2010.08.18(Wed.)-19(Thu.)
岡本17:14−(50)→17:36(17:37)瓦町
瓦町17:52−(1071)→18:24(18:25)琴電志度
志度18:54−(4366D)→19:34高松
高松21:26−(5032M・特急・サンライズ瀬戸)→7:08東京
 四国から戻るにあたり、まずは高松空港へ。カミさんと理紗子を送ってから、雅人と私は別行動。雅人が”サンライズ瀬戸”に昨年から乗りたがっていたのに対し、カミさんが軽く「来年乗せてあげる」と言ってしまったため、私はいわゆる”10時打ち”に行くハメになったのでした。それでも、ツインは取れなかったのですが。
 さて、雅人と私は、高松空港でカミさんと理紗子と別れ、ことでん岡本駅へ送ってもらいました。しばらく待っていると、やって来た列車は、映画「きな子」にタイアップして、塗り直した2両編成。さすがに12年前とはずいぶん車両自体も変わっています。
 瓦町で下車して、大町行を見送ってから、琴電志度行に乗車。塩屋を出てから海岸線ギリギリを走って、琴電志度に到着。電車はすぐに折り返したし、そのまま戻るのも芸がないかと考えて、すぐ近くの志度駅から高松駅へ出ることに。
 志度駅では、1人だけいた女性駅員がもう窓口を閉める準備をしていたので、勤務時間を聞いてみると18:40までの勤務とのこと。なんとはなしに、高速道路無料化の影響を考えてしまいました。まあ時間もあるし、ということで、在来線経由の東京都区内までの乗車券を購入。
 薄暗い橋上駅舎にいても仕方ないのでホームへ降りると、ちょうど夕凪でこれがまた暑い。ようやくやってきた列車は単行ですが、座席が確保できてエアコンが効いていたのは何よりでした。列車は屋島でのんびりと10分停車して、高松へ。
 とりあえずコインロッカーに荷物を預けて、本来なら高松築港から電車で行くつもりだったのですが、時間が少なくなって来たので、タクシーで片原町駅へ。ちょうど帰省中に購入した四国のガイドブックに、寺岡商店という餃子の店の高松片原町店というのが載っていたので、雅人の希望が餃子だったということもあり、そこへ夕食に。後で調べたら、池袋サンシャインの餃子スタジアムにも出店している店のようですね。餃子を美味しく頂いて、店の近くに銭湯があることは確認していたのですが、一応場所を聞いてみると、2軒隣にある銭湯がなんと改装のため休業中。「こっちへ向けて5分くらい歩いたら左手にあるよ、でも閉まってたらごめんね」という別の銭湯を探してみたのですが、結局見つけられず。帰宅後確認したところでは、どうやらもっと早く左に曲がらなければいけなかったみたい。途中で諦めて戻りはじめたところにタクシーが来たので、高松駅へ。
 ”サンライズ瀬戸”の入線時間を駅員に確認すると、案外すぐだったので、コインロッカーから荷物を出して、ホームへ。実際にすぐに列車が回送されてきたので、指定された13号車の1号室へ。ドアを開けてみれば、なんやらいきなり2段ベッドでかつ2段ベッドしかなく、喫煙車だったためもあり(これは、私が全車両禁煙と思い込んでいたので購入時にいちいち禁煙車と言わなかったこともある)、ややタバコの匂いが気になったのですが、入線時から盛り上がっていた雅人は大喜び。買い出しを済ませて、とりあえずシャワーでも浴びるか、と、車掌を捕まえてシャワーカード購入。シャワーを浴びているとき、雅人によれば、「もうシャワー浴びてる人がいる」との声が聞こえていたそうです。まだ発車前でしたからね。
 さっぱりして、ちょうどシャワー室から出たあたりで発車。ロビースペースで少しくつろいでから個室へ戻りましたが、雅人はまだまだ寝そうにありません。上段にも登りたがったので登らせてみたところ、これがまた大喜び。ただ、上段で寝かせるわけにはいかないので、しばらくしてから下段に戻して、岡山を過ぎたら就寝、と申し渡し、その岡山を過ぎて消灯したら、案外あっさり寝付きました。
 私は雅人の寝相確認の傍ら、缶チューハイをゆっくり飲んで、姫路過ぎたしさて寝るか、とウトウトしかかったところで三ノ宮駅。ここで乗客が結構あり、やや通路が騒がしかったのですが、最低なことにちょうど個室の前に立っていた女性客が、よりによってドアハンドルをガチャガチャやりやがる、という展開。上段から内側からのロック外してドア開けたら驚いていて、「何か御用ですか?」と聞くとさすがに謝ってきましたが、まったく。一瞬、私が部屋番号間違えてたかどうかの確認までしてしまいました。
 そんなこんなで寝られなくなり、結局、米原の運転停車を過ぎ、多分少し寝たのは大垣を過ぎたあたりで、静岡での停車中に目が覚めて、沼津過ぎてまた少し寝て、大船くらいで起きた感じでしょうか。その間、何回か落っこちかけてた雅人をベッドに引き上げたりしてましたが、それでも1度ベッドからずり落ちてました。まあ、カバンをベッド横に置いてあったこともあり、自力で這い上がっていましたが。
 横浜到着で雅人を起こし、上段に上げてやるとまた大喜び。すでに通勤時間帯の東京到着。雅人は最後まで上機嫌でした。
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