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マックノート彗星観望記(まがたま68号より)

この文章は、「まがたま68号」(2007年1月発行)に書いた記事を一部なおしたものです。「またがま」とは、私が所属する天文同好会、さいたま☆天文同好会(旧SPGAS)の会報です。なお、さいたま☆天文同好会のサイト内にある「webまがたま」では、まがたま49号(2000年12月発行)以後の記事の一部が紹介されています。

2007年1月8日から10日にかけて、SPGAS(注:現在の「さいたま☆天文同好会」)のメーリングリストにマックノート彗星(C/2006 P1)の情報が流れました。かなり明るくなっているようです。しかし岡安さんは、朝、双眼鏡で探したが見つからなかったとのこと。一方、別の報告では、尾まで見えたという話もありました。次第に、「早起きしてみようかな」という気持ちになってきました。そう思ってどの辺りに見えるのか調べてみると、既に見やすいのは早朝から夕方に変わっていました。夕方ならば早起の必要もありません。

マックノート彗星の写真 マックノート彗星(中央に写っています)

1月11日の午後、半休をもらいました。しかし、職場を出た頃から雲が出はじめてしまい、家に着いたときには日差しが全くない状態でした。うまくいかないもんだなと思いつつも、とりあえず機材を車に積んで出かけました。雲の様子を見てなるべく北へ行こうと思い、結局は渡良瀬遊水地まで行ってしまいました。着いたのは16:50ころ。ほとんど日没の時刻であり、彗星を見る予定の時刻でもあります。双眼鏡や三脚などを持って急いで土手に上がりました。方位磁針で位置を確認すると、雲が切れかかっている辺りでした。11×80の双眼鏡でちょっと探すと、雲と雲の間にある彗星の姿がすっと目に入ってきました。尾もよく分かりました。場所が分かった上で見ると、かろうじてですが肉眼でも見えました。

デジカメに単眼鏡を付けて撮影もしました。しかしうかつなことに、水星太陽面通過でトラブルになっているカードで撮ってしまいました。画像をパソコンへコピーできないカードです。このマックノート彗星の画像を印刷するには、何らかの方法を考えなくてはなりません。結局、ビデオ映像をパソコンに取り込める機械を購入し、デジカメからビデオケーブルで画像を取り込むことにしました。一応画像は取り込めましたが、画質はよくありません。私のパソコン上の画像では彗星の姿が分かるのですが、どうでしょうか。

写真はともかく、夕焼け空の中でこれだけ明るく見えたのですから、やはり大彗星なのでしょう。

アップロード:2007.2.10