各ヒロインについて制作上のポイントをキャラデザのイイヌマさんから説明されたのですが。
 真琴のポイントは「大人の女性 小悪魔的」とのこと。
 ……って、うぉーい!
 27才のお姉さんが「小悪魔的」って、ちょっとイタイ方向を感じてしまったわ!(≧△≦)
 まぁ、公式サイトでも「男を振り回す天性の悪女の素質を持っている」とかありますし、そういう方向なのかなー。
 S? Sなの!?(笑)

 そのほかのヒロインについてはこんなカンジ。

 『各務』
 真っ黒な女性。パッと見て目を引くことを意識。
 クールで無表情な彼女が、物語が進むにつれて見せてくる表情の変化を楽しんで欲しい。
 『舞』
 身近な女の子。
 幼なじみということで目立たないよう、かといって埋もれないよう。
 『灯』
 天真爛漫で明るい表情を振りまく。

 舞の「目立たないよう、埋もれないよう」ってのは得心したわ。
 難しいですよね、幼なじみキャラって。
 ちなみに主人公の鷲史がなぜタンクトップ姿なのかについては「動きを見せたいから」であって、べつに「ホモではない」そうです(えー)。

 『苦労したところは(イベント絵の)量が多いところ』
 すべてをイベント絵でまかなうとなればそりゃそうだわー、と。
 で、それについてどう対応したのかといえば「手を抜くところは手を抜く。力を入れるところに気をつける」とのことでした。
 見えない部分の装飾などにこだわりすぎないとか。

 この発言、今回のイベントのなかでイチバン印象深かったです。 
 「作品を買ってもらうことでお金を得ている自分たちは、芸術家のように制作に何年もの時間をかけてはいられない」
 そういう割り切った発言についても。
 まさにプロの発言だと思ったのですよ。

 立ち絵を排したシステムについても、なにも新機軸を狙ったワケではなく、そもそも物語が伝われば従来通りでも良かったとのこと。
 ではなぜこのシステムを採用したのかと言えば、このシステムのほうが『夢想灯籠』という物語を伝えることに適していたから……という選択のポリシーも好感でした。

 公式サイトでの応援イラスト執筆者と限定版付属のドラマCDキャストの発表
 応援イラストについては「こげどんぼ*、まりお金田、桜沢いづみ、篤見唯子、みけおう」といった方々の名前が挙がっていましたが、はー、そうですかー、まりおさん、この中で序列2番に挙げられるんですかー……と変なトコで感心したりして(笑)。
 こげさんがトップにくるのはブロッコリー的に常道なのはわかりますけれど。
 でもメディア展開の経歴を考えれば十分に大家なイラストレーターになられているのですね。
 はー、なにもかもが懐かしいわ(笑)。

 これらの方々のほかにも応援イラストは執筆される予定だそうですけれど、今回挙げられたお名前を見てもブロッコリーと縁のあるかたがたが来るのだろうなーと思いました。

 ドラマCDキャストについては「各務、阪上舞:沢城みゆき 阪守鷲志:前野智昭 灯:植田佳奈 黒木真琴:田中理恵 逆枝将一:保志総一郎」となっていたのですが……。
 へ? みゆきち、ダブルキャスト?……と驚きが。
 輪廻転生がテーマのひとつになっている今作ですし、この起用にも理由があるのでしょうか?

 あ、みゆきちもブロッコリーと縁深いですね(笑)。


 オフィシャルからの説明で気になったところはこんなところでしょうか。
 主題歌CDリリースだとかは興味薄だったわたくしでございます(笑)。

 でもってここから質疑応答タイムへ。
 基本的にはユーザー記者が質問されていました。
 司会のかたがプレスのかたへもうながしていましたけれど、結局は質問されていなかったような……?
 これはやぱし、あとで質問すればいいやー……という雰囲気だったのでしょうか??

 で、質問と回答は次のようなカンジ。

 Q:FOGは代表作である『久遠の絆』を意識しているか。
 A:どうしても比較されることがわかっていたので、この10年のあいだ避けてきた。
  ユーザーの意識を取り除くのに10年かかった。
  しかし『久遠』を知っていても未プレイのスタッフが増えてきたので、もう大丈夫かと思った。
  「『久遠の絆』を作ったFOG」と注目されるのはかまわない。
  (FOG・ムネキヨさん)

 なんというかですね、ユーザー記者なんてものに応募してまでこのイベントに来る人「だけ」が『久遠の絆』というものに縛られている気がしないでもない雰囲気を感じました。
 懐古厨とまではいいませんけれど、FOG信者だけがこだわっているんじゃないかなーと。
 こうして質問されるだけに、そうした信者たるひとが今作をプレイしたときに不安が……。
 『久遠』との相対評価でしか見ることが出来ず、現代に発表する作品としての絶対評価で見てくれるのかなーと。
 でも回答からはFOGの覚悟も感じられたので、信者以外からの評価は十分に期待できるのではないかと。
 ファミ通で8878くらい行け……る?(笑)

 Q:倫理的に変わっている部分があるようだがCERO区分はどの程度なのか。
 A:全年齢にはならない。
  α版ではZも無理ではないかと見ている(笑)。
  製品版ではCくらいを考えている。
  高校生にも普通に遊んで欲しい。
  (日本一・イリエさん、FOG・ムネキヨさん)

 首が吹っ飛ぶとか、いまの世の中でチャレンジャー過ぎ!(笑)
 温泉での入浴イベントがあるような発言が先にありましたけれど、バイオレンス方面だけでなくエロティック方面でも区分に関わってくるのか気になるところではあります。

 Q:バトルシステムはどんなものなのか。
 A:カードバトル。
  詳細は今後雑誌で発表していく。
  (日本一・イリエさん)

 Q:***やプリズマは参加しているのか。
 A:参加していない。
  制作はFOGのみである。
  (日本一・イリエさん)

 ***の部分、聞き取れませんでした。
 プリズマは日本一ソフトウェアの子会社みたいですけれども。
 んー、質問の意図がわからない半端者のわたしでした。
 もしかしてこれら制作子会社は評判がよろしくないのでしょうか?

 Q:鷲史の20才、舞の19才という年齢設定について意識していることはあるか。
 A:成長過程を表すにはこの年齢が適していると思っている。
  (キャラデザ・飯沼さん)

 既報で気になっていた点だったので質問させていただきました〜(´Д`)。
 大人と子供の中間というような回答は予想していたものであったので、納得。
 でも先のCERO区分の回答で「高校生にも遊んで欲しい」と仰っていましたが、それなのに高校生の年代より若干上に設定したのはいささかアンバランスな気もしました。
 物語上の都合と商業上の都合の不整合というような。

 Q:キャラクターの名前を付けたのは誰か。
 A:両親。
  (キャラデザ・飯沼さん)。←それはゲーム内の世界の話だろ、とイリエさんツッコミ(笑)。
  企画の中ではプロデューサーやディレクターなどスタッフみんなで。
  (日本一・イリエさん)

 Q:発売は2009年の寒い時期と言ったが、11月くらいも寒い。
 A:5月いっぱいまで寒いっちゃ寒い。
  (FOG・ムネキヨさん)

 これは質問者が勘違いしてます。
 冒頭で日本一ソフトウェアのイリエさんが仰ったのは先述したように「2009年の寒い時期が終わるまでには発売したい」です。
 言い換えれば「春が来るまでには」ですよね。
 2009年の秋冬シーズンを指すことにはならないと思います。


 これで質疑応答は終了。
 ここまででイベント開始から40分が経過。
 なかなか良い時間消化のような気がしました。

 そして満を持して榊原ゆいさんが登場。
 盛り上がるユーザー記者以外の一般参加者。
 あー、やっぱりゆいにゃん目当てかー(´Д`)。

 ゆいにゃんはロングTにミニプリーツ、フリースっぽいブーツな衣装。
 全体的に黒でそろえて、そこにピンクの装飾が入っているカンジ。
 各務の雰囲気に合わせたのかなー。

 そしてまずは主題歌の『剣の舞』を歌われたのですが、歌い出し、なんだか声が小さかったです。
 後半はメロディに負けないくらいに発声されてましたけれど、前半は聞き取りにくかったなー。
 もっともゆいにゃんのせいばかりではなく、スピーカーが貧弱なせいもあったのですけれど。
 音は籠もるわ左右のバランス悪いわ、歌を聴く場所では無いわー。

 『剣の舞』の感想は、スタンダードなロックナンバーだと思います。
 AメロBメロ、そしてサビまでの流れは典型的といいましょうか。
 初めて聞いてもノリやすいっちうか、オタ芸打ちやすいっちうか(笑)。

 歌い終わった後はゆいにゃんへ曲の感想などを司会の方からの質問というかたちで語ってもらう場に。

 Q:歌ってみての感想は?
 A:(楽曲担当のElementsGardenの)菊田サウンドが来たなと初めの部分で感じた(笑)。
  ElementsGarden とは良い仕事をさせてもらっている。

 Q:レコーディングの際の裏話は?
 A:菊田さんはランチパックマニア。熱く語りすぎて引くわ!(笑)
  ほかの裏話はあとのイベントのために取っておく。
  ……ありますよね、これからもイベントは!?(笑)

 Q:作品の感想は?
 A:和で神秘的、だけど暗い印象があった。
  最初はドロッとしたゲームなのかと思ったが、展開を見ていくうちにどんどん惹かれていった。
  曲のほうもそうした作品を反映したものになっている。

 Q:曲のなかでお気に入りの部分は?
 A:サビがガツン!とくる。サビの歌い方がキモ。
  1番のサビでは裏声を使っているが、2番3番では地声で。
  裏声を使ったのは、伝えたい気持ちがあるのをココロに隠してるというカンジで。
  それが2番3番で地声になって、(隠していた)気持ちを伝えらればと。
  表現を変えることで、伝えるモノを変えたかった。

 Q:もう1曲『時を越えて』も歌われるが?
 A:『時を越えて』はゆったりとした雰囲気。
  『剣の舞』にも「時を越えて」という歌詞が入っている。これはキーワード。

 Q:ジャケット撮影について。
 A:和風なネイルをして、正月先取り!みたいな。
 (手をかざしてネイルを披露。結婚発表みたいだと笑い)
  衣装は黒ベースで、初の全ヅラを使った。
  ヅラは140cmもあって、子供をのせてるみたいだった。


 ここまでで開始から50分経過。
 本当にスケジュール進行がしっかりしているなーという印象。
 そして残りの時間をつかってジャンケン大会。
 賞品は飯沼さんが描かれた各務+ゆいにゃんのサイン入りの色紙が3名様に。
 初めに描いたものではサインを入れるスペースを忘れていたという飯沼さん。
 そしてあとに描いたものではスペースを意識して妙に余白が大きくなってしまった飯沼さん(笑)。
 そんな次第なので見たカンジは大きく描かれたモノのほうが良かったかなー。
 ……まぁ、わたしは2度行われたジャンケンでどちらも1回戦敗退だったのですけれどもっ!

 で、ジャンケン大会が終わってお開きかと思いきや、ここで例の撮影会が行われたのですよ。
 もーっ、イベント終わったなら帰らせてってばー(T△T)。
 えらく温度の低い設定の空調が直に当たる席にいたので軽く気分が悪くなりました。
 もう秋だというのに、どんだけオタクの発熱量を見積もっているねん!!!


 撮影会も終わって、最後に日本一ソフトウェアの新川さんから締めのお言葉を。
 「『久遠の絆』のファンの人も、『夢想灯籠』のファンになってほしい」
 日本一ソフトウェアもFOGも、気になるのはそこかー……と改めて感じたところでイベント終了。
 お疲れ様でした。



 質疑応答の時間はそれなりに有意義でしたけれど、用意された情報としては物足りなさを感じました。
 意外性に乏しいといいましょうか、サービス足りないといいましょうか。
 それでも榊原さんが登場してからは会場の雰囲気が変わった気がしたので、作品紹介の場としては3〜4割で、榊原さんとの交流イベントとしての場が6〜7割だったのかなーと。
 そう考えれば新規情報の乏しさも納得できる部分があるかなぁ……。
 参加者のほとんどから別段求められていないのですから。

 にしてもゆいにゃんとか歌い手さんはスゴイですよね。
 パイプイスに座った100人を前に振りアリで歌われるんですから。
 営業に出た演歌歌手ですらもっと「聞く」「聞かせる」場で歌っているような気がします。
 なんちうか、あれを罰ゲームとは感じない強い精神の持ち主だからこそ、歌い手としての地位に居続けられるんだろうなぁ……と感動してしまったわ!


 はい、そんなカンジでイベントレポ終了〜。
 仕事で書くより気合い入った文章量になってしまった(笑)。
 もちろん校正しなくていいから気の向くままに書けたからなんですけれど!
 

■■ 10月25日 ■■

 「落ちモノ系」と「幼なじみキャラ」の親和性について。

 ある日を境に面識のないオンナノコと親しくなる、または急接近したことから転がり始める物語。
 一例をあげるなら「空から降ってきたオンナノコと同居する」といった物語様式をその「落下」になぞらえて「落ちモノ系」と呼び表したりすることがあります。
 一般的かどうかはわかりませんが。
 ともあれ、落下にかぎらず「偶然か奇跡か、自分の意図した努力とは関係ない要素が導いたオンナノコとの出会い」の総称だとこの場では思ってください。

 で、今期の新作アニメではそれが多いことが指摘されてるわけですよ。
 『かんなぎ』や『鉄のラインバレル』、『とある魔術の禁書目録』などなど。
 『ケメコデラックス』も?

 「落ちモノ系」の大前提は「出会いは偶然」というものですから、視聴者にも「いつかは自分も……」と夢みさせてくれるワケで、物語というよりこの場合「作品」として都合が良いのだろうなぁ、と思います。
 主人公の立場に共感や感情移入するためのハードルが低いのですから。


 こうした作品では正ヒロインはもちろん「落下してきたオンナノコ」になるわけですけれど、その他に「幼なじみキャラ」というオンナノコの登場も少なくないのではないかと思ったりして。
 先述の例でいいますと『かんなぎ』や『ラインバレル』には登場してますね。
 よく目に付くということは作品に登場させやすいということであると思うので考えてみたところ、ちょっとイヤ〜な考察がまとまってしまったのです。

 「落ちモノ系」の物語において「幼なじみキャラ」の役割は、1に「当て馬」、2に「主人公の魅力補正」というところに尽きるのではないかということです!(えー)

 まず1の「当て馬」について。
 「落ちモノ系」の前提が「偶然の出会い」あることは先述しましたが、その「偶然」に主人公がぶち当たるまで「幼なじみ」との関係はまったくの安定状態にあったと推察されます。
 もっと親しい関係になりたい。
 でも万が一ダメになってしまうなら、いまの位置関係でも我慢できる。
 でもやっぱり……みたいな(笑)。
 で、そんな安定状態に飛び込んでくるのが「落ちてきたヒロイン」なのです。
 主人公と2人、落ち着いた立ち位置関係であったというところを見事にかき回してくれるわけです。
 全体の物語とは別に、「幼なじみ」の「物語」もここで始まる、動き出すのです。
 それまでの安定状態などは波も立たなければ風も吹かない「物語」とは呼べぬものだったのですから。

 ただしそれは「幼なじみ」の側から見た場合のこと。
 主人公も「幼なじみ」と同程度の気持ちを持っていれば、多少なりとも動きはあったはずです。
 それが「なにもなかった」位置で収まっているのであれば、それはもう主人公には「幼なじみ」ほどのパッションが無いと判断されるべきです。
 そしてオトコノコというのは基本的に熱血なお馬鹿さんですから、それまでの退屈な毎日(幼なじみ)よりも目の前に表れた刺激のある日常(落ちてきたヒロイン)を選んでしまっても無理はないところです。

 あえて言いましょう。
 「ヒロインが落ちてきた段階で、幼なじみに勝ち目は無い」のです。
 これが「幼なじみ」が「当て馬」になってしまう理由です。


 続いて、その2「主人公の魅力補正」についてです。
 「偶然目の前に表れたオンナノコに引かれていく主人公。そしてオンナノコも主人公のことを……」という流れが「落ちモノ系」では進んでいきますが、基本・熱血バカの主人公のオトコノコはそれでいいとしても、落ちてきたヒロインのほうはどうでしょうか?
 偶然出会った異性に簡単に惹かれていくものでしょうか?
 オトコノコのほうは「熱血バカ」で、オンナノコのほうは「ロマンス好き」だから「偶然の出会い」に燃え上がるのだ!といわれればそれまですけれど、説得力に欠くところがあるような気がします。

 はい、そこで必要な説得力を運んできてくれる存在が「幼なじみヒロイン」なのです!

 「幼なじみ」が運んできてくれる説得力というのは、もちろん彼女の好意にほかなりません。
 彼女が向けてくる好意によって主人公は「オンナノコにとって魅力的な部分を持っている」という絶対的な理由を持つ存在になるのです!
 それがたとえ「幼なじみ」な彼女ひとりであろうと、ゼロかそうでないかは説得力のうえで大きな違いになってきます。

 また「幼なじみ」と友人としてとはいえ付き合いがあることで異性との距離感について計算できるようになるのも見逃せません。
 異性の前では緊張してしまう……という設定を付加するのでもない限り、主人公がヒロインとのコミュニケーションに不都合を持ってしまうのは展開上よろしくありません。
 「当て馬」としての彼女を練習台として、主人公はオンナノコと付き合っていく魅力を潜在的に磨いてきていたのです!



 まとめますと――
 「落ちモノ系」での「幼なじみキャラ」は悲しいかな負け組である。
 ――ということでしょうか。
 作品の中ではあくまで従属性であり、正ヒロインの引き立て役に甘んじるほかない立場なのです。
 しかし彼女の存在が作品に必須の「ラブコメ」を生み出すことはもちろんで、正ヒロインと主人公の関係をより短時間で意識させるものになることは間違いありません。
 そして余談にはなりますが、こうした負け戦を挑むヒロインを好きな層というのはいるもので、その「フラレかた」さえ真っ当にまとめ上げれば作品への評価を高めることになるでしょう。
 「熱血バカ」が「当て馬」をポイ捨てするような作品は、正しいラブコメ像とは言えないと思います。



 ところで。
 初めのほうで「落ちてきたヒロイン」は視聴者に共感や感情移入を起こさせ易いと表しましたが、一方の「幼なじみヒロイン」はこれは時間が巻戻らない限り手に入らない存在です。
 ある日を境に「幼なじみ」ができた――なんてことは起こりえないからです。

 では、起こりえないからといって視聴者は感情移入が出来ないのでしょうか。
 いいえ、違います。
 人は「手に入らない存在」に強く憧れを抱く生き物なのです。
 「幼なじみ」とともに日常を過ごす主人公に、感情移入とは別に自己の投影をして視聴者は楽しむのです。

 「落ちてきたヒロイン」はいつか起こりうることを望む現実寄りのドリームであり、「幼なじみのヒロイン」は決してつかむことのできない理想寄りのドリームなのです。
 こうしたふたつのドリームが合わさるからこそ、「幼なじみが登場する落ちモノ系」作品はより深く楽しめるエンターテインメントに仕上がるのです。



 「落ちてきたヒロイン」単体や「幼なじみヒロイン」単体それぞれで物語を作るのではなく、両者は主従の位置の違いはあれどとても強い親和性を持っています。
 作品を作るのであれば、とにかく両者をMIXしとけ……と、わたしは思います(笑)。
 それだけで、十分に物語になります。

 ……なんだかうまくまとめられなかったですけれど、ここまで書いて満足したので終わります(酷い)。
 
■■ 10月21日 ■■

 FRONTWINGの『ほしうた』が11末→12末へ延期に。
 まぁ、これも予定のウチかなぁ……。

 ちうか、わたしが購入を考えている作品の8割方が延期を経るのですけれど、なぜに?(^_^;)
 こうなると1発で発売をキメたAlcotの『ENGAGE LINKS』とSkyfishの『キスより先に、恋よりはやく』がスゴイことのように思えてきてしまうわ。
 ……『キス恋』は公式サイトを見た限りでは、それほどボリューム有りそうには見えなかったので、期日を守るのもそれほど……だったのかなぁと失礼なことを(^_^;)。


 なんちうか、やぱし「期日を守ってこそ、プロ」だなぁ……と思うことしきり。
 クオリティを上げる云々は見苦しい言い訳以上にはならないと。
 でも肝心なのは、わたしはエロゲを作るかたがたにそこまでの「プロ」性を求めていないということでしょうか。
 どうしても「アマチュアの延長線上」として見ているといいましょうか。
 だから延期をしてもそれほど気落ちすることもないですし、許してしまうわけで。

 こんなわたしの理屈からすれば、延期することが常態化しているあの業界は、とてもアマチュアリズムに溢れている……ということになるのでしょう。
 作り手こそも「プロ」では無い、と。
 そして一般的にはそうそう延期することが認められてはいないカタギの世界に生きるかたがたからすれば、そんなアマチュアくささが気に障るに違いありません。


 誤解されると困るのですけれど、「プロはアマチュアより偉い」などと言っているわけではありません。
 むしろエロゲは娯楽のために存在しているのですから、思う存分アマチュアリズムを発揮していただいてエンターテインメントを追求してくださってほしいと思います。
 わたしが生きるオタクの世界において――
 「望むクオリティには達しませんでしたが、納期なので作品を発表します」
 ――なんて嫌味なプロ根性を見せられても困ってしまいますし。

 ただ、まぁ、人間は感情で生きていますし、延期をするorしないでの印象の違いは生まれるでしょうねーということで。
 好印象であれ、悪印象であれ。
 それが今後の創作活動においてどういった影響を及ぼしていくのか、その点はクリエイターとして受け止めなければいけないのでしょう。
 それはもうプロとかアマチュアといった「立場」の違いは関係なく、作品を創り上げるという欲求に動かされるクリエイターの「生き方」の問題だと思うのです。
 
■■ 10月19日 ■■
TALK:BOOK更新しました。

 年始に催されるI'veのライブチケ申込をしたのですがー。
 先着順ではないと言われつつも忘れないうちにこれだけは申し込んでおかねば、いざというときに死んでも死にきれませんので(死んだらライブへ行けません)。

 でも、今回もアニメイトで先行販売が押さえられていたワケですけれども、申込の際にアニメイトの(ポイント?)カードの番号を入力する手順があったのですよね。
 これって、なんだか、こう……不安な気持ちにさせてくれます。
 公正さの点で。
 カードを持っている人のほうが有利なんじゃないのー?と。

 うーん、うーん、うーん……。

 そんなに不安になるなら、カードを作ればいいじゃない……ってハナシなんですけれどもねー。
 そこまで余裕は無かったわ!(気持ちに)
 とにかく!
 抽選の神様、今年何度目かわかりませんが(笑)、今回も是非お願いいたします!!



 『夜桜四重奏』#3
 えええーっ!?
 ペットが人に噛みついたから放逐って、そりゃ飼い主としての責任放棄では!?
 それも――
 「背後から襲うような卑怯者の飼い主になりたくない」
 ――って、理由になってない、なってないよーっ!(>△<)

 ……まぁ、この程度の違和感、原作でも感じたトコロですし問題では無いですか。
 わたしが思うに、ヤスダスズヒトせんせって、あまり細部までこだわるような人では無いので。
 アニメではヒメと秋名がいやらしい雰囲気(笑)を原作よりかもし出しているので、そこに興味津々であります。
 
■■ 10月17日 ■■
TALK:BOOK更新しました。

 『ブルースカイ・シンドローム』の2巻が刊行されるーっ!!!
 やたーい!(≧▽≦)
 次巻はロンとシレンの新婚生活ですよね? ですよねっ!?
 それが甘々なものなのかどうかはさておき(笑)。


 ロンとシレンのふたりが喧嘩しているトコをイメージしてみたら、シレンが一方的に当たり散らしてくるのをロンがハイハイって受け流している図を思い浮かべたのですが。
 なんだかそれ、どこかで見たような気が……と考えてみたら、成田美名子センセの『NATURAL』でした。
 リコが物をぶん投げてくるのをミケが受けて、ミケが片づけた物をまたリコがぶん投げるというループ(笑)。



 拍手&めるふぉレス〜♪

>ワンフェスについては仕方ないと思います。もう手続き上間に合いませんし、色んな影響を与えてしまいました。でも凹みません、一年後に向けて! koubetu

 一日版権に代表されるところもあるかもですが、とてもタイトなスケジュールで運営されていたハズだなぁ……と思います。
 そうしたところであの事故が重なっては、もう、物理的に無理だと素人のわたしも思いました。
 そこで強行しても悪循環だけでしょうし。


 話は違いますが、昨年とにかく酷い運営実態を非難されたF1の日本GP。
 今年は運営そのものを抜本的に見直して(企画会社の運営管理からTOYOTA直下の管理に移行したんでしたっけ?)、今年のGPでは大きく改善されたと見ました。
 なにかきっかけがあって、それを改善することは不可能ではないと教えてくれる事例だと思います。
 ワンフェスも、次に開催されるときはもっと素敵なイベントに進化していることを願ってます。


 余談。
 GPの運営が改善されたことに対して――
 「去年が酷すぎた。これくらい出来て当たり前。褒めるに値することではない」
 ――という主旨の発言も見かけるのですけれどー。
 当たり前のことを当たり前にやってのけた、やってのけるコトに対して、素直に感心して賞賛することは大切なことだと思うのです。
 出来て当たり前、やって当然のことを、特別でも何でもない普通の人が毎日続けていてくれているからこの世界の大部分は何事もなく進んでいけるのだと思うので。


●うべ さま

 こちらこそお世話になってます(笑)。
 あー……。
 『とらドラ!』#3 はアニメオリジナルのエピソードだったのですかー。
 だとすると、あの極端な描き方も理解のしようがあるような。
 作家の文脈と脚本家の文脈の相違とでもいいましょうか。
 もちろん高みに至ればそれはほぼ同一のものになっていくのでしょうし、また違いがあるからといってあのエピソードを容認できるのかという件は別のものですけれどー!(><)

 総じて見れば、実乃梨を紹介するエピソードであり、かつ彼女しか見えていない竜児の現時点の立ち位置を設定するエピソードであったわけですよね?
 原作既読者ではなく新しくアニメから入ったヒト向けの。
 だとすればこの展開を容認できれば今後に対しても「ラブコメ」だと認識できるでしょうし、できなければ「ギャグ、またはアメリカンジョーク」としか受け取れないのではないかなーと思ったりして。

 ……でも根本的に言えば、実乃梨のアホっぽさが鼻について、わたしには彼女の魅力がわからなかったという点が問題なのかも。
 竜児の気持ちに共感できていないので……(T▽T)。


 原作未読なので想像でしかないのですけれど、そもそもは「アニメ化するに難しい設定がある原作」だったのではないでしょうか?
 別の言い方をすれば、文章でこそ活きてくる設定といいましょうか。
 たとえば竜児の「目つきの悪さ」は文章で表現されたときには読者のイメージを無限に広げてくれますけれど、いざ絵にしてしまえばそれまでですし。
 仮に挿絵で表現されてたとしても、その場合はイメージの補助としての認識具合だったのではないかなーとか。
 「美少女」も漢字三文字では無限の可能性(笑)を秘めていますけれど、具象化されてしまえばその器に収められてしまうといいますかー。
 竜児の無神経さも、大河の傍若無人ぶりも、実乃梨のアホっぷりも(^_^;)、原作ではここまで嫌味にカンジなかったのかも……と。

 ああ、でもしかし。
 主人公の無神経ぶりは『わたしたちの田村くん』でも感じたトコロですし、これはこれでベクトルは間違っていないのかも……という気が(^_^;)。
 
■■ 10月15日 ■■

 TVつけたら『堂本剛のしょうじきしんどい』がやっていて、剛くん一行が漫画家の板垣恵介センセの仕事場へ遊びに行ってました。
 ……キンキの剛が、どうして板垣センセと!?
 その状況をアタマのなかで上手く関連づけられなくて軽くパニックしたわ(笑)。

 でも板垣センセの資料部屋を見たときは、ああ、この人は本当に勉強家なんだなーって。
 これまでの数々の発言もご自身自らつかみとったモノだったんだなーって実感できました。
 スゴイ人は、そこに至るまでの過程にも甘えは無いのだなぁ。


 で、チャンネル換えてみたら唐沢寿明さんがフランスに赴いて現地の日本コミックブームを報告している番組が流れていたり。
 あー、『20世紀少年』がらみ?
 唐沢さんを受動器にしてオタ文化へ切り込んでいこう、みたいな。

 「日本でマンガ好きっていうと、なんとなく内向的なイメージがあるじゃないですか。フランスでは違うんですね。みんな服装にも気を遣うし、とにかく元気で……」
 ――とかいう主旨の発言が。
 いろいろと気になる文脈がありますけれど、しかし、青い目をした金髪美女がマンガを読んでいる姿はたしかに絵になっていると思ってしまったりして(笑)。
 オトコノコもどことなくカッコイイですしー。
 はいはい、負け負け(T▽T)。



 『とらドラ!』#3
 目の前の大河を無視して自分の妄想にひたる竜児の様は、ほほえましいと映るより単に失礼な奴と見えたのですけれども?
 まぁ、大河のほうも心情を押しつけるタイプのようなので、どっちもどっちか。

 小柄なオンナノコにビールケース3箱を押しつけるとか、雇用者の立場から乱暴に労働を強いる店主とか、コメディというよりギャグだなぁ、これは……。
 大河と竜児の作業配分。
 あれはとにかくないわー。
 そうすることで大河の見た目のキャラクター性が活かしやすいだろうってことは感じましたけれど。
 それが物語性の必然由来でないのであれば、単純に竜児が無神経で自分勝手ということで収まるのかもしれませんが。

 展開が急いでいるという話を聞くのですけれど、なにか目指す到達点があるために理屈も道理も無視してスピード重視している印象を。
 それゆえにわたしには、説得力のある物語には見えてこないのです。
 
■■ 10月14日 ■■

 ヨドバシで『ENGAGE LINKS』の予約をしようとしたらポイントカードが必要とか言われて途方に暮れてみたり。
 そんな日常的に使わないカード、持ち歩いてないよーっ!(><)
 ……日常的に使わない店へなぜに予約しに行ったのかという質問は却下の方向で(笑)。
 でも泣きついたら過去の購買履歴をたどってカードの番号を調べてくれて、無事に予約できました〜。
 ヨドバシ、イイヤツ!


 そして『さくらさくら』は予定調和的に12月へ何度目かの延期……。
 綺麗に2ヶ月パスを繰り返してきているんですねぇ。
 でもって今回の延期の理由がまた泣けるっちうか。

 代打を起用することで10月に間に合わせる予定でしたが体験版にて皆様に体験して頂いた内容以上のものを作り上げることができず(略)体験版以上の内容を実現させるために、今回の延期を決定いたしました。

 うわぁぁぁ……。
 代打に呼ばれてきたライターさんの心情を思うと涙が止まらないです……。
 当人の実力不足であることは十分にわかるのですけれど、延期の責+無能の烙印のダブルパンチはキツイですよ。

 延期告知文では上記に述べた理由のあとにつづけて、なぜ今回このような報告を行ったかの旨が記されているのですが、こちらがまたわたしには疑問を抱かせる内容で。

本来であれば、延期の原因が個人に特定される情報は控えさせて頂くのですが
シナリオ担当のたとむ、そして私keikeiはハイクオソフトの経営者であり
現状を少しでも詳しく皆様へご報告することで
わずかでも誠意をお伝えすることができればと考え
また、さくらさくらに関わる他のスタッフへの憶測や誤解を生まないためにも
たとむ本人の強い希望から、この度、皆様へ延期の原因をご報告させていただきました。

 んんん……?
 「代打で呼んできたライターが無能だっただけで、ハイクオのスタッフは全然悪くないんです!」
 ……ってこと?
 でもってさらに 体調不良で退いていた たとむ氏が体調改善して12月発売にむけて現場復帰するということと「本人の強い希望から」という言葉をあわせて受け取ると――
 「やっぱ、オレが書かなきゃダメなんだよなー。いや、まいったね!(≧▽≦)」
 ――って聞こえてしまうのは、うがちすぎ?

 そうでなくても
 「個人に特定される情報」を今回控えなかったのは「経営者としての誠意」を伝えるためであり、「他のスタッフ」を守るためには「延期の原因が個人」にあると報告するワケですよね?
 少なくとも今回の報告の中で自らの責任を伝える言葉は、わたしには見あたらないのですけれどもー?

 10月発売が守れなかったのはなるほど代打ライターの能力に問題があったのかもしれませんけれど、その人を選んできた責任は経営者たるひとが担うものでしょうし、そもそもの延期が正ライター(かつ共同経営者)の地位にいたひとの体調不良であることを忘れてやいませんかねぇ……。

 あいつ文才無いよ。使えねー。……なんてやり方で、経営者の誠意は果たせるのか。
 わたしは疑問なのですよーん。


 「代打を起用したが、さらなるクオリティアップのためにもう少し時間を欲しいこと」
 「幸いにも正ライターの現場復帰の目処がたったので、あらためて一丸となって作品を作り上げる」
 ――というような言い方が相応しいのではないかと思いますた。
 いまさら誰それの責任とか言ってもはじまらないし、責任ある立場の人が言う言葉でもないでしょう。


 んー……。
 緋賀ゆかりセンセを好きなので期待していたのですけれどー。
 これはガッカリ感があるなぁ……。
 

■■ 10月13日 ■■
TALK:BOOK更新しました。

 昨日はオクトーバーフェストへ行ってきてプロースト!ってなもんでした。
 読書して夜更かしていたので寝入ったのが朝の5時とかだったのですよー。
 だもので次に目が覚めた時刻が9時とかでチョー焦りましたよ。
 11時開場直後から飲んだくれるつもりだったのにーっ!!
 んでも正午前には会場入りできたので、まぁ、なんとか。(^_^;)

 しかしこの時間から既に会場は超満員って、どれだけビール好きなんですか(笑)。
 いや、ま、あまりお目にかかることのないビールがあったり、青空の下で呑むビールの美味さはまた格別だったりするので、逸る気持ちもわからないではないですがー。
 テント内のテーブルでは、わたしが1杯呑み終わったころ既に酔いつぶれて突っ伏しているヒトがいて、早いよ!とか思ったりして(^_^;)。
 せっかくのお祭りなのに、もったいない〜!


 今回は香りにこだわって選んでみようかなーと思いまして、限定ヴァイツェンとかヴァイスビアとかフルーティな香りを楽しんでいたのですがー。
 そんな「優しい」ビールばかりを飲んでいたところへ、このIPA(だったかな?)というビールの骨太な麦の香りには目が覚まされたといいますかー。
 その香ばしさ、まるで暖炉の前にいるかのようでしたよ。
 むせるっ、むせるっ!(笑)
 この香りは日本のビールには無い……というか、そういう方向性では作られていないだろうなーと思いました。
 ベクトルはスコッチとかと同じだよ……(´Д`)。





 でもって、ビールのお供にはやっぱり肉でしょう!ってことで。
  
 今年は白ソーセージはあまり目立っていなかったカンジ。
 上の2本セットのソーセージも、塩気の効いた普通?のソーセージのほうがお気に入りだったかなー。
 その代わり、「肉」ってカンジのするメニューは増えていたような。
 ステーキとか生ハムとか。
 去年はステーキ食べられなかったので、今年はゲットしたよ!
 見た目、豪快に焼いていた姿が印象的だったので不安もあったのですが、食べてビックリ見事な焼き加減でした。
 かなりの行列ができていたのですけれど、この味なら納得だわー。


 正午から始まったステージでの楽団演奏では、テント内の皆さん一斉に手拍子したりして妙な一体感が。
 この酔っぱらいどもめ!(笑)
 ちうか、踊り出しちゃった人もいたのには驚いたー。
 こういうノリってビール党ってカンジがします(^-^;)。
 あー、楽しいイベントだったわ〜。



 でもって会場をあとにしてからは秋葉原経由で帰宅。
 さすがにちょっとフワフワしたカンジではありましたが(笑)、気を大きくして変な買い物をするほどではありませんでした。
 あぶなー。



 帰宅してからは録画していたF1日本GPを鑑賞。
 うーん……。
 混乱のあったレースでしたけれど、見どころはそれほど多くは無かったような……?
 結局はコース特色であるGPコース上もっとも長いホームストレートとそこから続く1コーナー飛び込みに集約されてしまっていたカンジで。
 コース自体は起伏に富んでいて面白いのですけれど、その高低差がべつにレース内容には返ってきていないような……。
 まぁ、全部が全部、オールージュみたいにしろとは言いませんけれど(当たり前だ)。

 インフィールドセクションのテクニカルエリアなんてアッという間に駆け抜けてしまいますし、「最長のストレート」があるせいでほかの要素が割を食ってはいませんかー?とかね。

 しかしマシン負荷は大層なもののようですし、その中で優勝を飾ったアロンソ選手は見事でした。
 先のシンガポールGPから、どうしちゃったんですか!?と驚くばかりの力走。
 チェッカーを受けた後に戻ってきた車両置き場で見たら、タイヤ、ズル剥け状態だったじゃないですか。
 よくまぁ、あそこまで攻めた走りができたものだと感嘆しきり。



 で、今日も買い物に出かける予定ではいたのですけれど、気が変わって家でゆっくりしてました。
 部屋も片づけたかったですし、こまごまとした作業も行わないとー……てなもので。
 明日からまたがんばる〜♪
 
■■ 10月11日 ■■

 出かけるつもりでしたが昨日のお酒が残っており家でグダグダとお休み。
 リバースするほど痛飲したわけではないのですが、なんとなくボヤーッとしたカンジで。
 少なくともオクトーバーフェストへ行ったところで美味しくビールを飲めない程度にはぼんやりしていたとでも言いましょうか(笑)。



 ワンフェス、延期発表していた2009冬はとうとう中止という報道を見ました。
 うーん……。
 版権がらみでいろいろと難しいところへ延期されてしまっては、そりゃあ無理があるわさーと。
 それはさておきあのエスカレーター問題は、運営サイドと会場側と、でもって製造メーカーとのあちこちに問題が分散して到底一筋縄ではいかないものだと思うのですけれど、マスメディアはわかりやすい報道のためには概要をかなり簡略するほかないのだよなー、と。
 犯人捜しっちうか。
 報道は別段それを行う機関ではないはずなのに、その形のない権力を得たと思い込んでいるところがまた根深いというか。

 とにかく、モデラーのかたに限らず、他人へ迷惑をかけない趣味であるならば、なんの心配も不安もなくその趣味を興じる環境が整えられていけばなー……と思います。
 他人の趣味をどうこう言うほど「悪趣味」なもの無いゼ?と。



 10末戦線は比較的穏やかなものになりそう?
 もともと派手に期待される大作は無かったというのもありましょうが、驚くべき延期も少なくて粛々とその日を迎えられそうな。
 わたしとしてはPS2版『恋楯』が延期したという事件はありましたけれど、これはこれで今月の予算が浮いたと考えます。



 『伯爵と妖精』の1巻を読み返してみたところ、あのアニメ版のアバンはまさに原作通りの流れを踏襲したものだったのですね!
 もう1巻の展開なんて忘却のカナタだったわ(笑)。
 んでも、原作を読んでいた限りではそんなにBLっぽい雰囲気は感じなかったんだけどなー。
 わたしが腐っているだけ!?(><)
 やだやだ、これだからオタクって……。
 
■■ 10月9日 ■■
TALK:BOOK更新しました。

 うぉいっ!
 キリンチャレンジカップ2008での日本チームの有り様、なんて不甲斐ない……。
 決定力不足なんて言葉で飾らず、単に度胸と技術が足りてないのだと。
 そんな中で途中出場の香川選手と興梠選手の活躍は見事でした。
 興梠選手は突破力も魅力でしたけれど、むしろキープ力のほうに驚いた!
 これは期待しちゃうわ〜。



 秋のDreamPartyは参加する気が無かったのですが、AXLから湯飲みが販売されると知ってどうしようかと思案中……。
 いやぁ、夏コミで買ったビアジョッキが存外使いやすくてデスネ。
 企業ブースで買ったアイテムのなかで、いちばん価値あるものになってしまっているのです。
 そーゆーAXLですから、湯飲みとはいえ気になっているのですよー。

 んー、でもなぁ……。
 今回は特にほかのメーカーさんに気になるトコは出展されていないですし、これだけのために行くってのも難儀かなぁ……。
 そうでなくとも日曜はもともと出かける用事があったし。
 んーんーんー……悩むーっ!(><)



 『伯爵と妖精』#1
 あまりのスカしっぷりに笑いがこみ上げてきてしまったわ!
 イチャイチャしているエドガーとレイブンを目の前にして「なんなのこの人たち!?」と驚くリディアのアタマの中は、ふたりのモーホー疑惑が渦巻いたに違いない(笑)。

 つまりこれはあれですか。
 緑川さんを筆頭にイケメンパラダイスということでよろしいか?
 エドガーにレイブンにケルピーにポールにユリシス。
 はいはい、キラキラしてますわー。

 エドガーが暗躍するシーンから入るアバンは物語としてけっして間違いではないものの、だからこそ作品の中心が彼にあるという意味にも受け取れるわけで。
 うー、あー……うん。
 間違いじゃあないんですよねぇ、それでも。
 今回からすでにリディアの狂言回しっぷりが定着しているわけで、ウェイトの差は明白ではなかったでしょうか。

 見ただけで女性のサイズを把握するだなんて、レイブンも妙な特技を身につけましたなぁ(笑)。
 
■■ 10月8日 ■■
TALK:BOOK更新しました。

 『伯爵と妖精』と『とらドラ!』の放映がかぶってるんですよー!(T△T)
 どうしよう……。

 コバルト文庫とか白泉社コミックスとかを原作としたアニメは、深夜帯ではなくて日曜朝に放送してくれないかなー。
 大きなお友達へ向けてではなく、小さなオンナノコへ向けて制作したほうが良いような……。
 ああ、放送自体は別にどうでもよくて、そのあとのソフト販売を狙うのだから結局は大きなお友達相手の商売なのですか?
 はうー(T▽T)。

 加えるなら、『伯爵と妖精』と『とらドラ!』の本来のターゲットはたぶんかぶってないと思われるので、同時刻に放送しても食い合いにはならないのでしょう。
 かぶっているオタクのほうが悪いんですよ、きっと!(><)



 『ヴァンパイア騎士 Guilty』#1
 初見の視聴者は完全無視な仕様に潔さを感じた!(笑)
 なんの説明も無しに当たり前のように吸血鬼学園な世界でお話が進められて、これ普通に2クール目じゃないのさ!
 少なくともお話のうえでは、どうして1期2期と区切ったのかわからない……。

 しかし優姫の暴力的と思えてくる無防備さは相変わらずでした。
 吸ってもいいとか気安くうなじ見せんな!(≧△≦)
 それと着替えとか風呂上がりで髪を乾かすとか、そーゆーことは零に見えないところでやってやれ!
 吸血鬼とかそういう部分ではなくても生殺しでしょ、あれは(笑)。
 わざと? わざとなの!?(><)



 『キャシャーンSins』#1
 こっちもこっちでなんだかわからないままにお話が進んでいきますけれどもー。
 そこはキャシャーンの記憶が失われているというポイントとも関係していきますし、今後真相が明らかにされていく展開が楽しみのような。
 絵のほうもややデフォルメが入った動きはしなやかで勢いを感じますし、なにより動きでシーンを繋いでいくことにアニメーションを見ているのだなぁ……と見入ってしまいました。

 キャシャーンの声は古谷徹さんなのですけれど、最近古谷さんはあちこちでご活躍されていますねぇ。
 『ワールドデストラクション』の勇者役はちょっと驚きの方向性でしたが、悲哀を背負うキャシャーンの役はハマッてるなーと思います。

 馬越嘉彦の絵はやっぱり馬越さんだなーって(^-^;)。
 んでもこれくらい個性を持った人でないとキャシャーンの知名度に負けてしまうのかも。
 決して子供向けなタッチではないですもんね、今回。
 
■■ 10月7日 ■■

 『アスラクライン』のアニメ化の報について、わたしが見た範囲では手放しで喜んでいる人は全く見かけなかったりして。
 ちうか、みんな不安がっていたんですけれど……?(^_^;)
 要素突っ込んでいるおかげでアニメ向きな作品ではあるけれど、電撃文庫のなかでの人気や知名度が確かなモノではなく、それゆえにアニメ化へも不安視している……というカンジ。
 だ、だいじょうぶなの……?

 わたしの巡回先がマーケットの全てではないでしょうし、もちろん制作サイドも十分に「イケル!」と思ったからこそのアニメ化なのでしょうけれど。
 でも現状、そのターゲットたる市場がどこにあるのか見えてこないカンジ。

 まぁ、でも。
 最近は原作既読者ではなく新規読者を開拓するためにアニメ化というひとつのルートをたどるようにも思いますので、既読者があれこれ不安がっていることは当然の如く織り込み済みなのかも。
 で、そういう不安を最初にぶち挙げてくれていたほうが、いざ始まってみたときに「意外と良かった」という反発を生むかもですし。



 10末戦線ではAlcotの『ENGAGE LINKS』とSkyfish『キスよりさきに恋よりはやく』が早々にマスターアップを決めたかと思えば、あてゅ わぁくすの『オトメスマイル』がひと月の延期を発表……と。



 『ef -a Tale of melodies-』#1
 おっさんのモノローグから入って、そのままおっさんふたりの人生トークへ流れ込む。
 昨今の萌えビジネスに真っ向から喧嘩売ってます(笑)。
 OPで様々な、そしてこれまでにわたしたちの前に姿を見せていた様々な「ef」の単語が並んだところで、かなりキてました。
 追いかけてくるファンを大切にしてるなぁ……。

 蓮治は千尋とよろしくやっているようで安心安心。
 周囲公認なんですから、一緒に住んじゃえばいいのにー……とか思ったー。
 あのお母さんならOKでしょ!(≧▽≦)

 前作からの人間関係が奇妙に入り組んだカタチで表れてきて、ここにきて群像劇の真価を見せ始めたカンジ。
 設定で血縁者とあっても模写以上には「似ている」雰囲気を表せないことが少なくないメディアですけれど、凪さんは紘と雰囲気が似ていて驚いたー。
 絵として似ているのではなく、纏う空気のようなもの、仕草?みたいなものがー。

 とりあえず、いまのうちに雨宮明良をフルボッコにしておければ……というやるせなさが(T△T)。
 「いま」ですら「遅い」のですけれども……。



 『スキップビート』#1
 とくに原作からの改変はなかったと思うのですけれど、これはこれで良かったかなー。
 井上麻里奈は逆境からはい上がるようなヒロインが、ホント、お上手だと思う(笑)。
 一般的な人気声優が得意とするようなお嬢様声だからじゃないから?
 「普通」っぽいといいますかー。

 声優といえば、ひさしぶりに夏樹リオさんのお名前を拝見して嬉しかったー(^-^)。
 
■■ 10月6日 ■■

 うわー……。
 『アスラクライン』アニメ化ですって……。
 三雲センセのキャラ造形や物語展開への計算度合いは計り知れないものがあるとわたしは思っているので、むしろいままでクロスメディアの話が無いほうが変だとは感じてましたがー。
 飛び抜けて「キャラクター的」であるような造形はされないので、そこが無難であったり特徴的でなかったりするので、営業的に売り込みにくいという点はあるでしょうけれど。

 でも、このタイミングでアニメ化ですかー……。
 ファンとして率直な感想は、いよいよ弾が無くなってきたのかなー、と。
 いまじゃないでしょ、いまじゃ!

 もっとも『狼と香辛料』の第2期の話なども聞けば、売れる物があれば売れ、ってことなのかなーってカンジ。
 原作の今後がどうあれ、いまアニメ化できて、その好影響で既刊も増刷できて売上伸ばせれば。


 うん。
 インディーズバンドを応援していたファンの気持ちだから、正常な判断ではないと思う。
 今後の動きを注目していくわー。


 ……『アスラクライン』が萌えアニメとシンパシィ取れるのは納得できるのですけれど、わたしとしてはOVAあたりの方式で『ランブルフィッシュ』をアニメ化してほしいなーと思うー。
 
■■ 10月5日 ■■

 サンクリ41へ参加されたかた、お疲れ様でした。
 わたしは昼過ぎに退席してしまってアレなカンジのイベントでしたけれど、もう、ゴメン。
 今日はMELL姉様のインストアイベントのほうに気を取られていたんです!(><)
 ……新刊も用意できなかったですし(自業自得)。

 次のイベントに参加する際には、なにか新しいアイテムを用意できるよう努めます。


 で、まずはインストアイベントの流れみたいなもの〜。

SCOPE
 (軽くMC)
no vain
 (トーク:45分)
Red fraction

 最初のSCOPEを歌い終わってから、MELL姉様、早くも涙ぐんじゃって…。
 前回のCG.MIXさんとのLIVE(2年前?)のときに「次はソロのアルバムで帰ってきます!」と宣言して、その夢がようやくかなった、みんなのおかげでかなえることができたって言ってくれたのですけれども。
 こうしてLIVEでお会いできた、わたしたちのほうこそ夢がかなったのですよ!
 そしてその夢は始まったばかり。
 まだまだ続いていきますよ!o(^-^)o


 トークはジェネオンのいつもの人が仕切って、とくにやくたいもなく。
 なんちうか、嫌味なくらいにフランクなので、この人を尊敬するとかはできないだろうなーとは思います。
 でも今回のMELLさんはまだトークに不慣れなご様子とお見受けしたので、あーゆー仕切屋さんがいたほうが良かったのかも。
 でも、それにしても45分は長かった……。
 実際、終盤は押しちゃったみたいなのですがー。


 会場はSHIBUYA BOXXでしたが、音がすごく良かった!
 わたしが好きな低音をきちんと拾えていましたし、それがまたMELLさんの楽曲に合っていたカンジ。
 あまり高い音、無いですもんねー。
 ビシビシ音が身体に響いてきてキモティーイ!(≧▽≦)


 唄われたのは3曲で、曲数としては物足りなかったのですけれども、これは本番をお楽しみってことでー。
 Virgin High! 来るかと思ったんですけれどもねー。

 でもどの曲もハードロックでしびれたわ!(≧∇≦)
 ことにトリのRed fractionはマジ震えた!
 併設のAXも同レベル(以上?)の音響だって期待していいんですよね?
 たーのーしーみーっ!!


 一般的なポップスのセオリーを踏んでいない曲だと思うので、サイリウム族とかオタ芸打つ人とは相容れない・馴染めない楽曲かもですけれど、むしろわたしはそーゆーとこも好きだわ(嫌味すぎか。ゴメン)。
 でも曲としてはシンコペーションとかで意識を引き締めてる部分もちゃんとあるので、曲としてのセオリーは踏んでいると思うのですよ。
 当たり前ですけれど。


 トークでは応募の際に集計した好きな曲ランキングが発表されましたけれども――。

1位:Red fraction
2位:砂漠の雪
3位:Virgin High
 

 ――だったかな?
 7位まで発表されたのですが Kicks、FRY TO THE TOP、君と出会えた季節…no vain、だっけ?
 前ふたつは自信あるんだけど…。

 とにかくステージ上でのMELL姉様のパフォーマンスはほかのI've歌姫の追随を許さないほどに躍動的でしたし、歌は歌で本格的なロックテイスト。
 ハコも私好みの音を出してくれるとあっては、本番のLIVEが楽しみになるイベントでした!



 『鉄のラインバレル』#1
 城崎さんの設定をざっくり変更してきましたなー。
 物語への導入は早まった感があってその点は得点なのですけれど、変に城崎さんがミステリアスなキャラ付けされているようで、そこは失点かなー。
 早瀬のウザッたさはこんなカンジでしょうか(笑)。
 イイヨイイヨー。

 絶対的な力を手にして正義の味方になりたいという中二病全開な中学生が本当に力を手に入れて正義の味方になるという、なんちうか「メタ中二病」とでも言いたくなるような入れ子構造でありますが。
 でも、だからこそ夢があるっちうか。
 誰だって正義の味方になりたい。
 であるならば、その理由が違うだけだと思うのですよ。
 そして個人的な理由から誰かのための理由に変化することを、少年の成長と見るべきなのでしょう。
 そんな作品であればいいな。

 期待していたマキナの戦闘は、んー……。
 3D描画されているのでどうしても「浮いている」感は否めなかったかなー。
 「浮いている」っちうか戦闘シーン以外と「分離している/融合していない」っちうか。
 まぁ、でも、まだ顔見せ程度しか動いていませんでしたし、むしろ見どころはラインバレルじゃなくてヴァーダントのヴァリアブル・バインダーやディスィーブのナーブ・クラックの動きかと〜。
 シズナ好き好き!(≧▽≦)
 ネクタイピンのイベントは絶対に消化してくださいよ、マジで!(><)
 

■■ 10月4日 ■■

 Leafの新作『君が呼ぶ、メギドの丘で』はsphereの『ヨスガノソラ』にぶつけてきましたなぁ。
 しかし後者は延期しそうな予感がしてますけれども。
 なんといってもCUF(ry




 

 たかみちさんの画集『 LO画集 TAKAMICHI LOVE WORKS FLOW COMICS』買った〜♪
 うあーっ、うあーっ!!!
 なんちうか見ていてとても嬉しくなってしまう画集の出来!(≧▽≦)
 たかみちさんの絵はもちろんのこと、全体の完成度がパネェ!!

 後半のたかみちさん編集さんデザイナーさんの鼎談がひっじょーに興味深くて素敵。
 そうそうそう!
 こういう企画が嬉しいんですよ! >『TTT』のコンプリートガイド(><)
 制作の意図とか過程などを知ることが出来て、「一枚の絵」というだけでない価値がそこに生まれるっちうかー。

 たかみちさんの画集という体裁はとってますけれど、そのイラストを使用した表紙完成稿まで掲載しているあたりLOのヒストリー的な面がありますよねー。
 あらためて見ますと表紙に使われているキャッチコピーが秀逸すぎることに気付かされました。
 たかみちさんのイラストに合っているだけでなく、心に届く一文として。
 21号の「ほら。拍手が止んだ。」なんてスゴクね?
 40号の「ただいま地球は、静かに寒い。」とか45号の「幸福はここに。そしてすべてに」とかも、マジ、素敵すぎ!!

 構成の没案も載せられていて興味深いですし、それらを見た上でやっぱり完成稿は完成稿ならではのクオリティがあるのだなーと感嘆しきり。
 フェイバリットを選ぶなら、わたしは22号の構図からなにから全てがスキー!(≧▽≦)
 同じく1番に選んだデザイナーの宮村さんに共感できたわー。
 次点で14号と37号。
 14号は色彩がものすごくて、37号はデザインの勝利ってカンジで。
 手書きの文字が良い味出してる〜。
 マジでFONTを販売して欲しいくらいだわ。


 FONTもたいがいですけれど、ここに描かれたオンナノコたち、フィギュアで売り出しても良いんじゃないかって気が。
 ほら『鉄道娘』とか『ANAユニフォームコレクション』みたいなー。
 ちうか『鉄道娘』って第5弾まで出されているんですか……。
 こっちはこっちでスゴイなぁ……(笑)。



 『メギド』はALICESOFTの『闘神都市V』と合同キャンペーンをはるみたいですけれど。
 なぜ絵師がちゃん様なのか……。
 ソフトのキャンペーンなのですし、ここは『メギド』のメインキャラデザであるKarenさんを起用するのが真っ当な気がするのですがー。
 ちゃん様のほうが売上的にごにょごにょな話なのか、それとも相手がALICESOFTだからKarenさんでは都合が悪いのか(笑)。
 ……どちらにしてもビジネス的な判断になりますかー。

 先だっての『Tears To Tiara』の雑誌インタビューのときもちゃん様を引っ張り出してきたりして、なんちうか、それってどうなの?と首をかしげているのです。
 Leafの対外戦略には。
 インタビューは出版社のほうからのご指名だったのかもしれませんけれど。

 ムービー見たら『WILD ARMS』思い出したー。
 古いな、自分……(^_^;)。
 ムービー2で流れるテキストはテンポが自分には合わなかったのですけれど、枕流さんだったりすると仕方が無いのかなーと納得。
 PS3版『TTT』は赤字覚悟だったところが期待以上に売れたと聞いたのですがー。
 んー、いまのところは『メギド』は微妙なカンジ。
 これが大阪開発室のノリだとか志向であって、それが自分に合っていないだけかなー……。




 東京ガスはどうしてこう、わたしのツボをつくCM作ってくるのかなぁ……。
 おばあちゃん子のわたしには、このCMは、ツライ……(T△T)。
 おぼえているよ。



 I'veの武道館ライブの日程がお祭り過ぎー。
 まぁ、でも、帰省するから参加できないわー……という人がいて、少しでもチケット争奪戦が緩やかになれば……。
 アニメイト先行あるとか書かれていたのを見て、前回のライブの争奪戦の厭な思い出が……。
 とはいえ今回は携帯からの事前申込で抽選となるみたいなので、殺伐とした争奪戦にはならないのかもーとは思いますけれど。
 MELLさんのインストアライブでも採用されていた方式ですね。

 でも、詳しくはわからないのですけれど送信されたメール確認って、どこまで真贋が見分けられるものなのでしょうか?
 なんか、こう、どこかの野党の議員さんのように偽メールを持ってこられたりしないのでしょうか?



 明日はサンクリへ参加予定なのですけれど、新しい頒布物はありません。
 白兎の本に取りかかりはしたのですが考えていたレベルまで間に合いませんでした。
 あーうー……(T△T)。
 午後はMELLさんのインストアライブへ参加するので早期退席確実という状況も、そこまで切迫して準備しなくても……と考える一因となっていたのも事実。
 猛省。

 という次第なので、昼過ぎ早々には退席する予定でおります。
 申し訳ありません。
 

■■ 10月3日 ■■
TALK:BOOK更新しました。


 FOG+伝奇モノと聞いたら誰もが考えつつも伏せていたことをこうまで言っちゃって……(笑)。
 そこは、その……素人ならまだしもメディアはアンタッチャブルでいてほしいような。
 聞きようによってはドジョウ狙ってるように聞こえますし。
 語りたいのもわかりますけれどもさ!(><)
 でも、ま、実際にそのことで期待感は高まってるのですわー(笑)。
 新しいPSPも発売されますし、時期的にちょうどいい……?



 『夜桜四重奏』#1
 うわーうわー。
 「ヤスダスズヒト」な雰囲気、かもし出してるわー。
 もうそれだけでOKな気分。
 ちうか、ご本人が原画で入っていれば当然ってことですか?(笑)
 ラーメンがのびてしまって怒るヒメはとても「らしい」ってカンジました。
 それまでのシリアスな流れからをコメディで落とす、その表現の仕方が。

 とはいえ、いつも花田十輝脚本に感じる微妙な違和感は今回も。
 なんか、こう、要素を組み立てたパズルのように思える構成で全体を見れば美しい絵が作られているのかもしれないけれど、そのピースとピースのあいだには必ず溝がある……というような感覚?

 福圓美里さんasヒメは凛としている雰囲気があって素敵〜。
 そのほかの皆さんも、とりあえずわたしには理想通りだったかな?
 これからの展開が楽しみであります。



 『CLANNAD AFTER STORY』#1
 うわーうわーうわーっ!
 OPを見ただけで、はたしてどこまで描いてくれるのか期待が膨らんでしまったわ。
 しおちゃん!(≧△≦)
 ほかにも園児に囲まれる杏とかー!

 復帰第一話ということで今回は本編を勧めるより顔見せの意味が強かった?
 ほぼオールスターキャストで送る野球試合のお話でしたし。
 リトルバス(ry
 杏とか智代とかこのご時世にブルマ姿で野良試合に来るなんて、どんなサービスかと思うだろうさ、相手チームのおっさんが!(笑)
 下からあおりのカットが多用されていたのも印象的。
 そーだよなぁ……わかっているよなぁ……(*^-^*)。

 しかしそんな天然お色気集団にポカスカ打たれる元・甲子園球児ってのもなぁ……。
 球児のスペックより杏や智代のスペックのほうが高いってことは十分に納得できるので、むしろこんな連中となにも聞かされないままに試合することになった相手のほうを哀れんでしまいますけれどー。
 元とはいえ甲子園球児のプライド、ずたずたでしょうしねぇ……。


 そして古河家での祝勝会。
 このあとの流れを思うと、いまの団らんの温かさがむしろココロに痛いわ……。
 どういう展開になるのかなー。
 期待しつつも不安だわー。

 
■■ 10月2日 ■■

 うー。
 うまく時間を使えていないぃぃぃー。
 なんとかせねばー。
 ねばー。



 昨晩から今秋スタートのアニメ新番組が放送されはじめました。
 『とらドラ!』は作画も丁寧でこれといって乱れも見えなかったですし、奇をてらうところはなかったカットも真面目な仕事ぶりをカンジられましたし好印象。
 原作未読なわたしは、これなら読んでみようかなーと思える程度に良い第1話でした。

 でも、不法侵入したあげくに室内で木刀を振り回して壁を穿つ……って、ヒロインという位にありながら傍若無人にカンジてしまったのも事実だったりして。
 非常識な状況に巻き込まれるのは受け入れられても、人物が非常識なのはあまり許せないみたいです、わたしは。
 そこがキャラクターの魅力なのだろうなぁ……とはわかるのですけれどもー。
 まぁ、このあたりは実際に原作を読んでみないと難しいのかも。
 アニメーションの動きが行為の非常識さを強調してしまっているのかもしれませんし(で、そこがアニメーション作品として良質さを示しているワケで)。


 反対に『ヒャッコ』は無難以下のつくりで落胆。
 こちらは原作既読だからこその感想になってしまうのかもですけれど、原作コミックと同じ構図同じ切り方で表現することのどこにアニメーション作品としての意義があるのかと首をかしげ。
 ちうか、なにより虎子登場の冒頭シーン――

「それは まさに 虎の如く 力強い 躍動」

 ――に全く躍動感も力強さも感じられなかった点が致命的。
 作品の魅力として押さえるべきポイントを理解しているのか疑問となりましたし、理解していてそれが伝えられないのであれば技術力不足だよなー、と。
 一視聴者でしかないわたしの感性が鈍いってことかもしれませんが。


 歩巳の声が「平野綾」としてしか聞こえなかったのは、まだ慣れていないからかなぁ……。
 個性有りすぎる、あるいは既に強力なキャラ付けがされている声は不利ってことかも。



 NANAさんのファーストアルバム『NANA』を聞いたのですがー。
 期待値からすると、微妙に届いていないカンジ。
 既曲ばかりで新鮮味が無いのは当然ですし、それも新旧織り交ぜての楽曲ともなればNANAさん自身にもブレが生じているとも思うのですよ。
 ファーストアルバムという「ベストアルバム」を作成するにしては、規模も微妙、時期も微妙……ということなのかなぁ。
 良曲ばかり、であるのは納得なのですけれどー。

 あ、「Dreaming Continue」をヒサブリに聞いたら、『ぱすちゃContinue』のOPムービーを思い出したー。
 うん、あのOPは良かったわ。
 キャラ紹介に始まるAメロのテンポの良さとか、賑やかさ頂点のサビ部分とか。

 ……ムービーが良かった作品としては「カーニバル」もありますけれどー。
 あれは、その、なんていうかズルイOPですしー(笑)。



 今更な感のある拍手&めるふぉレス〜♪(T▽T)

>関東でのオールジャンル同人誌即売会が(スタジオYOUさんを除いて)コスプレスペースを
>作らないのは、関東には行儀の悪いコスプレイヤーやカメラマンが多いからだと思います。
>コスプレイベントで当然専用スタッフをつけていても、コントロールしきれないケースすら
>散見されますので。サンクリが少し前からコスプレどうしよう?と参加者に投げかけていますが、
>そんな状況を知っている(実はそちら方面にも関わっていたりする[汗])だけに、
>「サンクリさんは同人誌即売会に徹してください」とお願いしたくらいです(苦笑) / by takayan

 「多い」ということにはレイヤーやカメラマンの数の違いもあるのではないかとわたしは思います。
 母数が大きくなれば取り出す要素の「数」も増えますし(そして目立つ)。
 関東関西を比較するなら、同人「文化」の浸透具合のほうが大きいのではないかと。
 規模が小さければそれに比して問題のある人の数も少なくなり、ある閾値以下となればそこでオフィシャルがコントロールすることもできるハズだから……と。
 だからといって公衆道徳から逸脱する人の存在を「仕方ない」と許すわけではないですけれどー。

 かつてコスプレが共生できていた時代を知るだけに、わたしはコスプレが容認される同人誌即売会がもっとあったらなーと思ってしまいますが、それでもサンクリでは無理でしょうね。
 ちうか、サンシャインシティの会場では、というべきでしょうか。
 ホール内で併催するには狭すぎでしょうし、可能性を探るなら1ホールをまるまるコスプレスペースに充てるくらいでないと。
 だけれどもわたしが期待する「レイヤーさんが同人誌を買いに歩く」という状況のためには、結局はサンクリ会場の動線の貧弱さがネックになるのではないかなーと。
 入り口も通路もエスカレーターも、全てが狭すぎると思うのです。

 コスプレ容認のイベントとするなら、アリーナのような作りのホールで動線が分散されることが条件なのかなーと考えてみました。
 ……そうなると関東ではビックサイトしか、現状、許されないのかなー、とも(T▽T)。
 Pio などでも可かもですけれど、そうなると規模的に賑わいを欠くかもですしねぇ……。


 ●うべ さま
 ロッシ選手の勝ち方って、あれが普通なんですかーっ!?
 恐ろしい……。
 3番手走行から向けてくるプレッシャーったらパネェといいますかー。

 たとえばわたしなどがノリックのことを語ったところでその気持ちが伝わる範囲は限られたものでしょう。
 でも、GP優勝してポディウムの頂に立ってそこで語るのならば、その気持ちは広く遠くまで伝えられるのだと。
 語るべき言葉があるのならば、そして伝えたい気持ちがあるならば、たしかな地位まで上りつめないと伝わるものも伝わらない、と。
 そのために優勝しちゃうってあたりがすごいのですよねー。


 調べてみると秋葉原界隈はカレーの激戦区なのですね。
 最近はcafe MOCOのチーズホットドッグがお気に入りだったのですけれど、今度行ったときにはカレーを探してみようかなー。
 ベンガルくらいしか利用したことなかったー。


 ●koubetu さま

 『コードギアス』最終話はいろいろと神懸かっていたような気がします。
 物語の展開や内容からして当然、大団円とはいきませんでしたけれど、物語の幕の下ろし方としては本当にエンターテインメントを貫いたなーと思います。
 名塚さんasナナリーの演技に心酔してしまった初見でしたが、何度も見返したときハートを握られるのは同じシーンでの小清水さんasカレンです。
 「あれはゼロです!」
 もう、この短い台詞のなかに全てがあるように思えて。
 そしてそれを言ってくれたのがゼロとルルーシュを知ってくれているカレンであったことが嬉しくもあり……。
 ゼロがルルーシュであることを知るひとは多いですけれど、ルルーシュにも日常があったのだと知る人は限られていると思うのです。
 それは彼がどういう人間であったか、その本質を知るということにつながるのかもしれません。
 そのことを多くの人は知らずに「覇王」の部分で語るのでしょうし当初はそれがわたしは辛かったのですけれど、でも知るべき人が知っていてくれれば構わないと思うように至りました。
 カレンにせよ、ナナリーにせよ。

 最近はルルーシュの生死が話題になってますけれど、物語としてはどちらとも取れますし、またどちらでも構わないですよね〜。
 世界がひとつになれることを示した物語は、もうルルーシュの手から離れているのですし。
 わたしとしては、全てを捨てて世界の行く末を見守る男がひとりいても構わないと思ってます。
 ……ちうか、ギアスを得た人間の不死性ってどうなのかなーと、ちょっとわからなかったのですが(^_^;)。
 やばー、BD買うかー?


 えっと、週末のサンクリは、その、すごく、残念なことになりそう……DEATH。
 詳細はまた後日アップします〜(T▽T)。



 神様がみんな出かけてしまった秋の月。願いは誰が叶えてくれるのでしょう。
 わたしは、神だ。――またオマエか。気が付かなかった。……な今月も、よしなに願います。
 

 

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