ズブさんの
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不快指数、風冷指数

“インターネットで調査ネタ”のその3である。

仕事の関係で、“冷房を入れるべきか、入れなくても済むか”を考えることが多い。電気代がいくらかかっても構わないならガンガン冷房を入れるのだが、そうもいかない。節約できるところは節約しなくてはならない。単に“気温が○○度以上だったら入れる”と決めてしまえば簡単なのだが、体感温度は湿度によっても大きく変わる。やはり、気温と湿度の両方から計算する不快指数を参考にしなくてはいけないと考えた。

そんなわけで、職場で不快指数の話をしていた時。ある人が次のような疑問を言った。
  「『不快指数』とは暑い時の「不快さ」を表す指数だと思うが、じゃあ寒いときはどうなのか? うんと寒い場合だって“不快”だ。そういう指数はないのか?」
というのである。

私は、寒いときの体感温度は暑いときほど湿度の影響を受けない気がするので、気温以外のそういう“指数”は使われてないのではと思ったが、とりあえずインターネットで調べてみた。すると気温に関連する色々な“指数”(あるいは“指標”)があることが分かった。「有効温度」や「快適方程式」なんていうのもあった。その中で、いかにも寒さに対する指数という感じがする、「風冷指数」というものがあった。これは、風速と気温から算出するものらしい。極地における寒冷環境評価に用いられ、北米や北欧で利用されるとあった。不快指数だけでなく風冷指数というものもある、ということが分かり、最初の疑問は解決(?)した感じだ。

ところで「風冷指数」という字を見ても分かるとおり、“風”も体感温度を大きく左右する重要な要素だ。ところが、不快指数には風の要素が入っていない。また、室内での体感温度は、壁などの温度の影響も大きく受けるらしい。いずれにしても不快指数は完璧な指数ではないようだ。ただ、日本の夏は湿度が高いので不快指数がよく使われ、そしてよく使われるから指数としての“知名度”が高いのではないだろうか。

2002.7.18