2005.04.02(Sat.)-2005.04.04(Mon.)
2005.04.02(Sat.)
新宿11:00−(特急・15M・スーパーあずさ15号)→12:29甲府
2005.04.04(Mon.)
甲府12:27−(特急・3010M・かいじ110号)→14:06新宿
 家族旅行に出かけてました。まあ、近況報告みたいなものです。
 今年も出かけた先はカミさんの希望で温泉、場所は、昨年は2泊続けての予約ができなかった甲府・湯村温泉の常磐ホテルにしました。故・山口瞳氏の作品にもよく出てきますので、ここは行く前から実に楽しみでした。
 スーパーあずさは念のため指定席を取ったのですが、「土曜なので多分空いているだろう」と思ったらその通りではありました。で、空いている席に子供も座らせてゆったり構えていたら、「自由席では構わないが指定席では指定席料金を頂きます」旨の車内放送があり、さらに検札に来た車掌からも注意を受けました。まあ、筋としてはそりゃそうですがね。おかげでデッキへ雅人を抱っこして立ってみたり、結構忙しいことになりました。おまけに、高速走行時の振子で酔ったのか、カミさんが少々気分が悪くなってしまいました。
 そんなこんなで甲府到着。東京より暖かいくらいです。甲府駅北口からタクシーでホテルへ。ホテルの中庭では披露宴の真っ最中でした。一旦荷物を置いて食事に出て戻ると、余興(?)でカポエラ(カポエイラ)が披露されていました。故・中島らも氏の著作で名前だけは聞いていましたが、確かにダンスというか武術というか、という感じでしたね。初めて見ました。国際結婚で、カポエラが披露されていましたから、新郎がブラジル人ってことなんですかね。さすがにそこまではわかりませんが。
 温泉はそんなに暑くなく、ゆったりと浸かれていい感じです。U竹さんから話を聞いていましたが、従業員手作りの館内案内図もあり、これはなるほどです。故・山口瞳氏ゆかりの”花梨の木”は、中庭ではなく、離れの前だったのがやや意外でした。天皇皇后両陛下のご宿泊の写真なども多く、さすがの格式と思いました。食事も質量ともに十分で、確かにここはリピーターが増えそうなところです。
 翌日、取りかたづけられた中庭を見下ろしましたが、さすがに広いですねえ。朝食後、甲府駅前へ出て、レンタカーを借りてまずは昇仙峡へ。時期が少し早く、花なんぞ全くありませんでしたがおかげで空いてました。それでも団体観光バスもかなり来ていましたから、まあ1泊2日で立ち寄る場所なんでしょうかねえ。水晶やら何やら、石を売っていて理紗子が欲しがるので買いましたが、これはとてもうれしそうでした。
 昼食に蕎麦を食べてから、甲府南インター近くでいちご狩りに。入場料タダの雅人がエライ勢いで一番食べていました。その後、カミさんの希望で宝石博物館に立ち寄りましたが、館内の展示がちょうど迷路状になっていたためか、雅人が喜んで歩き回ってました。私には、2Fにあった、全国各地の鉱山の鉱石の展示が面白かったです。レンタカーを返してからホテルへ。予約していた貸切露天風呂は、雨が降りだしてしまいあきらめました。この夜はずいぶんと雷が鳴っていました。
 翌朝は晴れてはいましたが温度がかなり下がり、少し肌寒いくらいでした。チェックアウト後、荷物を預かってもらってから庭を散歩。その後喫茶室でお茶
 ”かいじ”号はグリーンを取っていましたが、往路のことがあるので、あらかじめ車掌にお伺い立ててみると、「多分空いていますからどうぞ」とのことで一安心。おかげでゆったりと帰ることができました。
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