中国の航空会社について
中国滞在中、いろいろな場所に旅行しましたが、時間を有効に使うために航空機をよく使いました。
もちろん、乗り合わせた人たちと仲良くなったり、ゆったり車窓を楽しむのは列車が一番ですが、如何せん中国は大きいです。という訳で、いろいろな飛行機会社に乗りました。
現在中国には、分割された旧中国民航系の6大航空会社と新興系の会社が乱立し、サービスに価格に競争を行っています。(価格の方は、残念ながら一定の歯止めが出来てしまったようですが)。
プロペラしか飛んでないんじゃないか、2、3日遅れるのは当たり前じゃないの、サービスなんてあるの、なんて声が聞こえてきそうですが、これが結構しっかりしています。
もちろん、全てが全て先進国並、とは行きませんが、機材も新鋭機が飛んでいますし、結構時刻通りに飛びます。今の朱容首相が副首相時代に行った改革のおかげだそうです。
でも、やはり「えっ」というものもあるし、ローカル線では、プロペラ機が飛んでいたり、なかなか乗れない旧ソ連製の飛行機に乗れたり、と中国ならではの楽しみがあります。
機内サービスについて
広い中国とは言え、航空機に乗れば1時間ほど、という路線も数多くあります。
日本だと、せいぜい、ジュースとお菓子、ぐらいなのですが、大抵の路線では、エコノミークラスでも軽食が出ます。もちろん、そんなにおいしい訳ではありませんが、出ないよりは出た方がうれしいものです。
また、その他にもいろいろな、おまけが付きます。
食べ物のおまけでは、干し葡萄、ナッツ類の乾き物が代表ですが、ビスケットを一パックもらったり、漬物をもらったり、と本当に何でもありです。
「物をあげる」=「サービス」と考えているところもあるようで、キーホルダーから扇子、ネクタイまでもらいました。
今後もさらに安全でより良いサービスを目指してほしいものです。
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