2015.08.16(Sun.)
池袋7:04−(4520Y・快速)→8:51高崎
高崎9:32−(129M)→10:05横川
横川11:08−(140M)→11:39高崎
高崎11:43−(533M)→13:16袋倉
袋倉13:58−(536M)→15:45高崎
高崎16:12−(2849Y・快速)→17:56池袋
 U竹氏と18きっぷの旅、日帰りバージョンです。お互い、あまり遅くに東京へ戻ってきたくはない、となると、まあ日帰りでどこか温泉狙いか、ということに落ち着きます。スタートは池袋駅で、湘南新宿ラインの高崎線方面の始発に乗車。そこそこ混雑していますが、赤羽、大宮と降車が目立ち、籠原止まりの付属編成に乗車したこともあって、どんどん空いてきます。熊谷で後部車両に移動して、籠原で高崎行きの本編成に。こちらはやはり、そこそこの混み具合です。天気がどんどん悪くなって来て、高崎到着。
 少し時間があるので改札を出て、土産物店など覗いてから、123Mに乗り換え。ロングシートでやる気も半減ですが、まあ横川までは一本道です。その横川に近づくにつれ、雨がぽつぽつ落ちて来て、横川では傘が必要な程度に降っていました。
 その横川は、駅そば営業中で、ではとりあえず、と注文すると、「2分ほどかかります」との話。実際には2分なんてものじゃなく、たっぷり5分以上かかってかけそば登場。この間に、かなりの乗客が10:15発のJR関東バス軽井沢行きに乗り継いでおり、続行便が出る様子もなければ、そばも食べなきゃならないので、バス乗車は見送り。駅そば店前の、テーブルに座ってゆっくりとどうってことないそばを食べてから、散歩かたがた碓氷峠鉄道文化むらへ。中に入るには入場料が必要ですし、トロッコに乗車して峠の湯、という案も無くはなかったのですが、その峠の湯が、2年前の火災でいまだに休業中。なので入場はせず、入口近くの新幹線用軌道確認車GA-100の写真を撮って、駅前へ。
 駅前にある、おぎのやの資料館を冷やかしても時間が余るので、また鉄道文化村方向へぶらぶらと。ちょうど、トロッコ列車が戻って来たのを覗いたり、どうにか酒屋を見つけて缶ビール買い込んでから横川駅へ。140Mはまたまた107系ですが、ガラガラですし気にせず乾杯。途中すれ違った133Mが115系で、せめてこれが来てればなあ、の感しきりです。
 高崎での乗換時間は4分しかなく、そもそも座席確保が問題だったのですが、吾妻線533Mは115系4両編成で、拍子抜けするくらいガラガラで、ボックスは楽に確保。ところがこういうときに限って、駅構内の売店に客多数で、買い出しができず。なんだか噛み合ないまま、それでも幸いに雨の上がった中を渋川から吾妻線に。
 これで目的としていた半出来温泉が休業だと目も当てられないので、電話で営業を確認して一安心。群馬原町を出たところで、車窓右手に代わりの候補だった岩櫃城温泉を眺め、岩島を出てしばらくしてからが新線区間。旧線の撤去も進んでいて、路盤があまり残っていないのを見たU竹氏が一言「宮原線の方が残っている」。すぐにトンネルに入り、出たところが川原湯温泉駅で、またトンネル。途中、一瞬トンネルを出てまたトンネルで、出たところで左側から旧線の路盤が見えて来て長野原草津口。私達はそのまま袋倉まで行って下車。
 さて、時間は出て行った533Mが折り返してくるまでの42分。事前情報では駅徒歩7分ですが、これが「吊り橋を渡って徒歩7分」との情報で、さてどういうものやら、という感じです。幸い、駅前に案内板があり、その通りに、道なりに吾妻線をくぐってみると、ちょっとこれ行くのか、という向きへ案内板が。ここ、下が結構柔らかくて、雨でも降っていようものならちょっと無理、という足元で、途中には道を塞ぐように重機まで置いてありました。その脇をすり抜けて足元に気をつけながら降りていくと、林の中の山道で、本当にこの先に温泉なんぞあるのかい、という感じ。それでも途中で吊り橋が見え、どうやら道を間違った訳ではないらしいことがわかります。勾配を降り切って、吊り橋を渡り切ったあたりから見ると、どこに続くんだ、という道です。吊り橋を渡って上流側へ左折し、すぐ右に曲がって、その右手に温泉の建物が。これ、車で来ると大したことは無いんだろうな、とは思います。
 温泉民宿の入口にビールの自動販売機があるのを確認。350mlが300円ですが、それでも御の字というものです。入湯料400円を支払って温泉へ。内風呂は男女別で、シャンプーやボディソープも準備されていました。その内風呂から少し距離があい、むき出しの渡り廊下を伝って行く露天風呂は混浴でした。もちろん先客はなし。非常に開放的で、なかなか気持ちのよい温泉ですが、残念ながら時間はそうなく、カラスの行水で温泉から上がります。
 ビールと、200円のチューハイを買い込んで、また吊り橋を渡って袋倉駅を目指して帰路の山道へ。途中、山道が枝分かれしていて一瞬迷いそうになりますが、それでも少し余裕を持って袋倉駅に到着。温泉自体はよかったのですが、あの道を日が暮れてからは明かりなしでは無理だろうし、列車本数と滞在時間の兼ね合いで、使いどころの難しい温泉ですね。
 536Mに乗車。意外に乗客がいましたが、空きボックスを見つけて早速風呂上がりの乾杯。長野原草津口でもそこそこ乗車がありましたが、満席にはならず。中之条での8分の停車を利用して補給。駅前はガランとしていました。
 高崎ではまずグリーン券を購入して、座席確保と買い出しに別れましたが、グリーン車の列はかなりのものでした。高崎発車時点でグリーン車は満席。ここでも乾杯。温泉が全て持っていったような旅ではありました。
 さて18きっぷは残り1日分です。
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