MAINLOGO

Soft Rock
- L -


選択されたCDにスクロールされるまでしばらくお待ちください。
このページから出る場合は、ブラウザの「戻る」ボタンを使用してください。



LOVE AND SUNSHINE LOVE AND SUNSHINE / THE LOVE GENERATION

 いかにも当時らしいグループ名と衣装、MAMAS AND PAPASフォロワーのベスト盤。待望のCD化です。メンバー6人中4人がバス事故死し、ラストアルバムは残された2人で作られたというデマが最近まで信じられていたことでも(一部では)有名。

 3枚のオリジナルアルバムごとのセレクションとラストシングル「CATCH IN UP ON FUN」の全25曲。オリジナル曲を優先したのか、ライナーでドラマチックと評されているセカンド収録C.KING作「HEY GIRL」と、同じくライナーで名曲とされているサード収録ANDERS+PONCIA作「SUNRISE HIGHWAY」が入っていないのが残念。

 ざっと流しながら聴いてみると、1枚目からの曲がもっともコーラスが前面に出ており、印象も明るい。2枚目は比較的ダウナーでマイナー調の曲が多い。3枚目はメンバーが中心人物だった2人だけになったせいか、バラエティ豊か。でもグループ名の割にはくぐもった音像です。

 5曲目「SHE TOUCH ME」はソフト・ロック好きに一番受けが良いのか、コンピ盤「THE MELODY GOES ON」シリーズにも収録されてました。7曲目「WHEN THE SUN GOES DOWN」はMAMAS AND PAPASの「夢のカリフォルニア」風。16曲目「MONTAGE FROM 'HOW SWEET IT IS'」は先にJEFFERSONのカバーを聴いていたせいか、THE LOVE GENERATIONバージョンはまったりとした印象。これには「UP,UP AND AWAY」風の美しいコーダがついていた。17曲目「LET THE GOOD TIMES IN」はROGER NICHOLS AND SMALL CIRCLE OF FRIENDSの「DRIFTER」かと思わせる瞬間がある。19曲目このベスト盤のタイトルにもなった「LOVE AND SUNSHINE」は彼らのプロデューサーTOMMY OLIVERがメンバーとなったHEAVEN BOUNDも取り上げてたけど、21曲目「CANDY」や22曲目「LOVE IS A RAINY SUNDAY」はもっとメリハリのある音になればHEAVEN BOUND風。(2002/07/21)