2014.08.07(Thu.)
東京7:33−(503A・ひかり503号)→9:45米原
米原9:59−(71)→10:10彦根
彦根12:02−(70)→12:12米原
米原12:24−(641A・こだま641号)→12:44京都
京都12:48−(467A・ひかり467号)→13:42姫路
姫路駅14:00−(神姫バス)→14:04姫路城大手門前
姫路城大手門前15:08(15:10)−(神姫バス)→15:16姫路駅
姫路16:51−(567A・さくら567号)→17:11岡山
岡山17:35−(21D・特急・しおかぜ21号)→18:56伊予三島
 雅人を連れて帰省。道中、夏休みの自由研究の実地調査をやりながら、というよくわからない状況です。自由研究が「現存12天守」だから、ついでに見てくる、というだけのことなんですが。
 とにかく早起きして、東京駅へ。時間がギリギリになった場合を考えて、”ひかり503号”の指定席を取っていましたが、これが16号車10番BCという条件のよろしくない席で、入線前に余裕もって到着したことから自由席に変更。こちらは4号車10番DEですから条件として比較になりません。楽勝で着席。さすがに東京発車時点ではDE席側には誰か座っており、ABC席側もほぼ誰かが座っている状況でした。品川でほぼ満席となったのは織り込み済みとして、乗車の方が多い新横浜と小田原で、そもそも下車客がいたのがちょっとした驚きでした。
 雅人は朝早い出発だったためか、外を見ながら1時間ほど熟睡。N700系なので、窓側に電源があるのがありがたいところ。米原で私達含めて大量下車。そのため、階段や乗換改札が大変な混雑。逆に新幹線側へ向かっても、9:44に富山からの4M・特急”しらさぎ4号”、9:45に大垣からの211F、9:47に姫路からの3418M・新快速、と、立て続けに到着したためもあったでしょうが、かなりな混雑でした。
 10:00発の755Tで彦根へ向かってもよかったのですが、途中下車してきっぷを買うつもりだったため、どうせならと近江鉄道を利用することに。発売していたきっぷが硬券だったのには驚きました。単行の電車は、東海道線と別れてトコトコと走り、フジテック前、鳥居本と、間に2駅挟んで、トンネルをくぐって彦根へ。米原−彦根間の東海道本線にはトンネルはないし、途中駅もないので新鮮です。
 彦根駅でコインロッカーに荷物を入れてから、徒歩で彦根城へ。駅前からは実に近いですが、さすがに暑いです。彦根城天守閣への入場券を買い、とりあえずのお目当ては天守閣見学……ではなく、ひこにゃん。この日の登場スケジュールの1回目が10:30-11:00の本丸(天守前)であり、この後の13:30と15:00の回では後のスケジュールに響くので早起きした次第。ひこにゃんは、ゆる〜くパフォーマンスをし、給水タイムも取っていました。
 雅人には初めての現存天守であり、私も彦根城は初めて。本丸まで来ると琵琶湖の景色もよく、思っていたよりこじんまりとした天守閣からの眺めもよかったです。雅人は、天秤櫓の石垣の積み方が、左右で違う(修復時の積み方が違う)ことや、狭間の形状に興味を持ったようでした。
 彦根城を出て、どこかで昼食でももちろんよかったのですが、雅人の希望により、米原で駅弁を買うことに。彦根11:48発の3440M・新快速が出た直後で,次は12:13発の744Tまで列車が開くことから、またまた近江鉄道に乗車。今度は2両つないでいましたが、行きと同様にガラガラ。考えてみれば、近江鉄道への乗車はほぼ30年ぶりくらいですが、そのとき乗車したのが貴生川−水口石橋間のみですから、本線の両端しか乗車していない訳です。
 新幹線ホームで雅人は”鶏めし”を、私は”近江牛としょいめし”という駅弁を選んで、”こだま641号”に乗車。さすがにガラガラ。駅弁食べるのに手間取るようなら新大阪まで行くか、と思ったのですが、さすがにお腹が空いていたのか雅人の食べっぷりもよく、京都到着前に楽に食べ終わっていたので、京都で”ひかり467号”に乗り継いで姫路へ。”こだま641号”も”ひかり467号”も700系で電源はなし。
 姫路でも荷物はコインロッカーへ預けて、しかし距離はともかく暑くてたまらないので、バスを利用することに。駅前バスターミナルにちょうどいた、”姫路城ループバス”に乗って姫路城大手門前へ。クレーンとともに見えた修築済みの姫路城天守閣は、巷間言われている通り、「白い」としか言いようがありません。天守閣自体の修築は終わっても、2015.03.27に見学が再開されるまでは、見学はできません。規模はさすがに大きく、私には多分40年ぶりくらいの姫路城ですが、西の丸と化粧櫓だけでもかなりな距離です。「官兵衛の歴史館」となっている「リの一渡櫓」等も見て、またバスで姫路駅へ。さすがに暑いので、ピオレ姫路という駅ビルのココノハカフェでかき氷食べて休憩。雅人はマンゴーヨーグルト、私はロイヤルミルクティーと、まあかき氷らしからぬ選択ではあります。
 姫路からは”さくら567号”で岡山へ。九州新幹線車両は初乗車。座席はそこそこ埋まっていましたが、2つ並んで空いたシートを見つけて着席。岡山で”しおかぜ21号”に乗り継ぎ。宇和島行きのためディーゼルカー2000系、つまり、いわゆるアンパンマン列車で、8000系電車とは異なり、3両目が指定席ではなく自由席となっていて、そのためかどうか、3両目前扉側に2人が並んでいただけ。着席は余裕でした。岡山発車時点でも、座るだけなら問題ない程度の混み具合でした。
 児島駅のホームから左手に大槌島を見て、夕暮れの瀬戸大橋を渡るといきなり激しい雨。ところがこれが多度津では降った形跡すらなく、台風11号の影響というよりは、ごく局所的な夕立だったのかもしれません。ちょうど、伊予三島で下車した後、19:00がこの日の日没時刻でした。都内よりも1時間くらいは日没が遅い感じですね。
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