ズブさんの
アイデア天体
写真館

もくじ

白鳥のひな、黒鳥のひな

職場で
  「白鳥のこどもは黒くて、黒鳥のこどもは白いんですよ。」
と言ったら、“言っていることがもっともらしすぎて、かえってうそっぽい”というようなことを言われてしまった。この「白鳥のこどもは・・」という話は、私がこどもの頃に何かの本で読んだものである。間違った記憶ではない、という自信はあったつもりだった。しかし、改めて考えるとだんだんと自信が無くなってきた。

そこでインターネットで検索してみた。すると期待に反して、「白鳥のヒナは黒くて、黒鳥のヒナは白い」という話がほとんど見つからない。それどころか「白鳥 黒鳥」というキーワードで検索すると「白鳥の湖」に関するページがたくさん出てきた。バレーファンや音楽ファンが作るホームページが多いようだ。

また、「黒い白鳥がいる!」という感じで、(親鳥の)黒鳥にびっくりしたというページも多かった。確かに、黒鳥はオーストラリアなど南半球に住む鳥であり、私も直に見たことはないような気がする。(動物園などで見たような気もするが。)

さて、肝心の白鳥、黒鳥のヒナの話。親鳥の白鳥、黒鳥の写真はインターネット上でいくつも見つかった。当然、親鳥の白鳥、黒鳥はそれぞれはっきりとした白、黒をしている。白鳥のヒナの写真も少し見つかった。“黒”というほどではなく、灰色をしている。かなり白っぽい印象だが・・・。残念ながら黒鳥のヒナの写真は見つけられなかった。情報は乏しかったが、「まだ羽の白い黒鳥のヒナが・・」とか「白鳥のヒナって灰色をしていて・・」なんていう記述も一応みつかった。どうやら親鳥ほどはっきりとした白、黒ではないが、あながち間違っていたわけでもないらしい。・・・と思う。

2002.12.21


追加の話。
  上記の内容を読んだ天文同好会の会員である内山さんから、
“テレビで黒鳥のひなと思われる映像を見た。ひなは一応灰色だったが、親鳥の背中に乗っているときはかなり白っぽく見えた。”
という有力な情報を得た。そこでもう一度、黒鳥のひなの写真に絞ってインターネットで検索をした。するとあっさり見つかった。(「ヒナ」とカタカナで検索したのが良かったらしい。)見ると灰色だが、かなり白っぽい。もう一度白鳥のひなの写真も検索して見比べてみた。白鳥も黒鳥も同じような灰色をしていると思った。ただ、親鳥と一緒にいるのを見ると、白鳥のひなは「ちょっと黒っぽいな」という印象を受け、黒鳥のひなは「ずいぶん白っぽいな」という印象を受けた。

ということで、白鳥も黒鳥もひなは同じような灰色をしている、というのが正解のようである。「白鳥のひなは黒っぽい印象を与え、黒鳥のひなは白っぽいという印象を与える」とは言えるが、それは単に親鳥と比べるからであり、「白鳥のヒナは黒くて、黒鳥のヒナは白い」と言ってしまうには無理があるかと。

追加 2002.12.31