ズブさんの
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はじめてかもしれない天体写真(まがたま63号より)

この文章は、「まがたま63号」(2005年5月発行)に書いた記事を一部なおしたものです。「またがま」とは、私が所属する天文同好会、さいたま☆天文同好会(旧SPGAS)の会報です。なお、さいたま☆天文同好会のサイト内にある「webまがたま」では、まがたま49号(2000年12月発行)以後の記事の一部が紹介されています。

今回の特集は「はじめての・・・」ということで、何を書こうか考えました。最初に思いついたのは、やはり「はじめて見た彗星」です。まがたま45号でもちょっと書きましたが、私が自信を持って「見た」と言えるはじめての彗星は百武彗星です。はじめて見た彗星が百武彗星ならば、それはもう、印象に残っていて当たり前でしょう。しかし、 “はじめて見た彗星はほかにも書く人がたくさんいそうだなぁ” と思い、ほかのことも考えてみました。(実際には、「はじめて見た彗星」を書いた人はいませんでしたが・・・)

「はじめて見た流星」「はじめて見た星」などは、まったく覚えていません。「はじめて見に行った皆既日食」「はじめて見た南天の星」「はじめて見た流星雨」などは、はじめてというより、今のところ“最初で最後”という状況です。もちろん、今後も見たいとは思いますが・・・。

そして考えたのが、「はじめて撮った天体写真」です。 “確か子供のころに撮った写真をアルバムに入れていたような気がするなあ” と思い、アルバムを見てみました。すると、天文に関する写真がいくつかありました。本当にはじめて撮った天体写真かどうか、確かな記憶はありませんが・・・。ということで、「はじめて撮った天体写真かもしれない写真」を含めて、アルバムから出てきた写真を紹介したいと思います。

北斗七星が少しだけ写っている写真

1つ目の写真は、撮影日は記録されていませんでしたが、アルバムの前後の写真から判断すると、どうやら私が中学生の頃に撮ったもののようです。写っているのは北斗七星の柄の部分で、柄の先端から3つ目までの星が写っています。写真の中心にあるのが北斗七星の柄の先端の星、その左上にミザールとアルコルが分かります。

構図もメチャクチャで、どういう意図で撮ったのかよく分かりません。よく分からないまま、とにかく撮ってみたのでしょう。この写真と、一緒にアルバムにあった月の写真とが、「私がはじめて撮った天体写真」である可能性が高いと思います。

部分日食を見ている様子の写真

2つ目の写真は、部分日食を見ているときの写真です。奥に写っている望遠鏡に眼視用のサングラスを付けて見たのだと思います。カメラをのぞいている様子が写っていますが、日食そのものの写真はアルバムにありませんでした。うまく撮れなかったのでしょうか?

太陽の写真

3つ目の写真は、太陽の写真です。眼視用のサングラスをアイピースにつけ、拡大撮影で撮ったものです。サングラスの色のため思いっきり緑色に写っています。これはちゃんと記録が残してありました。だいぶピンボケですが、その中でも比較的はっきりしているのは本当の黒点でしょう。よりぼやけているのは、アイピースかサングラスについていたホコリだと思われます。

改めて見返すとなんとも出来の悪い写真ばかりですが、当時はこんな程度でも撮れれば嬉しかったものです。だからこそ、丁寧にアルバムに入れおいたのでしょう。

アップロード:2008.10.11