Flotsam Jetsam
その他いろいろ

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FUZZY-FELT FOLK FUZZY-FELT FOLK / VARIOUS ARTISTS
NEW

 1960-70年代のライブラリー・ミュージックから「親子向け」のフォーキーな曲を集めた、というコンセプトらしいコンピ盤。TRUNKという知らないレーベルでしたが、レアなジャズ、ソウル、ラウンジものを再発するUKのカルトレーベルとのこと。サイケやアシッドぽさが皆無な爽やかな曲ばかり。THE BARBARA MOORE SINGERSによる3曲を含む15曲収録。(2007/12/16)




BURNING QUESTION BURNING QUESTION / JAMES WARREN
NEW

 STACKRIDGE〜KOGISの中心人物だった彼の1986年に出した初ソロ。KORGISの延長線上にある作風。当時っぽいドラム、キーボードの音色はさておいて、彼らしいメロディの楽曲を楽しめる一枚。(2007/12/16)




THE UNFAIRGOUND THE UNFAIRGROUND / KEVIN AYERS

 待ちに待ちに待たされたKEVIN AYERS新譜。その前の「STILL LIFE WITH GUITAR」が確か1992年だから、15年ぶりか。2004年の来日公演があまりにもダメダメだったので心配していたが、音のプロダクションが自然でしっかりしており、一安心。周りにお膳立てをしてもらって歌っている、という感じもしないではないが。願わくはこれで引退しないでほしい。
 最後の「RUN RUN RUN」は「DEIA... VU」収録の「TAKE IT EASY」セルフカバーのようですね。曲目などの情報は内袋の片面のみという情報量の少なさ。そういえば「STILL LIFE WITH GUITAR」も曲目だけだったから、相変わらずの無愛想さ。(2007/10/28)




FRIENDS FRIENDS / BEACH BOYS

 2005年夏の旅行でよく聴いた一枚。チャート成績も最低だった1968年のアルバム。ヒット曲も無く地味で、短く、いきなり終わる曲も多い。「SMILY SMILE」にも通じる、ユルめのドラッグでイイ気分で制作したような、まったりとして、ローファイな音。よくこんな作品が正式発売されたものです。現在ではファンの間からかなり愛されている作品のようですね。マーティン・デニーを思わせる「DIAMOND HEAD」や、なんとも脱力な「TRANSCENDENTAL MEDITATION」が印象的。「WHEN A MAN NEEDS A WOMAN」「BUSY DOIN' NOTHING」あたりはボーンズ・ハウあたりがプロデュースしていればソフト・ロックの傑作になっていたと思う。(2005/08/07)




SMILEY SMILE SMILEY SMILE / BEACH BOYS

 これも2005年夏の旅行でよく聴いた一枚。私が最初に買ったBEACH BOYSのレコードがこれのLP。80年代半ばに新品で購入しましたが、ライナーは未完のSMILEのことには一言も触れず、「GOOD VIBRATION」「HEROES AND VILLAINS」がヒットした事を伝える発売当時のものがそのまんま。当時はベスト盤と本作と辛うじて「PET SOUND」がカタログに(たぶん)残っていただけでした。BEACH BOYSが今のような高い評価を得たのは、伝記本や2IN1のCDが出た1990年頃からだと記憶しています。
 2004年に出た「BRIAN WILSON PRESENTS SMILE」によって本作は用済みかもしれませんが、あえて比較してみると先の2004年正規版「SMILE」との違いは、やはりドラッグという事になるでしょうか。ラリって書いた曲をラリって演奏して、ラリってミックスしたのが本作。素面で作ったのが2004年正規版「SMILE」。(2005/08/07)




BRIAN WILSON PRESENTS SMILE BRIAN WILSON PRESENTS SMILE

 「SMILEY SMILE」のついでにこの正規盤を再聴してみました。確かに待望の一枚であり、一大音楽絵巻ですが、あまりにもクリーンでレンジの広い演奏が過ぎて、なんだか良く出来たミュージカルのサウンドトラックを聴いているような気分になります。1967年当時のBRIANの頭の中で鳴っていた音とは違うが、それを現代の機材でカバーするとこうなる、というとこでしょうか。(2005/08/07)




クレージームービーズVOL.1&2 クレージームービーズVOL.1 / クレイジーキャッツ
クレージームービーズVOL.2 / クレイジーキャッツ

 約10年間に延べ30本ほど大量生産(濫造)された植木等/クレージーキャッツ映画のサウンドトラック集。2枚組み2セットで合計198トラックを堂々収録。本サイトに似つかわしくない作品ですが、サイト管理人は彼らの映画作品を大変気に入ってます。
1:植木等演じるの強引かつ豪快なキャラクターの異様な存在感
2:60年安保と73年石油ショックの間の高度成長期らしい、高揚感あるストーリー展開と演出
3:当時の風俗や街の景色がカラーで見られる
4:由利徹、人見明といった喜劇人の至芸も垣間見られる
理由はこんなとこでしょうか。ハズレ作品も結構ありますけど。叶わぬ願いですが、作中で出てくるような大舞台付きキャバレーでクレージーのショウを見ながら酒を飲みたいものです。(2005/07/03)




TWO'S A CROWD TWO'S A CROWD / PILOT

 唯一未CD化だった4THが悲願の初CD化。彼らは当時、70年代アイドル・ポップのグループの一つとして認識されていたのでしょうが、現在ではBEATLES好きや10CCのような70年代モダン・ポップ愛好者、ソフトロック寄りの人など、比較的幅広い人達から愛されているグループという印象を持ってます。このアルバムは3RDのようなHRぽさは無く、同じALAN PERSONSプロデュースということもあって、1STや2NDの路線に戻ったとよく評されるが、より洗練された分、1STや2NDにあった瑞々しさは減少したようにも感じる。メンバーが2人になってますが、IAN BAIRNSON作の曲はファンキーかつAOR風で、DAVID PATON作の曲は本来のPILOTらしい突き抜けたポップな曲が多い。私は後者の曲の方が好きです。 (2005/07/03)




STATIONARY TRAVELLER STATIONARY TRAVELLER / CAMEL

 1984年に出た解散前最後のスタジオ作(90年代に再始動しますが)。ベルリンの壁をモチーフにした陰鬱な雰囲気漂う作品。ここに収録されてる「LONG GOODBYE」が当時から好きで、それ目当てに購入。元PILOTのDAVID PATONが全編参加してます。同じ元PILOTのSTUART TOSHもツアー・メンバーだったことがあったそうです。CHRIS RAINBOWもいたりして、当時のCAMELはALAN PERSONS PROJECTとメンツを共有してたようですね。(2005/07/03)




GARDEN SHED GARDEN SHED / ENGLAND

 1977年というプログレ衰退期に発表された、彼ら唯一のアルバム。入手しづらさもあってか評価の高い作品が正規盤かつ紙ジャケでCD化。ボーカルとドラムはYESみたい。だがYESみたいなガチャガチャせめぎ合う演奏ではなく、GENESIS風のアンサンブル。メロトロンや泣きのギターもドラマチック。エキセントリックさや実験的なとこは無いが、まじめにプログレしてて聴きやすいのが斯界での評判の良さにつながっていると思われる。(2005/07/03)




EAT IT EAT IT / HUMBLE PIE

 PAUL WELLER経由でSMALL FACESやSTEVE MARRIOTTを好きになった人たちはHUMBLE PIEをどう思っているのでしょうか。これはHUMBLE PIEの集大成ともいえる1973年発表作品。LPでは2枚組で各4面はオリジナル/R&Bカバー/アコースティック作品/ライブになっている。ライブでのハード・ロッカーぶりはともかく、スタジオ作品での、ブラック・ベリーズとせめぎあう黒っぽくもねちっこい作品は、先に書いたSTEVE MARRIOTTを再評価する人達にもぜひ聴いてもらって評価してほしい。 (2005/05/22)




GREATEST HITS LIVE GREATEST HITS LIVE / HUMBLE PIE

 これはでEAT ITとほぼ同時期にUSA「キング・ビスケット・フラワー・アワー」用に収録されたライブ音源。その時代の市場ニーズにあわせたのか、堂々のハードロック仕様でシンバル響きっぱなし。「EAT IT」のライブ・サイドと同じように、ここでもシャウトしながらのMC。これは米盤でつまらないジャケだが、日本盤ではSTEVE MARRIOTTの雄姿が拝める。 (2005/05/22)




OILY RAGS OILY RAGS

 ザ・バンドやパブ・ロックに通じる渋く泥臭い作品(1974年)で、その道では名盤のひとつとされている作品。イギリス人のコンビだが、なぜかアメリカのみで出たアルバムとのこと。ルーツ的なカバー曲が多いが、最初と最後のオリジナル曲もいい出来。ジャケも地味だが良い雰囲気を出している。 (2005/05/22)




ALBUM ALBUM / SHELAGH McDONALD

 最近全曲集も出ているややハスキーな英フォーク・シンガーの1作目(1970年)。というよりニック・ドレイクで知られるロバート・カービーがアレンジし、キース・ティペットなど英ジャズ・ロック勢が参加したセプテンバー・プロダクション作品の1つとして知られているかもしれません。私はKEITH CHRISTMASのアルバムでデュエットしていたことから知りました。そのKEITH CHRISTMASの曲も1曲取り上げてます。フォーク、プログレ、スワンプなどが彼女の声のもとできれいに結晶した作品。 (2005/05/22)




BRYTER LAYTER BRYTER LAYTER / NICK DRAKE

 彼の2作目。ソフトロックぽくもある華やかなアレンジで、彼のディスコグラフィー中最も気楽に聴ける作品。だがやはり、彼の繊細で物憂げなボーカルがもっとも強く楽曲を彩っている。ジャケでの彼の表情も印象的。 (2005/05/22)




VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY DELUXE EDITION THE KINKS ARE THE VILLAGE GREEN SOCIETY 3-CD SPECIAL DELUXE EDITION / THE KINKS

 KINKSが1968年に発表した名作にして私の長年の愛聴盤のひとつの、3枚組スペシャル・エディション。録音が同時期の、「THE GREAT LOST KINKS ALBUM」音源の収録が嬉しいが、名曲「TILL DEATH DO US APART」など何曲か漏れているのが残念。「VILLAGE GREEN」などのオケ・バージョンが個人的には興味深かった。(2004/10/03)




FOREVER CHANGES FOREVER CHANGES / LOVE

 これは2001年に出たデラックス・エディションで、私の愛聴盤の一つ。アルバム本編も独特の青臭さや危うげな美しさが漂っていて全曲好きだが、ボーナス・トラックでは、異様に洗練された「WONDER PEOPLE」や、エンディングに一ひねりを入れた「YOU SET THE SCENE」が印象的。(2004/10/03)




AT YANKEE STADIUM AT YANKEE STADIUM / NRBQ

 2004年夏に来日した彼ら。フジ・ロックでも好評だったようですが、私は吉祥寺で観ました。これは1978年に発表した代表作の一つ。勢いのある「I WANT YOU BAD」、調子はずれのおもちゃオルガンの音がグルーヴィーな「TALK TO ME」が好き。何となくSTEELY DANとBRINSLEY SCHWARZを足して2で割ったような印象を持ってます。(2004/10/03)




WILLE AND THE LAPDOG WILLE AND THE LAPDOG / GALLAGHER AND LYLE

 彼ら名義としては2枚目にあたる1973年の作品。これは地味ながら繊細な郷土工芸品のようだ。落ち着いた曲ばかりなので、一聴しただけでは聞き流してしまいそうだが、実は細やかな作りをしている。フォーキーで、泥臭くはないが土の香りがしつつ、センシティヴな佳作。(2004/10/03)




PSYCHOTROPIA PSYCHOTROPIA / NICK NICELY

 1982年当時、NME誌に「60年代よりのあらゆるサイケレコードの中でベストだ」とまで評価された「HILLY FIELDS(1892)」を含む、1978年〜2004年までの作品集。やはり時期的にもサイケというよりはエレ・ポップ風味が濃厚だが、前出の曲は確かによく出来た曲。その他アルバムタイトル曲もBEATLESの「TOMORROW NEVER KNOWS」のようだ。(2004/10/03)




LET IT BE NAKED LET IT BE... NAKED / THE BEATLES

 BEATLESは日本盤で買う主義だったが、CCCDだったので、通常CD仕様の欧盤を購入。自然な音に仕上がったが、「NAKED」ではまったくない。本来の「GET BACK」ミックスを聴きたくなってしまった。しかし、今後もリミックス商法が続くのか。(2003/12/21)




THE CAPITAL YEARS THE CAPITAL YEARS / McGUINNESS FLINT

 元マンフレッド・マンズの、というよりギャラガー&ライルが在籍してた(ほぼ全曲を書いてた)キャピトル時代の(多分)全曲集。鄙びて端正で屈託がない。STACKRIDGEからプログレ臭さを抜いてもっとカントリー寄りにした印象。MARY HOPKIN に書いた「SPARROW」自演バージョンの美しさには少し感動。(2003/12/21)




THE GILDED PALACE OF SIN AND BURRITO DELUXE THE GILDED PALACE OF SIN AND BURRITO DELUXE / FLYING BURRITO BROTHERS

 カントリー・ロックの「金字塔」的名作2in1。個人的にはグラム・パーソンズの歌よりもスニーキー・ピートのスティール・ギターの方が心に沁みる。(2003/12/21)




EMERGENCY 999 EMERGENCY 999 / THE ALAN BOWN SET

 PYE時代の作品集。シングル曲〜未発表曲〜ライブという構成だが、後半のライブ音源がハイライト。当時当地のクラブの様子、熱気とか(たぶん)空気の悪さとか(おそらく)狭苦しさとかがわかる貴重なドキュメント。(2003/12/21)




A PASSION PLAY A PASSION PLAY / JETHRO TULL

 彼等のプログレ期代表作の紙ジャケCD。本編部分はLP時代に聴いてたが、CD-EXTRA部分の映像が実に面白い。ジャケにも出てくるバレエの女の子2人と動物のかぶり物達とレポーターが舞台劇みたいな訳の分からない事をやっている。7分ぐらいしかないが、アルバム全編分の映像が残ってるのなら是非観たい。(2003/12/21)




SEAWIND SEAWIND

 昔むかし「軽音楽をあなたに」というFM番組でかかった「賞賛」という曲が気になって十数年余、それがシーウィンドというグループのファースト収録曲と知ったのが数年前、そして日本盤CDが98年に出ていたのを知ったのが最近。しかしレコード屋の店頭には見あたらず、やっと中古盤屋サイトで入手し宿願達成。ふう。
 彼等は70年代末期から80年代初頭にかけては、フュージョン〜AORブームの中で日本でも有名だったようですが、最近はレア・グルーヴ〜フリー・ソウルの流れの中で再評価されているようですね。ここに入っている「HE LOVES YOU」は良く取り上げられているようです。ライナーではその両世代のライターによる温度差のある文章が読めます。ネット上ではよくブラジリアン・フュージョンとカテゴライズされているけど、ハワイ出身ロス活動の彼等がなぜブラジルなのかは不明。
 件の「賞賛」は代表曲ではないですが(彼等のセールスポイントである女性ボーカルが入っていないインスト)、なんとなく70年代の、とある暑い夏の日の、ロスの街角を勝手にイメージさせるちょっとユルめな、個人的に大好きな曲なのです。他の曲も鋭いホーンにファンキーなリズムが心地よい。(2003/04/12)




BREAKESTRA THE LIVE MIX PART 2 THE LIVE MIX PART 2 / BREAKESTRA 456

 友人Hから借りたCD。ブレイクビーツものだが、生で延々曲断片を演奏するのが特徴だそう。まったりとしていて、それでいてダレない。リーダーは、リトル・フィートのメンバーの息子だそうで。(2003/04/12)




GREEN BOTTLES FOR MARJORIE GREEN BOTTLES FOR MARJORIE / CARAVAN

 キャラヴァン初期のBBC音源集。音質はブートレッグ並だが、代表曲「NINE FEET UNDERGROUND」がライブで聴けるのが嬉しい。「FOR RICHARD」はいろんなライブ盤で良く取り上げているのに、「NINE FEET UNDERGROUND」の方はあまり見かけないからね。スティーヴ・ミラー在籍時のライブも貴重。(2003/04/12)




DEDICATED TO YOU, BUT YOU WEREN'T LISTENING DEDICATED TO YOU, BUT YOU WEREN'T LISTENING / THE KEITH TIPPETT GROUP

 ジャズ・ロック名盤のひとつ。中期キング・クリムゾンによく客演していたピアニストがソフト・マシーン人脈でバックを固めたグループ。めくるめくのフリージャズを想像していたが、1曲目のラテンなリズムは意外。それ以降は予想していたとおりの展開。(2003/04/12)




1963-1973 THE ABBEY ROAD DECADE CILLA BLACK 1963-1973 THE ABBEY ROAD DECADE / CILLA BLACK

 ビートルズのマネージャにスカウトされ、デビュー曲はビートルズから贈られ、次のバカラック作曲のシングルで大ブレイクというイギリス芸能界シンデレラガール。1973年までのシングル両面曲と未発表曲からなる3枚組アンソロジー。声を張り上げるときの迫力と、バラードでのささやく声の落差が妙。(2003/04/12)




ARRIVE WITHOUT TRAVELLING / EVER AFTER ARRIVE WITHOUT TRAVELLING + EVER AFTER / THREE O'CLOCK

私が10代の終わり頃のフェイバリット・グループ。彼らのことを書き出すと個人的な思い出が頭をよぎり、冷静でいられなくなるのですが、当時売れそうで売れなかったのが本当に悔しい。ギター・ポップとしてはこの前の「SIXTEEN TAMBOURINES」が評価が高いけど、当時の売れ線を狙ったのかエッジの立った3作目「ARRIVE WITHOUT TRAVELLING」とイアン・ブロウディ(=ライトニング・シーズ)プロデュースの4作目「EVER AFTER」のカップリング。メンバーによるライナーに書かれているBANGLESとの交流の模様が面白い。片方はプリンスの書き下ろし曲で全米NO1になり、片方はプリンスのレーベルからオーバープロデュースのアルバムを出されてバンドを潰されたけど...(2002/10/13)




THE BOSSA NOVA EXCITING JAZZ SAMBA RHYTHMS THE BOSSA NOVA EXCITING JAZZ SAMBA RHYTHMS / VARIOUS ARTISTS

友人Hより借りたCD。イタリアのラウンジ〜ボッサ系レーベル「レア・グルーヴ」によるシリーズもの。Vol5まであります。ボディペイントなジャケットも印象的。エキゾチック色が濃く、現代のおしゃれなカフェにいるよりは、1960年代初頭の異国のホテルのラウンジにタイムトリップしたような錯覚も覚えます。またJAZZ系の人がボッサをネタに遊んでみました的な曲も多い。(2002/10/13)




THIS IS WHERE I BELONG THIS IS WHERE I BELONG / VARIOUS ARTISTS

日本発の「KINKY BOOT」に続く形で、RYKOから出たキンクス・トリビュート集。ベベウ・ジルベルトによるハマりすぎなボッサ「ノー・リターン」やジョナサン・リッチマンらしい「ストップ・ユア・ソビング」のカバーなどが印象的。個人的には「ヴィレッジ・グリーン」期の曲が多いのが嬉しいが、やはりKINKSのオリジナルが持っていたダサカッコよさや鄙びた雰囲気に比べると、まともすぎてあまり面白くない。何故か最後にレイ・デイビス本人による「WATERLOO SUNSET」のカバーが。(2002/10/13)




THE BRIAN WILSON PRODUCTIONS THE BRIAN WILSON PRODUCTIONS / VARIOUS ARTISTS

今やすっかり神様扱いのブライアン・ウィルソン。これは2002年の夏にいくつか出た関連盤の一つで、彼がビーチ・ボーイズ以外に書き下ろし曲を集めたもの。アルバイト感覚のものもあるけど、グレン・キャンベルが歌った「GUESS I'M DUMB」は大名曲。(2002/10/13)




A LIVE RECORD A LIVE RECORD / CAMEL

「SNOW GOOSE」で有名なファンタジックなプログレ・グループの集大成的ライブ。紙ジャケCD化にあたり収録曲が7曲も増えたお得盤。個人的には余り好きなグループじゃないんだけど、前出の「SNOW GOOSE」だけはたまに聴きたくなる。(2002/10/13)




SILVERBIRD SILVERBIRD / LEO SAYER

ギリバート・オサリバンに似た顔で初期エルトン・ジョン的楽曲を歌うシンガーのファースト。この後アメリカに渡って露骨にメジャーな活動をして初期のファンに不興を買ったそうですが、ここに収められている「THE SHOW MUST GO ON」は痛々しくも感動的な名曲。(2002/10/13)




LES MILADYS LES MILADYS

カナディアン・フレンチもの。情報が少なく、発表年不詳とのことだが1970前後と思われる。舌足らずな少女3人によるカバー曲集。フランス・ギャルの「ジャズ・ア・ゴーゴー」、ソフトロック界ではスタンダード「59番街の歌」、アンダーソン&ポンシアの「メイジー・ドッツ」など、クセもなく実に聴きやすい仕上がり。(2002/10/13)




JEANETTEのBEST盤 TODAS SUS GRABACIONES EN HISPAVOX (1967-1976) / JEANETTE

世間的にはカヒミ・カリイがカバーしたとか、カルト映画「カラスの飼育」(そそるタイトル)のサントラ収録で知られるスペインの女性シンガー。私は下のANDRE POPP作品集で知りました。これは1967-1969年のPICNICというグループに在籍時と、ソロになってから1976年までのともにHISPAVOXレーベル時代の(多分)全曲集2枚組。「カラスの飼育」サントラ収録曲もすべて入っているそうです。一部でXXXX系シンガー(恥ずかしいので伏せ字)の完成型と評される彼女の楽曲を存分に堪能できます。本国で出たCDなので、ライナーはすべてスペイン語で面食う。(2002/03/24)




POPP MUSIQUE POPP MUSIQUE / ANDRE POPP

「恋は水色」「ポルトガルの洗濯女」の作者として世間的には知られるANDRE POPPの作品集。フレンチ・ポップの職業作曲家という表の顔以外にも、ユニークな音響的ギミックを施した実験的な作品も出してきたとのこと。その2つのタイプの曲が交互に収録されている。個人的にはJEANETTEの「パパの時間」に衝撃。(2002/03/24)




SALLE DES PAS PERDUS SALLE DES PAS PERDUS / CORALIE CLEMENT

予備知識ゼロでなんとなく購入。CORALIE CLEMENTなる女性のウイスパー・ボイスがボサを交えたアコースティックな曲調に乗っかる。ずばりジェーン・バーキン風。彼女の兄がプロデュースで、その彼はフレンチ・ポップ界新進の天才だとか。(2002/03/24)




STILL LIFE WITH GUITAR STILL LIFE WITH GUITAR / KEVIN AYERS

KEVIN AYERSが1992年に出した「最新」オリジナルアルバムがジャケットを変えて再発。こっちのジャケの方が好み。これは彼のコンサート会場で購入したもの。なぜかレコード屋でこれを見かけたことはありません。彼のサインがついてますが、サインペンの滲みと、いい加減な書き文字が彼らしくてとても気に入ってます。ボーナストラックとして別バージョン2曲と未発表曲1曲。(2002/03/24)




ODD DITIES ODD DITIES / KEVIN AYERS

KEVIN AYERSが1976年に出した準オリジナルアルバムが来日公演に合わせてCD化。私が最初に買ったKEVINのレコードがこれのLPだったので思い出深い一枚。「JOLIE MADAME」がCDで気軽に聴けるのが嬉しい。前半の夢幻なプログレ・ポップ(?)、後半のトロピカル路線という構成も良い。(2002/03/24)




RARE AND WELL DONE RARE AND WELL DONE THE GREATEST AND MOST OBSCURE RECORDING 1964-2001 / AL KOOPER

私の個人的ヒーローの一人、AL KOOPERのレアトラックとベストの2枚組。レアトラックの方は、80年代以降の、あまり日の目を浴びなくなってからの地道な仕事からのベストチョイスという趣もある。ベストの方は選曲にあまり納得がいかない。それだけ良い曲が多い人だという事だけど。オリジナルアルバムのCD再発希望。(2002/03/24)




KINKY BOOT KINKY BOOT - TRIBUTE TO THE KINKS / VARIOUS ARTISTS

小松崎健郎プロデュースによる12組日本人アーティストによるキンクスへのトリビュートアルバム。COLLECTORSによる「DO IT AGAIN」のカッコ良さと、DIXIED THE EMONSによる「SEE MY FRIND」のアレンジに感動。個人的にはRCA時代のカバーがもっとあればと思うが、あの鄙びた雰囲気をセンス良くカバーするのは難しいだろう。それに比べれば「YOU REALLY GOT ME」あたりは料理しやすそうだ。(2002/03/24)




OCCATIONAL RAIN OCCATIONAL RAIN / TERRY CALLIER

友人Hより借りたCDその2。フリーソウルの流れで「発掘」された秀逸な黒人シンガーソングライター。ジミヘンみたいな声だけど、曲はポップで聴きやすい。最終曲「LEAN ON ME」が感動的。シカゴブルースの本拠、チェスレーベルの傘下にいたとは意外。(2002/03/24)




ROLLIN' ROLLIN' / REBIRTH BRASS BAND

友人Hより借りたCDその1。THE DIRTY DOZEN BRASS BANDの次世代?にあたるニュー・オリンズのブラスバンド。DIRTY DOZENよりファンキーで明るい印象。ブラスバンドなので本来はベースギターのフレーズをチューバでやってるのが面白い。(2002/03/24)




UNKNOWN MYSTERY 60'S GROUP VOLUME 2 UNKNOWN MYSTERY 60'S GROUP VOLUME 2

 1997年のフィラデルフィアでのフリマで、謎のリールテープが売られていた。それをCD化し、当地の新聞に 情報を求む告知をしたところ、ドラマーがスペインに居ることが発覚。そのドラマーから送られたテープをCD化したのが本盤。それをレビューしてくれと、わざわざ私のところまで郵送されてきました。そのドラマーに尋ねるのを忘れて、いまだにバンド名は謎のままとのことですが、全部嘘かも知れません。
 内容の方はまるで「ビートルズ・フォー・セル」をモンキーズのマイク・ネスミスがカバーしたような音です。つまりカントリーの匂いがあるギターオリエンテッドなロック。そんなにガレージぽくはない。最終曲がベスト。
 本盤に興味のある方は Octopus Recordings へどうぞ (2001/12/01)




ORIGINAL GOLDEN GREATS/FIFTEEN THOUGHT OF ORIGINAL GOLDEN GREATS/FIFTEEN THOUGHT OF / BRINSLEY SCHWARZ

パブ・ロックの象徴的なグループのベスト2種カップリング盤。 個人的には後期の、ニックのソロに繋がるポップな楽曲が好みだけど、 初期のCSNY風なコーラスもいいね。「COUNTRY GIRL」は心に沁みる名曲。 (2001/12/01)




TRAVOLTI DA UN INSOLITO DESTINO NELL'AZZURRO MARE D'AGOSTO TRAVOLTI DA UN INSOLITO DESTINO NELL'AZZURRO MARE D'AGOSTO / ORIGINAL SOUND TRACK

1975年のイタリア映画「流されて」のサントラ。英語題は「SWEPT AWAY」だけど、原題は長いね。 メロドラマ風の音楽だけど、ヴァイブが入った曲なんかは渋い。なんとなく陽射しを受けながら地中海の風に吹かれているような気分になります。 (2001/12/01)




SWEDEN HEAVEN AND HELL SWEDEN HEAVEN AND HELL / ORIGINAL SOUND TRACK

1968年にイタリアで製作されたスウェーデン風俗ドキュメンタリー映画のサントラ。 「天国が地獄か フリーセックス地帯を行く」という恥ずかしい邦題付き。 インナーのライナーノーツが無い仕様は珍しい。 中身はピエロ・ウミリアーニによるサバービアでモンドな音楽が30曲と満載。 その中では「マナ・マナ」がやはり強烈。 (2001/12/01)




TIME WAS TIME WAS / THE WISHBONE ASH

WISHBONE ASHって年に数回ほど、無性に聴きたくなるときがあります。 かつて渋谷陽一が「おいしい水のようだ」と評したあの音を。 これは93年に出たベスト。2001年の紙ジャケ再発ですっかり影の薄くなった本盤ですが、 目玉はARGUS収録曲のリミックス。 特に「TIME WAS」のイントロ、艶やかなピッキングの音には鳥肌立ちます。 (2001/11/11)




GREATEST HITS GREATEST HITS / BOSTON

「宇宙の彼方に」もたまに聞きたくなる曲のひとつ。 こちらは渋谷陽一が「優等生が書いた百点満点のレポート」と評してましたね。 よく出来てるけど破綻が無くてつまらない、という事か。 (2001/11/11)




BBC SESSIONS 1964-1977 BBC SESSIONS 1964-1977 / KINKS

キンクスファンにとって、本年最大の収穫はこれが出たことでしょう。 添付された全セッションリストを見る限り、漏れてる曲も多いけど。 「LOVE ME TILL THE SUN SHINE」がカッコいいな。 この曲もそうだけど、デイブが歌う曲が意外に多い気がします。 (2001/11/11)




CHILD IS FATHER TO THE MAN CHILD IS FATHER TO THE MAN / BLOOD SWEAT & TEARS

私の個人的ヒーローの一人、AL KOOPERが残したいい仕事の一つ。 1968年に発表された名作の2000年(日本盤は2001年)発売盤。 リマスターとは特に謳われていないけど、音がやたら良くなって驚愕もの。 ボーナストラックもついて、これが1700円とは実にお買い得。 (2001/11/11)




THE LONELY SURFER THE LONELY SURFER / JACK NITZSCHE

PHIL SPECTORの右腕、敏腕アレンジャーによるイージーリスニングなインストアルバム。 音圧が凄い。オリジナルLPを当時のオーディオで再生すればもっと迫力あるのだろうけど、 このCDでもインパクトあります。 (2001/11/11)




SOUTH PARK SOUTH PARK:BIGGER, LONGER & UNCUT / ORIGINAL SOUND TRACK

今年(2000年)うちでのマイブームがこれ。 実は一番壊れているギャリソン先生(とハット君)がお気に入り。 渋谷で単館上映のこの作品も当然観にいきました。 あの内容に反して、音楽はオーソドックスなミュージカル風なのが面白い。 映画では使われなかった曲も後半入ってますが、こちらはコンテンポラリー。 (2000/11/11)




HATFIELD AND THE NORTH HATFIELD AND THE NORTH

毎年秋になると、カンタベリー派ものを聴きたくなります。 ちょっとフュージョンぽいセカンドよりも くすんだ印象のこのファーストが好み。 リチャード・シンクレアは私のフェイバリット・ベーシスト。 (2000/11/11)




POP ROMANTIQUE POP ROMANTIQUE FRENCH POP CLASSICS / VARIOUS ARTISTS

今年(2000年)買った唯一のKEVIN AYERS関連盤。 FRENCH POPのカバー集だが、 THE LADYBUG TRANSISTORなるグループによる「PUIS-JE?」のカバーで なんとKEVIN AYERS本人が歌っているので購入。 相変わらずの声に安堵。アレンジはもう一工夫ほしかったかな。 その他LLOYD COLE等が参加。 (2000/11/11)




TELEVISION PERSONALITIES THE BOY WHO COULDN'T STOP DREAMING / TELEVISION PERSONALITIES

SYD BARRETの歌で有名な彼ら。 ここでは「BIKE」をやってますが、 その昔「BEYOND THE WILD WOOD」なるSYDのカバー集があって、 そこでの彼らによる「APPLES AND ORANGES」も秀逸でした。 ともかく、陽気なラリパッパぶりをいやになるほど堪能できる一枚。 堅気の人間には耐えられないだろう。 (2000/11/11)




10CC 10CC

彼らの作品中、最もパロディ、お遊びに満ちた作品。 その中では異質に真面目な「FRESH AIR FOR MY MAMA」が好き。 (2000/11/11)




SHEET MUSIC SHEET MUSIC / 10CC

美しくて倦怠感のあるGODREY&CREMEによる曲が、 彼らの作品中で最も多いのがこのアルバム。 「HOTEL」「OLD WISE MAN」「SOMEWHERE IN HOLLYWOOD」など。 「SARON IRIAC」がフェイバリット。 STEWART&GOULDMANの曲はメロディーが良いが中庸。 (2000/11/11)




GHOST AND MRS. MUIR THE GHOST AND MRS. MUIR / ORIGINAL SOUND TRACK

バーナード・ハーマン音楽担当のサントラその1。 ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督「幽霊と未亡人」(1947)サントラ。 悲しく美しくせつなくファンタジー。 メロドラマ調に盛り上げてます。 キャストも当時のファム・ファタールであるジーン・ティアニー、 まだ枯れる前のレックス・ハリスン、それにジョージ・サンダースと渋い組み合わせ。 子役時代のナタリー・ウッドやヒッチコックのイギリス時代の「暗殺者の家」のヒロインである エドナ・ベストも顔を見せる。 (2000/11/11)




VERTIGO VERTIGO / ORIGINAL SOUND TRACK

バーナード・ハーマン音楽担当のサントラその2。 ヒッチコック監督作品「めまい」(1958)サントラ。 本作は悪魔的で奇妙な位相のラブロマンス。 ソール・バスのデザインとともに忘れられない作品。
この「ヒッチコック=ハーマン=バス」のトリオによる3部作の1作目。 この後「北北西に進路を取れ」「サイコ」とサントラとしても傑作が続く。 (2000/11/11)




TURN THE LIGHT DOWN! TURN THE LIGHT DOWN!/KEVIN AYERS & THE WIZARDS OF TWIDDLY

 今年(1999年)買ったKEVIN AYERSもの、その1。1995年のロンドンでのライブが4年もたってCD化。それでも彼の最新録音。過去の代表曲が多く演奏されているが、前半はOLLIE HALSALLのパートを抜いたような「DIDN'T FEEL LONELY 〜」など硬い演奏。後半持ちなおす。渋い仕上がりな「AM I REALLY MARCEL?」や「WHY ARE WE SLEEPING?」が聴きどころ。 (1999/12/05)




DEIA... VU DEIA... VU/KEVIN AYERS

 今年(1999年)買ったKEVIN AYERSもの、その2。LPとは雰囲気は似ているが違うジャケットでCD化。オリジナルアルバムの中で最も評価の低い作品。確かにお気楽な作りだが、聴く方もお気楽にしてればリラックスできて愉しめる一枚。収録曲中「TAKE IT EASY」が一番好き。 (1999/12/05)




BANANA FOLLIES BANANA FOLLIES/AYERS AND ARCHIBALD

 今年(1999年)買ったKEVIN AYERSもの、その3。1972年のBANANA FOLLIESの名のもとにおこなわれたミュージカル・レビュー収録盤。前半はノベルティソングやらコントやらで、まるでSCAFFOLDを聴いているよう。コアなカンタベリー好きには耐えられないであろう。後半はようやくKEVIN AYERSソロ公演という雰囲気になる。「INTERVIEW」がなかなかの出来。LOL COXHILLもDAVID BEDFORDも一応参加している。 裏ジャケのペイズリーのナイトガウン(?)を着たKEVINが艶かしい。 (1999/12/05)




COMPLETE VOLTAGE コンプリート・ボルテイジ R&Bビックヒッツ/ザ・ボルテイジ

 ファズとオルガンによるR&Bで評価の高いGS。唯一のアルバムにシングル曲をプラスしたもの。アニメソング歌手の串田アキラもかつて在籍していたという。かつてのネオGS、ファントム・ギフトがコミカルにカバーした「シェイキン・マイ・ソウル」が聴きたくて購入。 (1999/12/05)




CITIZEN KANE THE ESSENTIAL BERNARD HERRMANN FILM MUSIC COLLECTION CITIZEN KANE THE ESSENTIAL BERNARD HERRMANN FILM MUSIC COLLECTION

 「市民ケーン」やヒッチコック映画の音楽で有名なBERNARD HERRMANNの作品集。ゴシックで重厚だけど、どこか不安定なシンフォニックを堪能。ソールバスのタイトルデザインが目に浮かぶよう。 (1999/12/05)




WHERE ARE YOU NOW MY LOVE (MY LOVE) WHERE ARE YOU NOW MY LOVE (MY LOVE) THE SINGLES VOLUME ONE/JACKIE TRENT

 TONY HATCHの奥方だった彼女の63〜69年までのシングル曲集。気分は77分の歌謡ショー。聴いているとさすがに疲れてきます。裏ジャケには30曲なのに収録されているのは29曲。 (1999/12/05)




PRELUDE THE RADIO 1 SESSIONS/STACKRIDGE

 以前WINDSONGから出ていたBBC音源ライブ盤の続編的内容。71年と73年の演奏。収録時間が短いのは残念。全般的にテンポが遅くもったりとした音。71年の方は「SLARK」の長尺でインプロビゼイションな演奏に、彼らにもこんな時があったのかと感慨。73年の「THE LYDER LOO」はオリジナル盤未収録曲で覚えやすいメロディーの佳曲。 (1999/12/05)




PRELUDE SITTIN'ON A FENCE THE IMMEDIATE ANTHOLOGY/TWICE AS MUCH

 IMMEDIATEレコードのリマスター再発シリーズによる一枚。以前CD化された時未収録だったシングル曲「BABY I WANT YOU」が入っていたので購入。彼らにしてはシンプルなアレンジのフォークな曲でした。他の収録曲も音は良くなった。 (1999/12/05)




PRELUDE PRELUDE/THE MOODY BLUES

 昔好きだったMOODY BLUES。今から思うと恥ずかしくも懐かしい存在です。彼らのBEAT BAND期以降「サテンの夜」未満の過渡期のシングル曲を聴きたくて購入。なよなよしたメロディーにメロトロンが絡む曲に満足。 (1999/12/05)




UNLOVE AGAIN UNLOVE AGAIN TRIBUTE TO FOREVER CHANGES

 実は今年(1999年)一番の愛聴盤。LOVEの名盤「FOREVER CHANGES」の全曲をSPAINのミュージシャン達がカバーしたもの。
 殆どの曲でアレンジが変えられて装飾が現代的になったが、オリジナルの瑞々しいメロディーは変えようがない。それどころか、より一層美しく響く。 (1999/12/05)




NEIL'S HEAVY CONCEPT ALBUM NEIL'S HEAVY CONCEPT ALBUM/NEIL

 その昔、BANDAIDのドキュメンタリーフィルムにも登場していたコメディアン的ミュージシャンの作品。カンタベリーやプリティッシュ・サイケのカバー曲が聞きたくて購入。
 そのカバーの渋い選曲には驚き。DAVE STEWARTプロデュースによる聴きやすい仕上がり。 (1999/12/05)




クジラの跳躍 クジラの跳躍/手使海ユトロ

 たむらしげる原作のアニメ映画サウンドトラック盤。原マスミの新録が聞きたくて購入。実に浮遊感のある曲でした。
 20分程度の短編映画のため、収録曲のほかにサウンドトラックそのもの全部が収録されている。
 単館上映だった映画も観た。話の展開が原作より冗長だったが、映像は見事だった。 (1999/12/05)