2013.11.29(Fri.)-12.01(Sun.)
2013.11.29(Fri.)
東京18:36−(4389B・はやて389号)→20:23仙台

2013.11.30(Sat.)
仙台8:58−(4101B・はやて101号)→9:37一ノ関
一ノ関9:46−(9561M・平泉リレー号)→9:56平泉
平泉12:28−(1536M)→12:37一ノ関
一ノ関12:46−(534M)→13:33小牛田
小牛田13:37−(2564M)→13:57(14:02)松島
松島港(松島中央観光桟橋)15:00−(丸文松島汽船)→15:50塩釜港(マリンゲート塩釜)
本塩釜18:42−(3838S・快速)→18:58仙台

2013.12.01(Sun.)
仙台11:52−(827M)→12:59山寺
山寺15:44−(829M)→16:05山形
山形16:18−(150M・つばさ150号)→18:58上野
 家族で東北旅行に出かけてきました。
 スタートは東京駅。あまり時刻表をきちんとチェックしてなかったので、ホームに上がってから気がついたのですが、この日の”はやて389号”は、E5系での運用でした。乗ってみて思いましたが、普通車でもちょっと高級感がありますねえ。
 大宮からはノンストップで仙台へ。そのせいもあって速く感じました。仙台駅からは宿泊先の三井ガーデンホテル仙台へタクシーで。ワンメーターでした。夕食に牛タン焼専門店 司虎横店へ行くと、松坂桃李さんのサインの入った映画ポスターが貼ってありましたが、この日は柴田理恵さんが後で入ってきて、楽天の銀次選手が食事していたんだとか。
 翌朝は、仙台駅まで地下鉄を1区間使いましたが、タクシー1メーターの方が安いという結果でした。朝食買って、新幹線ホームへ…と思ったら、準備していた”週末パス”+自由席特急券の組み合わせが自動改札を通らない、という事態が発生。”週末パス”の東北新幹線での乗降区間の北限がくりこま高原駅なのに、自由席特急券が一ノ関までだった、というのが問題だったようで、これは車内で購入すると説明して有人改札からホームへ。ところが乗車予定の”はやて101号”は全車指定席で、さて自由席で乗れるのかどうか。改札へ確認に行くと、仙台からは自由席券で空いている席に座ってよいとのことで、一安心。帰って調べ直すと、これは仙台−盛岡間に停車駅のある”はやて”号の特例措置のようでした。
 さて、まあこのあたりか、と8号車に乗り込んだ”はやて101号”には、予想通り仙台で結構座席が空いたので、無事に着席して朝食。食べ終わったところで9号車グリーン車の車掌室へ行って、くりこま高原→平泉の乗車券を買ったのですが、「別に切らなくてもいいよね」ということで発券されたのがこれ。何だか妙な感じではあります。この後、車内販売が回ってきたものの、コーヒー飲む時間はなくて断念。
 一ノ関では”はやて101号”からかなりの下車。ここでの下車客と、大船渡線329D や、東北本線9561M”平泉リレー号”への乗り継ぎ客の方が多かったようでした。”ドラゴンレール大船渡線”のステッカーが貼ってある329Dの方が、1530M折り返しで、やはり”世界遺産 平泉”のステッカーが貼ってある9561M”平泉リレー号”よりも車内設備は上という感じです。正直、何か別の車両が臨時で走るのかと期待していたのでちとがっかり。
 平泉まではすぐで、ここでやはり大量下車。私達もここで下車して、タクシーで中尊寺へ。目的は当然、金色堂ですが、途中の休憩スペース?では、東北本線と北上川が寒々と見え、立ち寄った本堂では結婚式の最中でした。宝物殿をゆっくり見てから金色堂へ。おそらく、私は平成に入ってすぐ、つまり、現在の金色堂保存施設(新覆堂)ができてすぐに一度見ているのですが、そのときは8月だったこともあってか人が一杯だったのに、さすがに今日はすいぶんと空いていて、ゆっくりみられたのは何よりでした。
 かなり時間をかけた中尊寺を出てから、やはりタクシーで今度は毛越寺へ。中尊寺に比べるとガラガラですが、ここでは庭園を少し見て、本堂にお参りしてから徒歩で平泉駅へ。
 平泉からは1536Mで一ノ関へ。新幹線乗り継ぎも考慮したのですが、次の目的地は松島なので、”やまびこ56号”で仙台まで戻ってから向かっても、結局このまま東北本線で向かっても大差ないので、534M乗り継ぎを選択。私はホームの駅そばで昼を済ませましたが、家族は駅弁を買って、534Mへ。車内はロングシートなのが残念ですが、結構空いています。石越で”くりはら田園鉄道”の廃線跡を眺め、梅ケ沢付近で、稲刈り後の田んぼに白鳥らしき鳥がいて、これが果たして白鳥かどうか議論になりましたが、新田駅手前で見える伊豆沼にはかなり白鳥がいましたからねえ。やはりあれは白鳥だったと思うのですが。
 小牛田到着。隣にいた、石巻線1637Dの派手な塗装を横目に、跨線橋渡って2564Mに乗り継ぎ。またまたロングシートで、今日は朝から新幹線以外全てロングシートです。鹿島台駅手前で、緊急停止信号で停車。何かと思いましたが、すぐ先の踏切での信号がどうかしたとかで、鹿島台駅の仙台寄りの踏切だったようですが、さて何だったんでしょうか。5分程遅れて松島到着。
 ここからタクシーで瑞巌寺へ。雅人が「松島は牡鹿半島にあるのか」等ととんでもないことをいい出したためかどうか(これ、午前中も訂正したんだがな)、タクシーは「近くでは一番景色がいい」という、新富山展望台に回ってくれました。なるほど、景色はいい感じです(1, 2)。タクシーはもう一週前ならきれいだったろうなあ、と思われる紅葉の場所を回り込んで、瑞巌寺の参道横へ到着。ただ、時間がそれほどにはなかったことと、本堂が修復工事中(代わりに見られるものはありますが)だったので、隣の円通院へ。ここもまだ少し、紅葉が残っていました。
 歩いて遊覧船の乗り場へ。松島へ戻ることにするか塩釜へ抜けるか、少し考えましたが、「松島へ戻るのは基本的に宿泊者」という売り場の方の意見もあり、塩釜港行きに乗船。松島へ戻る船はかなり混雑していましたが、こちらはガラガラだったので、選択は正解だったんじゃないでしょうか。
 マリンゲート塩釜から歩いて、道々ずいぶんと句碑が多いなあ、と思っていたら、『塩竈百人一首』というものだったようです。荻原醸造という店舗の横に津波到達の碑が。ここまで津波が来ていたんですね…。そこからほんの少しで鹽竈神社表参道。高校野球部が石段を上り下りしながらトレーニングしていましたが、石段を上がった頃にはもう真っ暗。
 参拝を済ませて、東参道から降り、折角塩竈へ来たんだからと牛タンにこだわる雅人を説得してすし哲へ。本当に軽くつまんだだけですが、確かに美味しかったです。まあ値段もそれなりでしたが。イルミネーションが駅前に点灯する本塩釜駅から快速で仙台へ。仙台駅からホテルへはタクシーで、と思いましたが、運転手によればカーナビの画面を指してかなり混雑しているとのことだったので(実際画面上ではその通り)、歩いてホテルへ。夜食は近くの”亜門”という個室居酒屋へ。雅人は牛タンにありついてご満悦。
 明けて12月1日、朝食はホテル近くのマクドナルドで。ホテルに戻ってチェックアウトの後、タクシーで仙台城跡へ。大手門隅櫓の前でタクシー下車。ここから車で上がれるものだと思っていたのですが、東日本大震災で石垣の一部が崩れており、車両は通行止めになっていました。伊達政宗騎馬像のある、本丸まで上がり、タクシー乗り場でタクシーに乗って仙台駅へ。途中、石垣の石をバラバラにして番号振って組み直しているところを通過しました。
 仙台駅ではお土産と自宅用とおやつの”ずんだ餅”買ってから、山形行き827Mに乗車。電車は走るにしたがい、座席も空いてきて、子供達はおやつの”ずんだ餅”にありつきます。愛子を過ぎると車内はガラガラ。冬枯れの風景で、面白山高原付近ではところどころに残雪が。
 山寺で下車。目的地は当然ながら立石寺で、奥之院まで登ることに。
 登ってしまえばさすがにかなり高い位置でしたが、冬期に入ったこととて、奥之院は閉山中。五大堂からは遥か下に山寺駅が見えました。ここまで超望遠でもかついで登って、仙山線の電車でも撮れば面白いかもしれませんが、まあ同じこと考える向きも結構いらっしゃるようで
 下まで降りて、”対面石”という店で蕎麦の昼食。”ずんだ餅”もしっかり食べて、山寺から山形へ。山形からは新幹線の指定が取れず、1本待つかどうか悩みましたが、結局新庄からの”つばさ150号”に乗車。固まって座ることはできませんでしたが、それぞれ空席を見つけて着席。車販に”峠の力餅”があったのでつい購入。
 雅人のリクエストで上野下車。なんか、新幹線駅の乗り換えコンコースがガランとした感じがありますねえ。”峠の力餅”は自宅で開けましたが、なんか以前より餅の大きさが大きくなったような。仙台ベースの東北観光としては、まあ大どころには行った感じですかねえ。
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