2014.09.06(Sat.)
高尾6:14−(427M)→9:05岡谷
岡谷9:08−(3425M)→9:34松本
松本10:24−(1826M)→12:47中津川
中津川13:19−(5734M)→14:09高蔵寺
高蔵寺14:15−(5168H)→15:21岡崎
岡崎15:33−(5522F・快速)→15:56豊橋
豊橋16:00−(3172F)→16:33浜松
浜松16:37−(5452M)→18:53沼津
沼津19:05−(336M)→20:16平塚
平塚20:33−(2810E・快速)→21:49(22:01)池袋
 18きっぷの最後の1日分を使うべく、早朝の出発。高尾駅で待っていたのは211系で、これはまたロングシートか、と思ったのですが、意外なことにセミクロスシート。6両固定編成だとセミクロスなんでしょうか。山登り、という感じの客が多く、ボックスは既に全部埋まって、ひとまず扉横のシートに落ち着きます。
 高尾発車時点では曇っていましたが、大月では晴れ。このあたりから通勤通学らしき客も増えて、立ち客も出てきますが、甲府でかなり下車。ようやくボックス席を確保しましたがすぐ相席に。乗客もかなりな数です。韮崎、長坂で、通勤通学らしき客はかなり下車し、長坂でボックスを占有。小海線の接続がよくない小淵沢でも下車多数。山行らしき客は、これは松本まで行くんでしょうねえ。富士見手前で、「次の富士見からは本日はドアは自動で開きます」との不思議な放送が。ちょっとこのときは意味がわかりませんでした。窓の外に目を向けると、山のところどころに雲がかかり、空もすっかり秋、という感じです。
 上諏訪到着前に、花火大会の案内と、帰りは混雑するからきっぷとチャージは早めに、との案内放送。諏訪湖の花火って、毎年8月15日じゃないかと思ってましたが、新作花火競技大会のほうだったんですね。上諏訪で待っていた飯田線544Mはガラガラで、少し食指が動きますが、そのまま乗車。
 岡谷では、飯田線からの213M〜3425Mが先発するのですが、そちらが先に到着しているはずだし、まあ無理に乗り換えなくてもよいか、と思っていましたが、9:05にこちらが到着したところ、9:04に着いていなければならないはずの列車の姿が見えません。ここで427Mからは山行の客含め大量下車。すぐにここから3425Mとなる213Mがやってきましたが、案外と下車客がいて、方向転換が終わったばかりの2人がけシートの窓側を確保。ただし、6両編成の427Mからの乗客が、3両編成の3425Mに乗り換えたので車内は立ち客も出る状態。ここで3425Mに乗り換えれば松本到着が9:34で、427Mでそのまま行くと9:50。松本で9:37発の長野行き2237Mがありますから、確かに先を急ぐには意味がある訳ですなあ。
 3425Mには、塩尻でもさらに大量乗車があり、松本到着後にはホームが人で一杯。3425Mはすぐに回送されて行きました。
 しばらく駅前へ出たりしてから、10:00くらいに1826Mの車内に。この時点では、車内は閑散としていて、2人掛けシートの右窓側を余裕で確保。ここで朝食、と、0番線ホームのそば屋で特上ざるそば、というのを食べましたが、結構量がありました。この先の兵站を確保して、車内に戻ると、ぼちぼち乗車客が増えてきます。10:17に八王子始発6:30の429Mが着くと、かなりの乗客がこちらに。私の隣も埋まってしまい、ほとんど空席がなくなります。
 1826Mは定刻に松本を発車。上諏訪の花火大会のため、広丘までドアは自動で開きます、というちょっと不思議な放送が。塩尻でも自動で開ければよいようなものですが、これはJR東海の車両だからかどうかはよくわかりません。その塩尻には、ホームにかなりの数の乗客が。あずさ3号とスーパーあずさ5号を受けてのことでしょうが、とにかく2両の車内には立ち客もかなり出てしまいました。ここからはワンマン運転です。
 奈良井でワイドビューしなの8号に追い抜かれるための退避。中仙道奈良井宿の案内板を見ると、U竹氏、O賀氏と、赤沢へ行ったついでに立ち寄ったのは20年以上前(正確には1992年)だっけ、上諏訪で泊まったよなあ、などと少しは昔を思い出します。その奈良井と藪原では意外に下車があり、ちょっと驚きます。藪原の先ですれ違った829MはJR東日本の211系で、ロングシートの車内に立ち客が多数いるのがよく見えました。宮ノ越では交換相手のワイドビューしなの7号の遅れで4分延。次の原野では、383系?の団体臨時とすれ違い。木曽福島で多少乗客が入れ替わり、南木曽手前には徐行区間も。坂下から高校生が大量に乗車して、中津川到着。
 1番線には、以前は”セントラルライナー”として運転されていた313系8000番台の快速・5732Mが待っていましたが、私は駅前へ。目的は駅左手の”にぎわい特産館”のお土産コーナーで、ここでしか売っていない、「栗きんとんめぐり」のセットなどを購入。以前出張で中津川に来たときは廃墟のようなビルでしたが、結構にぎわっていました。
 駅へ戻り、ワイドビューしなの10号を見送ってから5734Mへ。なんとなく、全て快速はセントラルライナーと同じ車両と思い込んでいたので、211系4両×2連の8両編成ロングシートにはがっかりしました。が、考えてみれば以前もセントラルライナー以外はこうだったよなあ、と、少し凹みながら乗車。乗客は増える一方ですが、特に瑞浪、土岐市の乗車が目立ちます。ロングシートでも古虎渓付近の車窓を楽しんでから高蔵寺下車。愛知環状鉄道が目的です。
 愛知環状鉄道のホームには、あまり人もいなければ車両もいなかったので、いったん改札を出て、きっぷを購入し、買い出ししてからホームへ上がると、4両編成の1167Hがやってきました。この岡崎方2両が切り離されて豊橋行き5168Hに。車内はガラガラで、ボックス席を悠々と確保。
 発車して高蔵寺を出るとすぐに中央線と別れて、瀬戸市で名鉄瀬戸線を乗り越すと単線区間。周囲は住宅地と田園風景が混ざっていて、単線区間では、路盤が余って妙な感じです。西側が丘陵地帯で、視界が遮られるのも、全体に平坦な地形だと思っていただけに意外でした。乗降はパラパラとある程度で、愛環梅坪から豊田スタジアムがよく見えてきます。新豊田ではじめて乗車が目立ちました。三河豊田は西は平坦で住宅地、東はトヨタの本社工場という特徴的な立地です。また駅毎に乗客が減ってきましたが、それにしてもボックス席の灰皿の撤去跡?が目立ちます。東側の山なみが近くなったり遠くなったりして、離れていったら岡崎市街地。だんだん乗客が増え、六名手前から車内検札が始まって岡崎に到着。
 岡崎からは快速の5522F。幸い下車が多く、着席は楽。沿線には、すでに稲刈りが終わったところも見受けられます。豊橋で3172Fに乗り換え。こちらはそこそこ空いてますが、隣り合わせた空き座席はなし。新所原からトイレ前のボックスが空いていたのを占有。だんだん曇ってきます。浜松では隣のホームへ移動しての乗り換え。ついにここから覚悟のロングシートです。立ち客も出ていましたから、座れたのでよしとしなければならない状況ではあります。昼酒が回ってきて、うとうとしているうちに、静岡付近では最前まで雨が降っていたような感じ。むしろ天気は怪しくなる一方で、原で下車して温泉に、とも考えていたのですが、国土交通省XバンドMPレーダ雨量情報をチェックするとどうにもあやしい感じで、荷物抱えて片道徒歩15分はさすがになあ、と、とりやめ。案の定、というべきか、沼津到着直前には本降りとなっていました。
 いったん改札を出て、グリーン券買ってから駅弁売り場見るとすでに売り切れ。雨はかなり激しくなっています。まあそれでも飲むかと買い出しして、336Mの発車ホームに戻ると、まだ列車は入線していません。ホームの駅そばに人だかりがしていて、こちらでもよかったか、と思いましたが、営業は19:00まででまさに閉店寸前。すぐに東京方から336Mが入線。18:41着の329Mの単純な折り返しということではないようです。
 ガラガラの2階席に落ち着いて、発車と同時に乾杯。熱海で5分停車。ここでグリーンアテンダントが乗り込んできましたが、考えてみればJR東海のエリア内では乗車していないということのようです。ここで、新小岩でのドア開閉か何かの影響で、横須賀線と総武線の直通運転中止のお知らせが。時間もあるので駅弁探しに行くと、幕の内だけだったので購入見送り。小田原でも5分停車。隣のホームには、3770M・快速アクティーが待っていて、こちらに乗り継ぐ客も数名。私はそのまま平塚まで行って湘南新宿ラインに乗り継ぎ。時間があるので改札外へ出て、駅ビルでカツサンド買って酒も補充。平塚始発の2810Eに落ち着いて、あとはのんびり帰るだけ、だったのですが、蕨駅付近での人身事故の影響で京浜東北線や東北線、高崎線が停止との情報。ただ、2810Eが付近を通る頃には運転再開見込みのため影響なし、とのアナウンスで、のんびりしているうちに、雨が降っている大崎手前で信号待ち。復旧が遅れているようで、どうもこの2810Eが池袋から先の復旧後最初の列車になりそうな感じです。そのためか、大崎でも少し停車し、隣のホームに埼京線の2105Fが入って来たのを待って、こちらが先に、10分遅れの21:40に発車。新宿でも信号待ちが入り、新宿発は21:55。
 最後は少し遅れが出ましたが、18きっぷは無事使い切り、となりました。
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