航空小姐

中国では女性の客室乗務員のことを航空小姐といいます。もともと小姐とは北方語でお嬢さんを意味する言葉で、商店やレストランでも女性の係員を呼ぶ非常に便利な言葉です。（南方では「小妹」と呼ばなければならないとの話もあり）
というわけで、中国の食堂に入ると「小姐、小姐！！」という言葉が飛び交っています。飛行機内も全く同じです。始めて国内線に乗った時は、あまりの乗客の大騒ぎ、というか地上と同じ大声振りにびっくりしました。

旅行をする度、各飛行機会社毎に航空小姐の写真を撮ろうと思ったのですが、夜間飛行が多いため暗い機内、性能の劣る端末（当時はQV10使用）で、なかなかうまく撮る事ができませんでした。画像の粗さはご勘弁下さい。

航空会社によっては対応の悪いところもありましたが、サービスの概念が未だ確立していない中国にあって、彼女たちは非常によくやっていると思います。米国の某航空会社の様に、飲み物を頼んだら舌打ちされた、なんて事はありませんでした。